救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.10.28)国民大集会全記録2
「珍右翼が巣くう会」に突っ込むほか(2020年10/27分:巣くう会集会の巻) - bogus-simotukareのブログで取り上げた救う会:★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2020.10.27)国民大集会全記録1の続きです。
すぐ近い国のことなのに、なぜこんなに進んでいかないのかという大きな疑問が、頭の中にいっぱいあります。
「日本のすぐ近くの国」だが解決しないつうなら北朝鮮拉致問題に限らず「日露間の北方領土問題」も「日韓間の竹島問題」などもそうであり、「距離的な近さ」など「政治的解決の困難さ」と全く関係ない。
何故か最近は余り使われない気がしますが、1980年代には「近くて遠い国」「近いが遠い国」と言う表現もあった(距離的には近いが歴史認識問題などで必ずしも友好な関係とは言えない国という意味で、「韓国」をさします)。もちろん「距離を近くすることができない日本側」を批判する意味合いの言葉です。
したがって「横田早紀江は本当にバカだな」と呆れますが、それはともかく。
そりゃ「あんたら家族会の方法論が間違ってるからだろ」で終わる話です。
何かが上手くいかない場合は何でアレ、通常「私らの方法論が間違ってるのでは?」となるところですが、横田奥さんら家族会はそう言う反省は「絶対にしない」で、「北朝鮮が悪い、外務省が悪いだの他人に責任転嫁しかしない」のだから心底呆れます。
当然、まともな人間なら、「外務官僚など立場上、家族会と付き合う必要がある場合でない限り」横田奥さんら家族会など相手にしません。相手にしたところで何の利益もなく、不愉快になるだけですから。
何せ家族会結成当初はともかく今や「日本国民の皆さんに協力頂いてありがとうございます」ではなく「協力するのは当たり前」と思い上がってるのだから話になりません。
人間として生まれたものが、金正恩がそうですが、人間らしい思いで心をこめて、愛というものを考えていくことができたら、こんなに残酷なことは起きないし、今の世の中にあるような恐ろしいことは起きないんだなということを、心から感じさせられています。
ばかばかしくて吹き出しました。こんなことを言って何がどうなるのか。
飯塚耕一郎(田口八重子さん長男、家族会事務局次長)
皆さん、こんにちは。本来であれば、私の父、飯塚繁雄が皆様にご挨拶させていただくところですが、体調が思わしくないためご挨拶ができないことにつき、お詫びを申し上げます。
飯塚繁雄も「横田滋」に続いて「あの世」に「お迎えでゴンス(手塚治虫のスパイダー風に)」でしょうか。まあ、俺はそうなっても何一つ同情しませんけどね。
横田滋が死んだときも、有本嘉代子が死んだときも何一つ同情できなかったので。
救う会などという「拉致を政治利用し日朝国交正常化を妨害する、ただの極右団体(拉致を解決する気など無い)」にへいこらして、救う会を批判した蓮池透氏を不当にも家族会から除名した、あるいは蓮池夫妻、地村夫妻、曽我ひとみさん帰国の功労者「田中均氏」を個人攻撃して外務省退官に追い込んだバカ共「家族会」の自業自得です。
まあ、今や「拉致問題は完全に風化」し、横田早紀江ら家族会連中が泣き言を言おうと社会はほとんど相手にしてないので「ざまあみろ」「いい気味だ」とすら思いますね。もはやこの状況はどうにもならないでしょう。長い間かけて早紀江ら家族会が「高慢なふざけた態度」によって世間の反感を助長してきたことによる物ですので。
本当に早紀江らが「過去の自分らの思い上がった態度」を心から反省しない限り、まともな人間は誰も家族会を相手にしないでしょう。そして早紀江ら家族会が「真摯な反省をすること」は期待薄でしょう。家族会連中はおそらく蓮池透氏と和解できないし、田中均氏に謝罪も出来ない。その結果、家族会は世間から呆れられ、見すてられていくわけです。
もちろん救う会や拉致議連は家族会をちやほやしますが、もはや救う会や拉致議連自体が拉致の風化により「その政治力を大きく落としています」からね。そして救う会や拉致議連が家族会をチヤホヤしたところで拉致が解決するわけでもない。
