今日の産経ニュースほか(2020年9月28日分)

リベラル21 行政エリートと教育現場のゆきちがいについて阿部治平

 今日の教育の閉塞状況を打破するために、前川氏や寺脇氏など教育界に影響力を持つ人たちには、あらためて具体的かつ現実的な提案をしてもらいたいと思う。これは元高校教員の、切なる願いである。(この稿はかつての同僚4人の協力による*1。反論を期待したい)

 前川氏や寺脇氏に直接意見書(?)を渡して「恐縮ですが、ご意見をお聞きしたい」つうならまだしも、「朝日、読売、毎日」のようなマスコミでも無い、たかが「世間的に全く無名のサイト」「社会的影響力ほとんど皆無のサイト」リベラル21に記事をアップしただけで「反論を期待したい」とは「おい、阿部、どんだけ思い上がってるんだよ、手前!」ですよねえ。ぶっちゃけ、前川氏や寺脇氏がこの記事に気づかない可能性も高いでしょうに。
 まあ、阿部に限らずリベラル21の連中(田畑光永でアレ、半澤健市であれ、誰でアレ)の文章には何か『自分らはすごいことやってる』ような思い上がりを感じますが。たかが「世間的に全く無名のサイト」「社会的影響力ほとんど皆無のサイト」に「大して有名でもないし、社会的影響力も無い連中」が記事をアップした程度でよくそこまで思い上がれるもんだとある意味感心します。もちろん、褒めていません。むしろ『阿部を含むリベラル21の老害連中』には「どうしようも無いバカだな」と軽蔑し呆れています。
 というか、前川氏や寺脇氏(現在、京都芸術大学教授)にどんだけ「重い責任背負わせてるんだ」て話ですよねえ。文科官僚時代ならともかく今の彼らは「教育評論家のワンオブゼム」にすぎません。
 そして彼らに「俺たちの意見を反映した上で、より具体的で現実的な案を作ってくれ」て「お前ら、何様なんだよ?」て話ですよねえ。
 別にそんなことをする義理は寺脇氏にも前川氏にもない。
 彼らからすれば「我々の意見もたたき台にしてあなた方があるべき教育論をつくってはどうですか?。別にあなた方の要望に応えないといけない義務は我々には無いですが?」「我々は我々の考えを述べるだけの話ですが?」て話でしょう。
 そもそも「自称・教育の専門家のお前ら(元高校教師)がつくればいいだろ。どんだけ思い上がってるんだよ。言いたい放題抜かして後はお任せかよ。お前ら本当に態度がでかい上に無能なんだな。何、阿部と阿部の元同僚(阿部の類友)みたいな長野の田舎教師ってそんなバカばかりなの?」て話ですよね。
 というと『無駄にプライドが高いらしい』阿部と類友は怒り出すのでしょうが。
 いや俺は「阿部」や「阿部の類友」が大嫌いなので連中に嫌われようとも「むしろ栄光」ですが。
 まあ、「寺脇さん、前川さん、恐縮ですが、一緒にあるべき教育施策を考えませんか」ならまだしもなんで阿部の馬鹿野郎は命令口調なのか。
 「図に乗ってんじゃねえよ、ジジイ。何様だ、手前。老い先短い老害は世間に害悪を垂れ流さずにとっととくたばれ」とリベラル21のジジイ連中共々、「阿部」と「阿部の元同僚(阿部の類友)」には殺意すら感じますね(それぐらい腹立たしいと言うだけであって勿論殺害予告ではありません)。


渋沢栄一の知られざる一面 斎藤 禎(国基研理事) « 国基研ろんだん 国基研ろんだん « 公益財団法人 国家基本問題研究所

 『大君の通貨*2』など歴史・時代小説をものした佐藤雅美*3は、こう書いている。
慶喜は自己を飾ることと責任を回避することに終始した卑怯者である。世にこれほどの卑怯者は珍しい。萩野博士以下もそんな慶喜の伝記を執筆することになってさぞや頭を痛めたのに違いないのだが、最後の最後まで筆を枉げなかった。慶喜を庇わなかった。たんたんと事実を事実として記述した。結果として『徳川慶喜公伝』は非の打ち所のない歴史書に仕上がっている。」(佐藤『覚悟の人:小栗上野介忠順伝*4』)

 おそらく「鳥羽伏見の戦いの最中に、慶喜が(部下を見すてて?)大阪城から一人で勝手に江戸へ撤退したこと」への悪口でしょう。
 確かにあの一件は非常に評判が悪いですが、また随分と手厳しい徳川慶喜評価です(明治新政府によって死刑にされた小栗を英雄として描き出した小説での記述ならある意味「自然」でしょうが)。この慶喜評価が適切なのかどうかは知りませんがそれはさておき。
 我々は現在

自己を飾ることと責任を回避することに終始した卑怯者である。世にこれほどの卑怯者は珍しい。

といって何ら差し支えない卑怯者「安倍晋三」を知っています。安倍の場合、「有能だったという慶喜」と違い、無能だから「なお酷い」。
 また「江戸へ撤退」は卑怯かもしれませんが、俺の知る限り、慶喜には「モリカケ」「桜を見る会」のような「公私混同」はないと思います。
 嘆かわしいことにその「自己を飾ることと責任を回避することに終始した卑怯者」が「戦後最長の政権」を実現したわけですが。それにしてもこの慶喜酷評を好意的に紹介する国基研の連中に「安倍晋三の方がよほど慶喜より卑怯者だと思いますよ。つうか安倍ほどの卑怯者も珍しい」といったら、むきになって「安倍前首相のどこが卑怯だ!」と言い出すんでしょうねえ。


