「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年10/30日分:荒木和博の巻)(追記あり)

北朝鮮の試験問題戦術(10月30日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和2年10月30日金曜日のショートメッセージ(Vol.211)。キム・ドンチョル博士の日本政府宛メッセージに「北朝鮮には(彼らの)感性で対せよ」という言葉がありました。これについて「試験問題戦術」(これは私のオリジナル)という視点からお話ししました。

 5分30秒程度の動画です。なお、荒木ら救う会類友(キム・ドンチョルなど)の寝言は無視して、俺の個人的考えを後で述べます。
 そもそも荒木や類友はこの動画でも「北朝鮮なんか嘘八百しか言ってない」「北朝鮮なんか経済制裁で締め上げればいい」「だから北朝鮮のメッセージなんか無視していい」などという馬鹿げたことしか言いませんので。「北朝鮮には(彼らの)感性で対せよ(どうも「感性で対せよ」とは「北朝鮮が無茶苦茶なんだから俺たちも無茶苦茶で何が悪い」という暴論のようです)」だの「試験問題戦術」だのという意味不明発言はそう言う意味です。
 それにしても「北朝鮮は回答できないような試験問題を解けと無理難題言ってくるようなことをしている。だからまともに相手が出来ないし、相手にしなくていい(荒木の言う試験問題戦術*1)」とはよくもいったもんです。それは「特定失踪者(どう見ても北朝鮮拉致ではない)を返せ」などという荒木ら救う会の方にむしろ該当するでしょうに。よくもまあ拉致被害者家族会も「特定失踪者」などというデマを放言する荒木ら巣くう会と付き合えるもんです(呆)。
 それはともかく、まず大事なことは「北朝鮮が何を考えてるのか」を把握することですね。
 これは「北朝鮮に限ったこと」ではありませんが、相手の考えを把握しなければ、対応のしようがありません。もちろんそれは、「相手の考えをハイで全て受け入れる」ということではない。相手の考えを受け入れるにせよ、受け入れないにせよ、とにかく「相手が何を考えているのかを把握すること」です。荒木ら救う会のように「俺たちの言い分を北朝鮮が全て受け入れればいいのだ。受け入れない北朝鮮が悪いのだ」などといって相手のメッセージをガン無視して、自分の主張を一方的に言いつのるだけでは話になりません。まあ、そもそも荒木ら巣くう会には拉致を解決する気はかけらも無いでしょうが。


北朝鮮「しおかぜ」に必死の妨害【調査会NEWS3351】(R02.10.30) : 荒木和博BLOG
 「妨害されてると言うことは成果があると言うことだ」と強弁する荒木です。そんなことが「成果がある事」の証拠になるわけもない。
 そして妨害しなければ「妨害する余力が無いのだ」と言い出すのでしょうから、まあ、ばかばかしい話です。


映画「めぐみへの誓い」の予告編です。もらったので勝手にアップロード。関係者の皆さん失礼の段お許し下さい。: 荒木和博BLOG
 2分程度の動画です。
 まあ露骨にお涙頂戴らしいことがうかがえます。そんなんで拉致が解決するもんでもないでしょうに。
 テロップで

◆監督・脚本:野伏翔
坂上梨々愛横田めぐみ(少女時代)
菜月横田めぐみ(成人後?)
原田大二郎*2横田滋
石村とも子横田早紀江
安座間美優*3田口八重子
大鶴義丹(予告編での横田めぐみ(菜月?)への『我々の言うとおりに従え』発言や軍服姿(?)から北朝鮮工作員とみられる)
仁支川峰子*4(何者かは予告編だけでは不明)

が出てきます。
 後、俺の見間違いでなければ、テロップに名前は出てきませんが「小松政夫」が出ていたような気がします。もちろん「小松が何者なのかは予告編だけでは不明」です。最近は小松も年をとりコメディアンとしての出演よりも「シリアスなドラマへの出演が増えてます」ね。