この問題に関して少しでも進めるために、報告書を受け取るとか連絡事務所の設置等、我々が望んでいないことを声高に話す人がおられます。改めて申し上げます。我々家族会はそれを望んでいません。
「珍右翼が巣くう会」に突っ込むほか(2020年10/27分:巣くう会集会の巻) - bogus-simotukareのブログで
いつもながら拓也の馬鹿さには唖然呆然ですね。
もちろん俺にしても石破元幹事長にしても、田中均氏にしても、和田春樹氏にしても、他の誰にしても「全拉致被害者の即時一括帰国」なんてもんが簡単にできるのであれば反対しません。
簡単にできそうにないから、拉致解決を少しでもすすめるためにそんなことにはこだわらずに「調査委員会の立ち上げや、調査レポートの受け取りや、連絡事務所の設置」をすべきだと主張してるのに何でしょうか、この馬鹿さは。
と書いて横田拓也の馬鹿さを批判しましたが、飯塚耕一郎についても同じ事が該当します。
つうか「母親が拉致された」というのに、そして
我々の家族を唯一無二のものとして求めています。
と耕一郎自ら言っているのに「即時全員一括帰国以外は認めない」というこの男の「悠長さ」は何なんでしょうか。
なぜ「どんな手を使っても母(田口八重子)に会いたい」「母に会う可能性が少しでも高まる可能性があるなら、調査委員会の立ち上げでも、調査レポートの受け取りでも、連絡事務所の設置でも何でもやって欲しい」と思わないのか。
何故「申し訳ないが即時一括帰国で無くていい。俺の母親だけ帰国でもいい。とにかく俺の母親が帰国すればいい。俺はとにかく母親に会いたい」「即時一括帰国にこだわって母親が帰国できなくなるのはごめんだ」と思わないのか。
俺が耕一郎の立場ならそう思います。それが「肉親の情」ではないのか。
本当は「既に死亡しているので、母には会えない」と言う理解の元、北朝鮮に嫌がらせがしたいだけではないのか、と疑います。
それとも「俺はとにかく母親に会いたい、即時一括帰国だけでなくてもいいんだ」と言って「他の拉致被害者家族」から「自分さえ良ければそれでいいのか」と悪口雑言されるのがそんなに嫌なのか。
つうか「前も書きましたが」家族会連中には「偉そうなことをほざきながらも」おそらく相互の信頼なんか、かけらもないんでしょうね。
だから「段階的帰国」になったときに「何であの人の家族は帰国できて、俺の家族は帰国できないんだ」で「家族会が内紛を起こして空中分裂すること」を恐れてるんじゃないか。
その結果「全員帰国でない限り、誰一人帰国できなくていい」という無茶苦茶な話になるのではないか。人道主義という面では「誰一人帰国できない」よりも「たった一人でも帰国」の方がましでしょうに。
渡辺周(立憲民主党拉致問題対策本部事務局長、幹事長代行、衆議院議員)
臨時国会において菅新内閣の拉致に対する姿勢はどういうことなのか
渡辺周*1(国民民主党からの合流組)なんて「南京事件否定論」「河野談話否定論」のごろつき右翼(当然、細野豪志*2や長島昭久*3、「菅内閣外務副大臣になった」鷲尾英一郎*4のように今後、自民入りしても何らおかしくない*5)がメンバーだというのだから立民には心底呆れます。「共産支持者」の俺は「渡辺のようなごろつき右翼がいる立民」など支持する気には全くなりませんがそれはさておき。
ここで立民が「結党当時のメンバー」ではなく「国民民主からの合流組の渡辺」なんか集会に送り出す時点で「立民には救う会や家族会とまともに付き合う気が無いこと」は見え透いています。
まあ立民(特に社民連出身の菅元首相や、社民党出身の辻元氏など)を敵視するようなウヨの集まりが救う会ですからねえ。
それはともかく菅の拉致に対する態度がどんな代物かというと所信表明演説では
令和2年10月26日 第二百三回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説 | 令和2年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ
八 外交・安全保障
拉致問題は、引き続き、政権の最重要課題です。全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向け、全力を尽くします。私自身、条件を付けずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指します。
と言う代物でした。それにしてもどこまで本気かは疑問符がつきますが菅が(拉致解決を前提条件としながらも)「不幸な過去を清算して(ボーガス注:つまりは植民地支配への償いとして金を出すと言うことでしょうが)、北朝鮮との国交正常化を目指します」としていることが興味深いですね。
「小泉訪朝以降」の過去の首相演説で「北朝鮮との国交正常化を目指します」と言ったものがあるのかどうか気になるところです。そしてこの菅演説について家族会や救う会がどう反応するかが気になるところです。
さて「拉致は重要課題だ」と言う菅ですが、分量的には
令和2年10月26日 第二百三回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説 | 令和2年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ
一 新型コロナウィルス対策と経済の両立
新型コロナウィルスの感染拡大と戦後最大の経済の落ち込みという、国難の最中(さなか)にあって、国の舵取りという、大変重い責任を担うこととなりました。
まず改めて、今回の感染症でお亡くなりになられた全ての皆様に、心からの哀悼の誠を捧げます。
そして、ウィルスとの闘いの最前線に立ち続ける医療現場、保健所の皆さん、介護現場の皆さんをはじめ多くの方々の献身的な御努力のおかげで、今の私たちの暮らしがあります。深い敬意とともに、心からの感謝の意を表します。
六月下旬以降の全国的な感染拡大は減少に転じたものの、足元で新規陽性者数の減少は鈍化し、状況は予断を許しません。爆発的な感染は絶対に防ぎ、国民の命と健康を守り抜きます。その上で、社会経済活動を再開して、経済を回復してまいります。
今後、冬の季節性インフルエンザ流行期に備え、地域の医療機関で一日平均二十万件の検査能力を確保します。重症化リスクが高い高齢者や基礎疾患を有する方に徹底した検査を行うとともに、医療資源を重症者に重点化します。
ワクチンについては、安全性、有効性の確認を最優先に、来年前半までに全ての国民に提供できる数量を確保し、高齢者、基礎疾患のある方々、医療従事者を優先して、無料で接種できるようにします。
二 デジタル社会の実現
役所に行かずともあらゆる手続ができる。地方に暮らしていてもテレワークで都会と同じ仕事ができる。都会と同様の医療や教育が受けられる。こうした社会を実現します。
そのため、各省庁や自治体の縦割りを打破し、行政のデジタル化を進めます。
こうした改革を強力に実行していく司令塔となるデジタル庁を設立します。
全ての小中学生に対して、一人一台のIT端末の導入を進め、あらゆる子どもたちに、オンライン教育を拡大し、デジタル社会にふさわしい新しい学びを実現します。
さらに、テレワークやワーケーションなど新しい働き方も後押ししてまいります。
三 グリーン社会の実現
菅政権では、成長戦略の柱に経済と環境の好循環を掲げて、グリーン社会の実現に最大限注力してまいります。
我が国は、二〇五〇年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち二〇五〇年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします。
もはや、温暖化への対応は経済成長の制約ではありません。積極的に温暖化対策を行うことが、産業構造や経済社会の変革をもたらし、大きな成長につながるという発想の転換が必要です。
鍵となるのは、次世代型太陽電池、カーボンリサイクルをはじめとした、革新的なイノベーションです。実用化を見据えた研究開発を加速度的に促進します。規制改革などの政策を総動員し、グリーン投資の更なる普及を進めるとともに、脱炭素社会の実現に向けて、国と地方で検討を行う新たな場を創設するなど、総力を挙げて取り組みます。環境関連分野のデジタル化により、効率的、効果的にグリーン化を進めていきます。世界のグリーン産業をけん引し、経済と環境の好循環をつくり出してまいります。
