今日の産経ニュースほか(2020年10月30日分)

高相祐一逮捕に「酒井法子さんの元夫」必要? 離婚から10年...「可哀想」「やめたらどうか」: J-CAST ニュース【全文表示】
 俺も全く同感ですね。離婚してから10年も経ってるのに何故「酒井の元夫」などと報じる必要があるのか。こういうときに「日本のマスゴミは本当にクズやなあ」とうんざりします。


【正論】日本外交の真価が問われるとき 名古屋市立大学教授・松本佐保 - 産経ニュース

・「ホワイト国除外」という無法な嫌韓国行為
・日露平和条約を結びたいと大口叩きながら、結局何の成果も出してない日露外交

などを目にしながら、よくも寝言が言えた物だと心底呆れます。
 しかも言ってることは「トランプの中国非難に同調すべきだ、それが日本外交の目指すべき道」などという「トランプべったり&反中国」というくだらない代物にすぎません。どこまで非常識なのか。


下地氏、自民・沖縄県連に復党願提出 地元では反対も - 産経ニュース
 「あれ、維新じゃなかったっけ?」と思ったのですが

今年1月、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業側から現金100万円を受領したことが発覚し、除名された。

そうです(別に下地をかばいたいわけでもありませんが、不祥事議員を過去に多数かばい続けたくせに随分と下地に冷たいもんです)。ベテラン議員の下地とは言え、政党のバックなしでは厳しいのか「自民に戻りたい」と言いだしたわけですが、自民側は「既に下地抜きで候補を決めている」「今更何を言ってるのか」と冷たい反応のようです。


首相、学術会議の会員「旧帝大が45%」 大学の偏り、データを説明 - 産経ニュース
 そもそも任命拒否された人間には「私大卒で私大の教員」がいるし、一方で「任命された人間」に「旧帝大卒の旧帝大教員」もいるのだからこんなことは任命拒否の正当化理由にはなりません。大体「6人の任命拒否」をすれば「そうした偏りがなくなる」訳でも無論ない。
 かつ「結果として旧帝大に偏ってるだけなら無理して、私大を増やす必要は無い。問題はその人間の才能であって出身がどこかではない」という認識もあり得るわけです。


野田氏が議連会長に就任 「フェムテック」で女性の健康サポート - 産経ニュース

 女性の健康課題をテクノロジーで解決する自民党の「フェムテック振興議員連盟」が30日発足し、野田聖子幹事長代行が会長に就任した。
 フェムテックは女性(フェム)と技術(テック)を掛け合わせた造語。月経や妊娠、出産、更年期などをめぐる女性の不調や悩みを専用アプリや診断キット、グッズなどを通じてサポートする。米国ではここ数年、フェムテック分野での起業が相次ぎ市場が拡大、日本でも注目を集めつつある。

 ということでやはり「女性であること」を売りにしようとする野田ですが「ろくに杉田の暴言を非難できなかった」のだから「醜悪で滑稽」としか言いようがないですね。


マレーシアのマハティール前首相の投稿削除 「フランス人を殺す権利」 - 産経ニュース

「他者への侮辱は表現の自由に含まれない」

というマハティールの指摘は俺も同感です。シャルリーエブドの行為は「表現の自由」として認めるべき行為ではないでしょう。しかし「イスラムテロ撲滅を理由に何でも許されるわけではない。中国の対応はイスラム差別だ」と中国のウイグル統治を非難していたフランスが、マハティールやエルドアンイスラム政治家から「イスラムテロ撲滅を理由に何でも許されるわけではない。フランスの対応はイスラム差別だ」と「フランスの対イスラム政策」を非難されるのだからフランスという国家もどうしようもないバカ国家ですね。


学術会議「国民の反応、議場ほどではない」と国民民主幹事長 - 産経ニュース
 どこまでとんちんかんなのかと心底呆れます。こんな事を言って自民党に媚びたところで、自民支持層は国民民主なんか支持しない。
 一方で自民に批判的な層は「国民民主など論外」として、立憲民主や共産などを支持する。結果として「今ですら支持率が低迷している」国民民主の党勢が更に衰退する。
 そもそもそうした以前からの「自民党応援団振り」が野党支持層に嫌われた結果が「立憲民主党に野党最大勢力の座を奪われた」にとどまらず、自民、立民どころか「共産や社民も下回る低支持率」なのですがそうしたまともな認識は国民民主の連中には何一つないようです。このままでは「自民や維新(国民民主同様の自民応援団だが国民民主よりは羽振りがいい)に集団入党する日」も遠い日ではないでしょう。