◆晩年は、日本テレビ火曜サスペンス劇場取調室 (テレビドラマ) - Wikipedia(1994~2003年)など、2時間刑事ドラマの刑事役が多かった元ドリフターズいかりや長介(故人)
てんぷくトリオ - Wikipedia(1973年の戸塚睦夫死去以降「てんぷく」としての活動が減り、1982年の三波伸介の死去で自然消滅)のメンバーで、小松と一緒にNET(今のテレビ朝日)のみごろ!たべごろ!笑いごろ! - Wikipedia(1976~1978年)に出演し「ベンジャミン伊東」をやっていたが、最近はTBS『十津川警部シリーズ』(1992~2015年)での亀井刑事役などシリアスな役が多い伊東四朗日本喜劇人協会相談役)
◆元クレイジーキャッツ植木等*5ハナ肇*6(共に故人)

なんかもそうですし、ベテランのコメディアンでは良くある話です。
 しかし、これ「芸歴の長いベテランである小松(日本喜劇人協会会長)や原田にとっては黒歴史」のような気がしますが、どうなんですかね?

◆明らかに右翼芸人である石村とも子
◆失礼ながら「ファッションモデルとしては売れていても」、「俳優としてはまだ売れてないらしい」ので事務所の持ってきた俳優の仕事を断れる立場にないであろう安座間美優
◆未成年(子役)なのでどんな仕事であれ大人相手に断ることが難しい坂上梨々愛

とは話が違うと思うんですが。
 かつ、この映画製作者は完全な右翼ですからねえ。
 過去の

北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる(テレビ東京、2003年)
◆原案:
 横田早紀江『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』(1999年、草思社→2011年、草思社文庫)
◆主なキャスト
横田めぐみ拉致被害者):若原めぐみ
横田滋横田めぐみの父、元家族会会長):加藤剛
横田早紀江横田めぐみの母):竹下景子
◆再会〜横田めぐみさんの願い〜 (日本テレビ、2006年)
◆主なキャスト
横田めぐみ拉致被害者)(13-15歳):福田麻由子
横田めぐみ拉致被害者)(成人後):片瀬那奈
横田滋横田めぐみの父、元家族会会長):片岡鶴太郎
横田早紀江横田めぐみの母):原日出子
◆独占取材 北朝鮮拉致 前略 めぐみちゃんへ(フジテレビ、2017年)
◆主なキャスト
横田滋横田めぐみの父、元家族会会長):勝村政信
横田早紀江横田めぐみの母):菊池桃子

とは明らかに違うでしょう。まあ、これらの著名俳優を使って民放キー局がドラマ放送したって今や忘れ去られてるわけです。こんな映画に広報効果は全くないでしょう。

【追記】
 id:Bill_McCrearyさんからコメント欄で指摘頂きましたが今日の朝鮮・韓国ニュース(2020年8月24日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで「この映画について触れたマスコミ記事」をいくつか紹介していたんですね。すっかり忘れてました。
 それによると予告編では何者か不明の仁支川峰子

・在日女性パクカソンを演じた仁支川峰子

だそうです。拉致に加担したか、あるいは逆に「拉致疑惑に憤激して、家族会に協力する在日か」、そんな設定でしょうか?
 予告編だけでは

予告編での横田めぐみ(菜月?)への『我々の言うとおりに従え』発言や軍服姿(?)から北朝鮮工作員とみられる

としか評価できなかった大鶴義丹は「めぐみさんを拉致したとされる工作員シンガンシュン」だそうです。
 また俺の見落としでない限り予告編には名前が出てこなかったのですが

金賢姫を演じた小林麗菜 - Wikipedia

と言う方も居るようです。
 小松政夫id:Bill_McCrearyさんのご指摘に寄れば「金本印刷社長」だそうです。
 「プロ野球広島、阪神の選手で、阪神監督も務めた金本知憲」が在日韓国人であることをカミングアウトしていることでわかるように「金本姓=在日」の可能性があるので、「金本印刷社長=在日朝鮮人」で拉致に加担したか、あるいは逆に「拉致疑惑に憤激して、家族会に協力する在日か」、そんな設定でしょうか?
 まあ、「話が完全に脱線しますが」阪神監督だった金本に限らず、他にも