四 活力ある地方を創る(ボーガス注:内容は主として「農産物の海外輸出や外国人観光客の誘致」)
インバウンドは政権交代時の約四倍の年間三千二百万人に、農産品の輸出額は政権交代時から倍増して年間九千億円となりました。
日本の農産品はアジアをはじめ海外で根強い人気があり、輸出額はまだまだ伸ばすことができます。年初以来、新型コロナウィルスの影響が出る中でも、直近は前年から十一パーセントの増加となり、回復の動きが出ています。
四月に農林水産省に発足した輸出本部の下で、関係省庁が一体となって相手国との交渉を行い、輸出用の加工施設の認定も急速に進みました。二〇二五年に二兆円、二〇三〇年に五兆円の目標に向けて、当面の戦略を年末までに策定し、早急に実行に移してまいります。これまでの農林水産業改革についても確実に進め、地方の成長につなげてまいります。
新しい日常においても旅は皆さんの日常の一部です。日本に眠る価値を再発見し、観光地の受入れ環境整備を一挙に進め、当面の観光需要を回復していくための政策プランを、年内に策定してまいります。
五 新たな人の流れをつくる(ボーガス注:内容は主として「海外からの移民や留学生の誘致」)
我が国にとって、海外との人の交流を行い、海外の成長を取り込んでいく必要性は、ポストコロナにおいても変わりはありません。
今月から、ビジネス関係者や、留学生について、全世界からの入国を緩和しました。入国時の検査能力を来月中に一日二万人に引き上げ、防疫措置をしっかりと講じながら、グローバルな経済活動を再開してまいります。
海外の金融人材を受け入れ、アジア、さらには世界の国際金融センターを目指します。そのための税制、行政サービスの英語対応、在留資格の緩和について早急に検討を進めます。
六 安心の社会保障(ボーガス注:内容は主として「少子化対策(特に菅が総裁選でぶち上げた不妊治療への保険適用拡大)」)
我が国の未来を担うのは子どもたちであります。長年の課題である少子化対策に真正面から取り組み、大きく前に進めてまいります。
政権交代以来、七十二万人の保育の受け皿を整備し、今年の待機児童は、調査開始以来、最少の一万二千人となりました。
待機児童の解消を目指し、女性の就業率の上昇を踏まえた受け皿整備、幼稚園やベビーシッターを含めた地域の子育て資源の活用を検討し、年末までにポスト「子育て安心プラン」を取りまとめます。男性の育児参加を進めるため、今年度から男性国家公務員には一か月以上の育休取得を求めておりますが、民間企業でも男性の育児休業を促進します。
「共働きで頑張っても、一人分の給料が不妊治療に消えてしまう」。
以前お話しした夫婦は、辛そうな表情で話してくれました。
こうした方々の気持ちに寄り添い、所得制限を撤廃し、不妊治療への保険適用を早急に実現します。それまでの間、現在の助成措置を大幅に拡大してまいります。
七 東日本大震災からの復興、災害対策
先月訪れた福島のふたば未来学園では、生徒の皆さんから復興に寄せる熱意、風評被害と闘う取組を伺う中で、未来を切り拓き、世界に羽ばたく若者たちが育ちつつある、そうした思いを強くしました。
たとえ長い年月を要するとしても、将来的に帰還困難区域の全てについて避難指示を解除する決意は揺るぎません。
福島の復興なくして、東北の復興なし。東北の復興なくして、日本の再生なし。被災者の皆さんの心に寄り添いながら、一層のスピード感を持って、復興・再生に取り組みます。
この夏、熊本をはじめ全国を襲った豪雨により、亡くなられた方々の御冥福をお祈りし、被害に遭われた皆様に、お見舞いを申し上げます。
毎年のように甚大な被害をもたらす豪雨や台風への対策は、一刻の猶予も許されません。
堤防や遊水地の整備、大雨予測の精緻化などを組み合わせて、身近な河川の洪水から命を守ります。
自然災害により住宅に大きな被害を受けた方々が、より早く生活の安定を図ることができるよう、被災者生活再建支援法を改正し、支援金の支給対象を拡大いたします。
