「珍右翼が巣くう会」に突っ込むほか（2020年10／29分：巣くう会集会の巻）

救う会：★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.10.29)国民大集会全記録３
　「珍右翼が巣くう会」に突っ込むほか（2020年10／28分：巣くう会集会の巻） - bogus-simotukareのブログで取り上げた救う会：★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.10.28)国民大集会全記録２の続きです。

松沢成文 *1（日本維新の会参議院議員）
　皆様、こんにちは。本来であればわが党の松井一郎 *2代表がここに来て、皆様に激励しなければならないわけですが、わが党は今大阪で大変大事なイベントを進行中で来られませんので、私がご挨拶をさせていただきます。

　松井など確か「過去に一度も巣くう会集会に出席してない」のによくも口から出任せが言えたもんです。
　「大事なイベント＝大阪都構想住民投票」がなくても松井がこの集会に出ることはないでしょうに。

　私たち日本維新の会は、憲法改正をめざす政党です。
　この機会に憲法改正を実現する。

　やれやれですね。改憲と拉致と何の関係もないのにこういうことをいうからこそ、拉致問題からまともな人が離れていくわけです。
　護憲派は勿論、改憲派ですら「まともな人間」なら「拉致を改憲の口実にしよう」なんてゲスと付き合いたくはないでしょう。
　こういう事を言うから蓮池透氏も「改憲などウヨの政治的野望に拉致を悪用してるだけじゃないか」「本気で拉致を解決する気があるのか」と救う会批判を始めたわけです。

玉木雄一郎（国民民主党代表、衆議院議員）
　冒頭、櫻井よしこさんの感極まる司会を聴いて、今日私は改めて怒りと悲しみと悔しさを皆さんと共有する場だと、確認させていただきたいと思います。

　仮にも国会議員がくだらない感情論を口にするなど恥ずかしくないのか。「共有すべき」は「どのようにすれば拉致被害者が救出できるのか」という「正しい方法論」でしょう。怒りだの悲しみだのと言った感情論など拉致の解決には何一つ役立ちません。さすが、「枝野立民」に所属議員の大多数を奪われた無能政治家は言うことが違います。

　国会議員の皆様です。まずは党を代表して挨拶を頂いた方々。
山谷えり子 *3　自由民主党拉致問題対策本部長
渡辺周 *4　立憲民主党拉致問題対策本部事務局長
三浦信祐　公明党参議院議員
 松沢成文　日本維新の会拉致問題対策本部次長
玉木雄一郎　国民民主党代表

　そもそも呼ばないのか、呼んだが来ないのかはともかく*5、共産、社民、れいわはこの集会に来なかったわけです。
　それにしても「代表のような要職が来た」のは玉木だけ（とはいえ玉木の国民民主は支持率は自民、立民どころか、公明、共産、維新を下回る低空飛行で議員数も少ないミニ政党ですが）。他の連中は「拉致問題対策本部本部長」といったところで「党の幹部」とはとてもいえないでしょう。公明党に至っては「肩書きなし」です。恐らく「政府の役職にも公明党の役職にも就いてない」無役なのでしょう。
　「二階*6幹事長」「下村*7 政調会長」などといった党三役が出ないことで、与野党各党が巣くう会集会を内心ではろくに重視していないことがうかがえます。

　続いて拉致議連の役員の皆様です。
　古屋圭司 *8会長、衛藤晟一 *9副会長、松原仁 *10幹事長、笠浩史 *11事務局長代理、長尾敬幹事、細田健一 *12幹事
　続きまして衆議院議員の皆様です。
　小倉將信*13先生、渡辺博道 *14先生、谷田川元先生、杉田水脈先生、木原稔 *15先生、櫻田義孝 *16先生、高木けい先生
　最後に参議院の皆様です。
　堀井巌*17先生、上田清司先生、丸川珠代 *18先生、松沢成文先生、清水真人先生

　以上のウチ

◆公明党
　三浦信祐
◆国民民主党
　玉木雄一郎
◆立憲民主党
　松原仁、渡辺周
◆維新の会
　松沢成文
◆無所属
　笠浩史、上田清司

を除けばここに名前が出てくる国会議員は全員自民です。なおかつ「公明の三浦氏」を除けば「非自民議員」「野党議員」とはいえ「いつ自民に入党してもおかしくないウヨ揃い」「そもそも維新や国民民主に至っては政党自体が自民の応援団も同然」なのだから、もはや家族会、救う会の運動とは彼らがどう強弁しようとも「国民大多数の支持などもはや無いただの右翼運動」でしかありません。その上、出席している自民党議員だって「菅*19首相」「加藤*20 官房長官（拉致担当相兼務）」を除けば「当選回数も多く、政府、党の役職も歴任している二階幹事長」などとは違い、「政府、党の幹部」といえるような面子ではとてもありません。