大阪市財政局試算、「虚偽」謝罪で波紋 「ありえない」「市民も知るべき」 - 産経ニュース
 維新らしい支離滅裂ぶりで心底呆れます。そもそも本当に数値計算に「ミスがあった」のだとしても、大阪市が自信を持って出したはずの数字なのに、「こんな直前になるまでそれが分からない」とは「杜撰でしかない」。「他の大阪市の都構想についての主張」も「どこまで信用できるのか」と言う話です。もちろん「ミス云々が全くの嘘(実際には試算は正しいが松井市長ら維新政治家が恫喝して屈服させた)」のであれば「維新は嘘つき」という別の意味で問題です(と言うか普通に考えて恫喝による屈服でしょうが)。どっちにしろ都構想での維新の言い分など「もはや何一つ信用できない」と言う話です。
 しかも「こうした発表について問題があれば大阪市トップである市長である松井が謝罪すべき所」、役人だけに謝罪会見させるというのだからふざけています。「手柄は市長のもの。失態は部下の物」とはどれほど松井はふざけてるのか。まさか松井の了解なしでこんな試算を発表しないでしょう。実際、当初松井は発表を何ら問題視しておらず「反対派が批判ネタにしてマスコミも取り上げてから」これですから。
 まあ「そんなことはありえませんが」、「松井の了解なしで発表」だとしても、組織として余りにも異常な話です。松井の管理監督責任問題であり「役人が悪い、松井市長は悪くない(一部の維新信者の強弁)」で済む話ではない。あげく「ならば正しい試算とは何か」というと「これが訂正版です」というものは何一つ出てこない。
  まともな人間にとってはもはや都構想は「およそ賛成できる代物ではない」。とはいえ問題は大阪で維新や都構想を支持するような連中は「そもそもまともじゃないバカ」「こうした不祥事ですら容認するバカ」が多いので頭が痛い。これほどの不祥事が起きても反対派が勝利するとは明言できない状況です。
 なお、今日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ!」でコメンテーターの伊藤洋一 - Wikipedia氏は

・今更の話なんですが都構想というネーミング自体がミスリーディングですね。大阪府民以外(例えば関東の人間)では誤解されてる方も未だに居るようですが、住民投票で仮に維新が勝っても大阪府大阪都にはならない。
大阪市廃止と『特別区設置』というのがむしろ正しい。大阪市廃止構想とか特別区設置構想とでもいうべきです。戦前の『東京市廃止と特別区(東京23区)設置』に似ていると言うことで、都構想と言ってるようですが。大阪市廃止構想とか特別区設置構想とか言わずに、都構想と言うことで「東京みたいな国際都市になれる」という住民の誤解を狙ってるんじゃないのか。
 まあ、既に都構想が言葉として定着してるので私も都構想と言いますけど。
・維新は二重行政廃止などと言っていますが、大阪市を廃止しても、その代わりに特別区が出来て、東京23区のような公選の区長と区議会が出来るわけで、それで二重行政廃止になるのか?、区長、区議会と府知事、府議会の意見が異なればそれは維新の言う「二重行政」ではないのか?、疑問に思います。
・賛成派には大阪が東京に比べて衰退してることに危機感がある方も居るようですが、それは大阪に本社を置く企業が東京にどんどん本社を移転したりして大阪の経済が地盤沈下しているからであって、都構想の是非はともかく、それは都構想それ自体で何とかなる話じゃない。都構想さえすれば全てバラ色みたいな話は辞めて欲しいですね。

などと維新に対しては批判的でしたね。


【産経抄】10月30日 - 産経ニュース

 作家の辺見庸さんは、菅義偉首相の顔を見て、「怖いな」と感じるそうだ。
「菅さんっていうのはやっぱり公安顔、特高顔なんだよね。昔の映画に出てくる特高はああいう顔ですよ」。
28日付の毎日新聞夕刊のインタビュー記事で語っている。

 そりゃ「学術会議委員任命拒否」「望月記者の質問への回答拒否」など無茶苦茶なことばかりしていればそう言われても仕方が無いでしょう。
 まあ、もちろん「善人顔なら善人で、悪人顔なら悪人」つう話でもないですが。ただ「菅が悪党であり、かつ顔が見るに堪えない悪党面(にもかかわらず善人ぶろうとするのでいっそう見るに堪えない)」であることは全くその通りでしょう。
 なお、「産経記事の引用は省略しますが」、それにしてもこの程度で「日本マスコミ(今回は毎日新聞)はこのように首相批判が出来る、このように首相批判しても辺見氏は作家としてやっていける。だから菅首相はマスコミ恫喝なんかやってない。日本マスコミは表現の自由謳歌している」と強弁できる厚顔無恥な産経の神経もいつもながらなかなかのもんです。例えば、例の「パンケーキ食事会」が「懐柔と恫喝の一手段」であることは明白でしょうに。まさか「この程度のことで、菅が辺見氏を刑務所にぶち込んだり、毎日新聞や辺見氏の著書を発禁にでもしないと」産経的には「表現の自由は守られてる」ことになるのか。


ノーベル文学賞で「詩」復権? 日本の文芸出版「盲点」も露呈 - 産経ニュース

 今年のノーベル文学賞に米の女性詩人、ルイーズ・グリュックさん(77)が選ばれたことが、日本の文芸書出版の盲点を改めて浮き彫りにしている。グリュックさんは米国内で権威ある文学賞を受けてきたベテラン詩人だが、単著の邦訳はなく日本ではほぼ無名の存在だったからだ。

 詩なんてもんは「日本人の詩人」だって「ほとんどが無名」ですからねえ。
 文学賞と言えば小説が対象の「芥川賞」「直木賞」などが有名ですが、「詩の賞」なんて全然知名度が落ちますし。