水害や地震などの自然災害が相次ぐ中で、防災・減災、国土強靱化は引き続き大きな課題です。省庁、自治体や官民の垣根を越えて、災害の状況を見ながら、国土強靱化に取り組み、災害に屈しない国土づくりを進めてまいります。
ということで「順番的(拉致よりも前に来る)にも分量的(拉致よりも多い)にも」、「拉致」よりも「新型コロナ対応」「デジタル社会の構築」「グリーン社会の実現」「農産物の海外輸出や外国人観光客の誘致」「海外からの移民や留学生の誘致」「少子化対策(特に菅が総裁選でぶち上げた不妊治療への保険適用拡大)」「災害対策」の方が明らかに重視されてることは明白でしょう(小生にそれだけの能力が無いため、ここでは菅演説の内容の是非については特にコメントしません。なお少なくとも所信表明演説においては菅は安倍ほどには右翼色を前面に出してはいません)。
菅はこの演説において「今回の感染症でお亡くなりになられた全ての皆様に、心からの哀悼の誠を捧げ」ても「最近病死した横田滋や有本嘉代子」に何ら「哀悼の誠」を捧げないわけです。
そして拉致は「八 外交・安全保障」の一部でしかありません。「一 新型コロナウィルス対策と経済の両立」「二 デジタル社会の実現」「三 グリーン社会の実現」「七 東日本大震災からの復興、災害対策」などと違い「八 拉致の解決」などという表題はつかないわけです。これで「拉致は最優先課題」と言われても「え、どこが?」でしょう。
まあ「今までこの集会に出ていた竹内ですが政調会長に就任し、多忙のため出られません。竹内の代理として私三浦が参りました」ということでしょうが、ある意味「苦笑するしかない」ですね。
ここで竹内氏は「政調会長に就任し、今まで以上に多忙な日々ですが、私にとってこの救う会集会はとても大事です。万難を排して出席しました」「私が政調会長という党三役になったからには今まで以上に、公明党を代表して拉致解決に全力投球させて頂きます!」と言う態度はとらなかったわけです。
もちろん「そう言う態度をとれ」とは言っていません。俺は公明党支持者ではないので「モリカケや桜で安倍をかばう」ようなよほどの無茶苦茶な行為でない限り、あるいは「俺的に『よくやった』と高く褒め称えたい行為をやった場合*6」でない限り、公明が何をしようが「賛同も反対もしません」。
言いたいことは「所詮、竹内氏や公明党にとって巣くう会集会などその程度の価値しかない」ということです。
政調会長になったことによって竹内氏には「今まで以上に色々な方面から集会等の出席の依頼が来る」。
それは自民党や野党各党もあれば、「日本経団連」「日本医師会」などといった業界団体もあれば、まあいろいろでしょう。
その中で彼が何を選んでいるのかは知りません。とにかく彼は「巣くう会集会なんて代理を送ればいい」としか思わなかったわけです。当然代理ですから、三浦氏は「政調会長・竹内氏よりも格下の存在」です。
しかも三浦信祐 - Wikipediaによれば「2016年の参院選挙で初当選、現在1期目」というのだから三浦氏はおよそ「公明党の内部限定でも大物議員と言えた代物ではない」。三浦氏よりも大物の議員なんか公明党にいくらでも居るでしょう。
ちなみに日本共産党だと政調会長に当たる役職は政策委員長で現在は田村智子氏(副委員長、常任幹部会委員兼務)です。
2016年参院選で初当選というと「東京選挙区の山添拓氏」、「比例区選出の岩渕友氏*7、武田良介氏*8」がそうです。で共産党も今まで田村氏が出席していた場所に普通なら「当選1期の議員」なんか代理で送らないでしょうねえ(ただし山添氏は当選1期でも政策副委員長(常任幹部会委員兼務)というそれなりの要職に就いていますが)。
これは自民、立憲民主、維新、社民、どこでも同じでしょうが。
そしてそれに対して救う会も家族会ももはや「政調会長になったら代理で済ませるとは、しかも2016年初当選の小物議員とは何だ!。竹内は、公明党は家族会や救う会を馬鹿にするな!」なんて非難、抗議もできない。非難などしても「無視されるだけ」とわかってるのでしょうね。「代理でも出席してくれてありがたい」という「落ちぶれた立場」に今やなっている。