◆400勝投手、元名球会会長の金田正一プロ野球国鉄、巨人で活躍。後にロッテ監督)
プロ野球近鉄、中日、西武で活躍。在日であることをカミングアウトし、『在日魂』(2004年、講談社文庫)という著書がある金村義明
プロ野球横浜、巨人で活躍した金城龍彦
◆歌手の和田アキ子週刊文春において『金海福子』が本名だが『金海』では在日であることが分かってしまうため、デビュー前に「和田姓の親族」に養女にしてもらい、その際に福子も『現子(あきこ)』に改名したとカミングアウト)

など「金」の文字がつく「在日の方」は多いですよねえ(在日韓国・朝鮮人の一覧 - Wikipediaを参照)。「金」の文字がつけば在日と限ったわけでは無論無いですが。
 それにしても、和田アキ子 - Wikipediaによれば、和田のカミングアウトが『週刊文春』2005年8月11/18日合併号』てのが「げんなり」ですね。

和田アキ子 - Wikipedia
・1970年(昭和45年)に「笑って許して」で『NHK紅白歌合戦』初出場を果たす。以後、1978年(昭和53年)まで連続出場。
・1972年(昭和47年)、「あの鐘を鳴らすのはあなた」で第14回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。
・1985年(昭和60年)からTBS『アッコにおまかせ!』の司会を担当。
・1987年、1991年、1995年、1998年、1999年、2001年、2008年には紅組トリを務めた(紅組トリ7回は美空ひばり石川さゆりに次ぐ3位)。

という和田ですら和田本人や所属事務所ホリプロが在日差別を恐れてか「2005年になるまで公式にはカミングアウトしなかった」わけです。

*1:そう言いたいのなら「試験問題戦術」などという分かりづらい意味不明な表現ではなくもっとストレートに「回答不能な難問戦術」「無理難題戦術」等とでも言えばいいでしょうにねえ。

*2:1944年生まれ。1970年に、1968年に起きた連続射殺事件の犯人である永山則夫を描いた映画『裸の十九才』(新藤兼人監督)で主役としてデビューを果たす。1975年にテレビドラマ『Gメン'75』の関屋一郎警部補役で、全国に名前を知られるようになる。(原田大二郎 - Wikipedia参照)

*3:1986年生まれ。集英社の雑誌・セブンティーン誌主催の『ミス・セブンティーン』に選出された2002年から同誌専属モデルとなる。2006年、集英社の雑誌『non-no』専属モデル、2007年には、小学館の雑誌『CanCam』専属モデルとなる。2008年から2011年の3年間、日本テレビズームイン!!サタデー』にお天気キャスターとして出演。2014年に『CanCam』卒業、『CanCam』の姉妹誌『AneCan』専属モデル。2019年に、初写真集『Mew』(ワニブックス)を発売(安座間美優 - Wikipedia参照)

*4:1958年生まれ。NHK紅白歌合戦には、初出場の1975年(第26回)から1978年(第29回)まで、4年連続で出場。その後声が思うように出なくなったこともあり、演歌歌手から女優に転向(仁支川峰子 - Wikipedia参照)

*5:1926~2007年。1986年に木下惠介監督『新・喜びも悲しみも幾歳月』で、キネマ旬報助演男優賞日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、毎日コンクール助演男優賞を受賞(植木等 - Wikipedia参照)。

*6:1930~1993年。山田洋次監督『なつかしい風来坊』(1966年)、市川準監督『会社物語 MEMORIES OF YOU』(1988年)でブルーリボン賞主演男優賞を受賞(ハナ肇 - Wikipedia参照)