【正論】新政権発足で問われる憲法改正 駒沢大学名誉教授・西修 - 産経ニュース

 国民民主党玉木雄一郎代表は、9月15日の結党大会で「私たちは憲法審査会の審議を拒否することはない。国会での議論を牽引(けんいん)していく」ことを強調し、「年内には時代を先取る憲法改正案を世に問いたい」と述べた。玉木氏は、独自の改正案を考えているようで、興味が引かれる。

 玉木一派に「自民二軍としての活躍を期待する産経」ですが、そもそも「立憲民主党と国民民主党が統合する以前」の「国民民主党代表としての玉木がもっと政治力があった頃ですら」、立憲民主にお株を奪われて、ろくに何もできなかったのだから、今後産経の期待するような動きは玉木にはできないと見るべきでしょう。
 自民も「大阪限定とは言え一定の支持率を持つ維新」ならともかく
1)「最大与党・自民」「最大野党・立憲民主」どころか維新、共産、公明、社民の支持率を下回り、
2)また「立憲民主、国民民主合同」に反対したものの、「ほとんどの国民民主所属議員が玉木の元を去り立憲民主入りし、玉木の国民民主参加議員は一部にとどまった」無能な玉木などにろくに期待もしてないでしょう。
 「いずれは玉木は行き詰まり、維新入りするか、自民入りするかどっちかだろう」位にしか見てないでしょう。

 憲法審査会に否定的な立場をとってきた政党がいかなる態度をとるのか。立憲民主党枝野幸男代表は、「安倍晋三首相のもとでの憲法改正を絶対に阻止する」と公言し、実際、憲法審査会における審議阻止の主役を演じてきた。
 安倍首相が去ったあと、審議に参加するのか。党の代表選挙に立候補した国民民主党所属だった泉健太氏は「提案型の野党第一党をめざす」と主唱していた。同氏を政調会長に据えた枝野氏が憲法審査会といかに向き合うのか。

 「安倍首相が去った」といったところで、
1)首相の菅は「安倍内閣官房長官」という安倍の側近で「安倍政治継承」を宣言し
2)

【安倍政権時代からの留任:あいうえお順】
「赤羽国交相」「麻生副総理・財務相」「梶山経産相」「二階幹事長」「萩生田文科相」「橋本五輪相」「茂木外相」
【安倍政権時代からの横滑り:あいうえお順】
「加藤官房長官(第4次安倍第2次改造内閣厚労相)」「河野行革相(第4次安倍第2次改造内閣防衛相)」「下村政調会長(選対委員長(第二次安倍総裁時代))」「武田総務相(第4次安倍第2次改造内閣国家公安委員長)」
【再任:あいうえお順】
「小此木国家公安委員長(第4次安倍内閣国家公安委員長)」「上川法相(第4次安倍内閣法相)」「田村厚労相(第2次安倍内閣厚労相)」

など菅政権での閣僚、自民党三役のメンバーは安倍政権時代と大幅にかぶっており
3)そのため枝野も「安倍首相なき安倍政権にすぎない」と評価してるのだから改憲問題について、安倍政権時代と同様の態度であろう事は容易に予想がつきます。これが岸田首相や石破首相で、閣僚、自民党三役メンバーも安倍時代と大幅に変われば話は別かもしれませんが。 
 なお、泉を政調会長に据えたことには俺的には不満がありますが、とはいえ、「玉木の第二自民路線」が失敗したが故に立民と統合した以上、「共産との共闘路線否定」につながる改憲路線など泉も「少なくとも当面は」封印せざるを得ないでしょう。

「護憲」を唱え、「憲法審査会を動かさない」と明言している共産党は、本来、天皇の存在に反対するなど、護憲の主張が欺瞞(ぎまん)的であることを、多くの国民は見透かしている。

 共産党の護憲はあくまでも「平和主義(憲法九条)」「政教分離」などの「擁護」であり「天皇制の擁護」ではないので欺瞞でも何でもない。むしろ「改憲の対象」から当然のように「天皇制廃止」の選択肢を否定している産経らウヨの方がよほど欺瞞でしょう。
 また天皇制は憲法の「平等主義」と矛盾する代物であり、むしろ「護憲=平等主義の徹底」と理解すれば、天皇制廃止こそが「護憲的」と評価することも可能でしょう。

*1:「同僚4人が協力してこの程度の無内容、無価値な文章なんだ。老害は黙ってればいいのに』と心底呆れます。

*2:2003年、文春文庫

*3:1941~2019年。『週刊ポスト』記者、『週刊サンケイ』記者等を経て、歴史小説家。著書『薩摩藩経済官僚:回天資金を作った幕末テクノクラート』(1989年、講談社文庫)、『幕末「住友」参謀:広瀬宰平の経営戦略』(1990年、講談社文庫)、『主殿(とのも)の税:田沼意次の経済改革』(1991年、講談社文庫)、『江戸の経済官僚』(1994年、徳間文庫)、『歴史に学ぶ「執念」の財政改革』(1999年、集英社文庫)、『官僚・川路聖謨の生涯』(2000年、文春文庫)、『樓岸夢一定:蜂須賀小六』(2001年、講談社文庫)、『信長』(2006年、文春文庫)、『十五万両の代償:十一代将軍家斉の生涯』(2014年、講談社文庫)、『知の巨人・荻生徂徠伝』(2016年、角川文庫)など(佐藤雅美 - Wikipedia参照)

*4:2009年、角川文庫