私自身、国会議員になった時に、先輩議員から、一番最初に言われたことがあります。それは、「三浦君、ブルーリボンバッジだけは、例え議員バッジを外したとしても、絶対に胸のど真ん中に付けてもらいたい。拉致を許すような世界をなくして平和の礎を作るためには、公明党が先頭に立って戦うんだ。政権をしっかり守って、そういうことを二度と起こさない。今困っている方を断じて守るその魂がこのブルーリボンバッジです。絶対に、いかなる時も、外すべきではない」と言われました。
俺的には「ああ、そう(昭和天皇風に)」ですね。こんなんを聞いて感動しちゃう「おつむの弱い、チョロい連中」が家族会なのかもしれませんが問題は「そんな精神論ではない」。
そんな精神論では拉致は解決しません。そしてこの種の精神論を持ち出す輩はたいていの場合「ろくな人間ではない」。
「具体的な解決法策が出せない輩」がそのことをごまかすときに往々にして始めるのがこの種の精神論です。この種の精神論を持ち出す輩は俺的にはそれだけで「こいつは怪しい」と眉唾ですね。
今、菅総理も官房長官もご挨拶をいただきましたが、政治の世界で求められるのは結果です。そして何よりも家族会の皆様が求めているのも結果です。やるならば、私たちは全力でこの問題を、もう努力しなくていいというまで、全力で尽くすということを改めて公明党としても、お誓いをさせていただきたいと思います。
「政治の世界で求められるのは結果です。そして何よりも家族会の皆様が求めているのも結果です」と大口叩きながらずっと「議員を辞めてもブルーリボンは付けるつもりだ(お前、本当に議員を辞めて一私人になっても付けるんだろうな!、そしてそこまで言うからには議員をやってる今も、公務ではなくプライベートでも付けるんだろうな!、お前嘘ついてるんじゃねえのか?と聞きたくなります)」「もう努力しなくていいというまで、全力で尽くす」だの「無内容な精神論しか口にしない」のだから心底呆れます。
「結果」云々というなら「これこれ、こういう方法で拉致被害者を取り戻します」と言えなきゃ意味が無いでしょう。
このブルーリボンバッジを付けて、(ボーガス注:私の選挙区の)神奈川を回りました。横田さんの地元であるにも関わらず、「そのバッジは何ですか」と今でも言われる残念な実態もあります。
ばかばかしい。ブルーリボンが何か、知っていようといまいと拉致の解決には何一つ関係ない。問題は「北朝鮮とどう外交交渉するか」です。
こんな馬鹿なことしか言わない人間が参院議員であることの方がよほど「残念な実態」でしょう。公明党ももう少しまともな人間を議員にたてろと言いたいですね。
*1:鳩山、菅内閣総務副大臣、野田内閣防衛副大臣、国民民主党副代表などを経て立憲民主党幹事長代行
*2:野田内閣環境相、民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長(岡田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)など歴任
*3:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣、希望の党政調会長、地域政党「未来日本」代表などを歴任
*5:ちなみに細野も長島も鷲尾も「全員、二階派」です。「元民主党の連中をやたらかき集めてる」のが二階派だと言うことですね。それにしても細野らのような「旧民主党→自民党」連中には怒りを禁じ得ません。そして渡辺のような「細野の同類」がいるのだからとても立民など支持する気にはなりません。もちろん「自民党応援団」国民民主や維新は論外です。「例の差別発言」でわかるようにれいわは「今ひとつ評価できない」し、社民党は「党勢衰退により解散の危機」というのでは選択肢は俺的に「共産、この道しかない」にならざるを得ません。
*6:ただし「公明党支持者ではない」ので自民や野党各党も支持するような行為に公明党が賛同しても「公明党以外も賛同してるやん。別に高く評価するようなことでもない」としか俺は思いません。「公明党以外に賛同者がいないような行為」なら話は別ですが。