「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年1/22日:島田洋一の巻)

島田洋一
 今回取り上げたのは自公の議員たちです
こんな女性議員なら増やすな :: 島田洋一の先制攻撃 :: ウェブマガジン配信サービス「フーミー」

 「西村*1立民党代表代行(前幹事長)」「福島*2社民党党首」「田村共産党政策委員長(副委員長兼務)」「大石れいわ政審会長」など、野党の女性議員なら悪口雑言も分かりますが、「自民支持」島田の悪口する自民女性議員とは誰か、確認してみます。

 2017年7月12日、長く獄中にあった中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者、劉暁波*3の危篤が伝えられる中、日本の女性国会議員団9人(野田聖子*4団長、他に自民、公明から8人)が中国政府の招きで訪中した(劉は翌13日に死去)。
 習近平国家主席の忠実な部下であるがゆえに出世したに過ぎない女性副首相(ボーガス注:劉延東*5)の「女性政治家は、同じことをするにも男性より多くの努力が必要だ」といった、型通りの訓戒に「議員団全員が深く頷いていた」という。

 そういえばそんな訪中がありました。
 まあ、島田は「夫婦別姓支持、同性婚容認(野田聖子 - Wikipedia参照)」「総裁選で高市*6と対決」野田については訪中云々に関係なく敵視でしょうけど。
【参考:2017年の野田訪中団】
自民・野田氏、中国副首相と会談: 日本経済新聞2017.7.13
与党の女性議員団が訪中 関係強化で一致2017.7.13

https://ja-jp.facebook.com/noda.seiko/posts/1788595067824931/
野田聖子
 自民党公明党の女性議員8名と中華人民共和国を訪問しております。
 劉延東副首相との会談、また唐家璇*7日中友好協会*8会長より歓迎の席にお招き頂くなど、多くの要人の方々を表敬訪問させて頂きました。短いお時間ですが、両国の友好的な関係を築くための貴重な機会を頂きました。

与党女性議員で北京を訪問 – 参議院議員 神奈川選挙区 公明党 佐々木さやか 公式サイト*9
 7月12、13日の2日間、与党の女性議員の訪中団に参加し、北京を訪問しました。
 女性議員だけの訪問団は大変めずらしく、日本と中国の議員交流にとって大きな意味のある訪中となりました。

» 実り多き中国訪問、終了! » 加藤鮎子(かとうあゆこ) Official Site*10
 実り多き中国訪問でした。再見、北京! チャイナデイリーを見たら、昨日の劉延東副首相との会見(「表敬」ではなく)がトップニュースとして報じられておりました。
 非常に好意的な書きぶりに、今回の成果の大きさを感じました。
 今回、最大のお骨折りを下さった王婉大使夫人、本当に本当に、ありがとうございました!
 実は、程永華*11大使と父(ボーガス注:加藤紘一*12のこと)の友好関係はとても深く、葬儀では、弔辞を読んでいただいたほど。
 王婉夫人は、母と親しく、鶴岡に来て講演したり加茂水族館にも来てくれたことがあります。

【参考:自民党女性議員の訪中(その他)】

王毅氏,野田聖子団長の日本議員訪中団と会見 - 中華人民共和国駐日本国大使館2019.9.2
 王毅*13外交部長は北京で自民党野田聖子衆院議員を団長とする日本議員訪中団と会見した。

石塚総領事、稲田朋美自民党副幹事長等一行とともに李玉妹・広東省人大主任に会見2019.9.17
 石塚*14総領事は,訪中した稲田朋美*15自民党副幹事長等一行と李玉妹・広東省人大主任*16の会見に同席しました。

 百人斬り訴訟を売りにしていた人間がよくもまあ「訪中&中国政府要人との会見」なんぞできたもんです。
 最近も

自民・稲田元防衛相、女性議員増加へ「数値目標明記を」: 日本経済新聞2023.1.18
 稲田朋美元防衛相は18日、各種選挙の候補者の女性比率について「(法律に)数値目標を明記すべきだ」と述べた。都内のシンポジウム*17で語った。

ですからね。稲田が露骨に「右翼イメージ脱却」を図ってること(とはいえ一方で未だに靖国参拝など右翼的言動もしていますが)には「ええ!(驚き)」感が否定できません。

島田洋一
 デニー沖縄知事が側近を引き連れて「反基地訪米」計画中というが何重にも税金を捨てることになる。
 怪しげなロビイスト会社(ワシントンに無数にある)にすがりつく。大金を要求され、面会料目当ての自称大物数人と世間話。ここでまた税金が消える。彼らはカモを離さない。

 玉城デニー知事、3月訪米で調整 3年半ぶり 基地負担減を求める | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス等の報道についての島田の悪口です。
 税金は使ってないとは言え島田ら救う会の訪米の方がよほど「拉致解決に何一つ役立たない金と時間の無駄」「ただのくだらないパフォーマンス」だったろうに良くも言ったもんです。
 なお、彼らはカモを離さない。に該当するのはむしろ「救う会(島田が副会長)と拉致被害者家族会の関係」でしょう。
 どう見ても家族会は救う会にかもられてると思いますが、よくもまあ、あそこまで救う会に盲従できるもんです。

*1:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労相立憲民主党幹事長などを経て代表代行

*2:鳩山内閣少子化等担当相、社民党幹事長、副党首などを経て党首

*3:1955~2017年。2010年ノーベル平和賞受賞者。著書『現代中国知識人批判』(1992年、徳間書店)、『天安門事件から「08憲章」へ』(2009年、藤原書店)、『「私には敵はいない」の思想』(2011年、藤原書店)、『最後の審判を生き延びて』(2011年、岩波書店

*4:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣科学技術政策等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相など歴任

*5:中国共産党中央統一戦線工作部長、全国政治協商会議副主席、副首相など歴任

*6:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)など歴任

*7:外相、中日友好協会会長など歴任

*8:原文のまま。中日友好協会会長が正しい

*9:筆者の佐々木さやかは第四次安倍内閣で文科大臣政務官

*10:筆者の加藤鮎子は第四次安倍内閣環境大臣政務官、岸田内閣国交大臣政務官など歴任

*11:マレーシア大使、韓国大使、駐日大使、中日友好協会副会長など歴任

*12:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)など歴任。外務官僚時代は香港副領事、外務省アジア局中国課次席事務官など歴任。宮沢内閣官房長官として天皇訪中を推進し、また一時、日中友好協会会長を務めたなど中国との関係が深い(加藤紘一 - Wikipedia参照)。

*13:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)、国務委員(外交担当)兼外相などを経て2023年1月から党中央外事工作委員会弁公室主任

*14:スウェーデン公使、瀋陽総領事、広州総領事等を経て一橋大学教授(退官したわけではなく出向)(石塚英樹 - Wikipedia参照)

*15:第二次安倍内閣行革相、第三次安倍内閣防衛相、自民党政調会長、副幹事長、幹事長代行(第二次安倍総裁時代)など歴任

*16:広東省人民代表大会常務委員会主任のこと

*17:右翼色の強い主催団体か、そうでないのかが気になるところです。