今日の中国ニュース(2020年6月10日分)

【第689回・特別版】メルケル媚中演説の衝撃 « 今週の直言 « 公益財団法人 国家基本問題研究所

 7月からの欧州連合EU)議長国就任を前に、メルケル・ドイツ首相が5月末に行った外交安全保障演説は耳を疑うものだった。
 メルケル氏はこの中で、「EUは今世紀の重要なプレーヤーの一員である中国との協力関係を積極的に構築することに戦略的な利益を有している」と宣言。その上で、「EUと中国の将来の関係は、単に通商の拡大や儀礼的な関係の維持管理にとどまってはならない。われわれ欧州人は、現在の国際構造の中で指導的な地位に就こうという中国の断固たる決意を認識しなければならない。否、認識するだけではなく、こうした挑戦を自覚的に受け入れなければならない」とまで踏み込んだ。

 国基研がメルケルと中国を敵視していること「だけ」は分かりますがそれ以上のことはよく分かりません。まあ確かにメルケルは国基研のような「異常な反中国」ではないでしょうが別に「中国に媚びてる」ということもないでしょう。


◆I濱Y子ツイートにコメント

I濱Y子がツイート
日米欧「反中」議員連盟発足、中国の「切り離し」を呼びかけ | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 チベットキチガイ・I濱先生のアンチ中国ぶりには改めて吹き出しましたがせっかくなので日米欧「反中」議員連盟発足、中国の「切り離し」を呼びかけ | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトを見てみましたが、はっきり言って「がっかり(?)」しました。
 何せ出てくる政治家が皆「中国から自国の国益を守る!」と抽象的なことを言うだけで具体的に中国相手に何をしたいのかさっぱりわからない。
 また

 公式サイトによれば、IPAC(中国に関する列国議会同盟)は「民主主義国と中国の交渉のあり方の改革に向けて」働くために設立された。アメリカからは共和党保守派のマルコ・ルビオ上院議員らが参加。他にもオーストラリアやカナダ、日本、ドイツ、スウェーデンノルウェーの国会議員や欧州議会の議員らが名を連ねる。

と書きながら一体「何という日本の国会議員が参加したのか」も書いていません。

【追記】
 「IPAC」「中国に関する列国議会同盟」でググってヒットした法輪功機関誌・大紀元日本など8カ国、対中包囲網を構築「孤軍奮闘の現状を変える」を信じれば、IPACとやらに参加した日本の国会議員とは中谷元*1山尾志桜里(元民進党政調会長)だそうです。
 そして山尾本人の書いた文章#IPAC参加によせてのメッセージ/山尾志桜里|山尾志桜里|notehttps://twitter.com/ShioriYamao/status/1268695907991580672に寄れば、「IPAC日本支部・共同代表=山尾と中谷(共同代表も何もIPAC日本支部メンバーは現時点では彼ら二人だけのようですが)」だそうです。
 しかし中谷と「反中国団体でトゥギャザー」とは「山尾の自民入党・下準備」でしょうか?。既に細野*2など自民に駆け込んだ旧民主党議員は「珍しくない」ので仮にそうでも「怒りは覚えても」全然驚きませんがもしそうならまあ民進党政調会長まで務めた人間が随分と無様なもんです。
 それにしても「中谷」とは意外です。下村とか「もっと悪名高い反中国の連中」が入るかと思っていました。てよく考えたら今の下村は自民党選対委員長でしたね(苦笑)。

*1:小泉内閣防衛庁長官、第三次安倍内閣防衛相など歴任

*2:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任