常岡浩介&黒井文太郎に突っ込む(2021年1月29日分)

黒井文太郎
 三島由紀夫の民防ごっこには、最初は自衛隊でも"半分ウェルカム”みたいな人が多かったけれども、三島が予想外にどんどん厨二になっていくと、殆どの人が"ドン引き”していった。
 かように自衛隊はそんなに甘いわけじゃない

1)三島事件が起こるまで自衛隊側は三島を「ただの自衛隊ファン扱い」していたのか、全く無警戒で事件の発生を防げなかったこと
2)「元航空幕僚長」田母神の「非常識極右ぶり」

を考えれば「詭弁での自衛隊擁護」にもほどがあると言うべきでしょう。

常岡浩介がリツイート
◆とみ
 読んでうわぁとなった。かつてカシュガルから中パ国教越えのバス、一緒に乗っていた「これからトルコに向かう」と嬉しそうに話していたウイグル人おじさんの顔を思い出した
トルコ、対中接近を加速 亡命ウイグル族に圧力: 日本経済新聞
 中国の弾圧を逃れトルコで暮らすウイグル族への圧力が高まっている。トルコのエルドアン政権はイスラム教徒の連帯を唱え、ウイグル族を積極的に支援してきたが、対中接近を加速させており、ウイグル問題でも同国に配慮する姿勢に転じつつある。
 ウイグル族の弁護を引き受けるアンカラ・ハジュ・バイラム・ベリ大法学部のイルヤス・ドアン教授によると、2020年11月ごろからほぼ毎週、数人のウイグル族が拘束されるようになった。
 トルコはかつて、イスラム教徒で言語・民族的にも近い「東トルキスタン」(新疆)のウイグル族の問題を巡って、対中批判の急先鋒だった。迫害から逃れてきたウイグル族に対し、無期限の居住許可も出しており、トルコには約5万人住むといわれる。
 エルドアン大統領が中国を訪れた2019年ごろから風向きが変わってきた。中国との関係強化に傾斜し、2020年12月には貨物列車が初めてトルコから中国に運行し、新型ウイルスのワクチンの供給も中国に依存する。
 在トルコの中国大使館によると、20年12月に王毅(ワン・イー)国務委員兼外相と電話協議したトルコのチャブシオール外相は「中国の主権や領土の一体性を侵そうとするいかなる勢力も許されない」と表明したという。

 エルドアン*1の独裁体質を過去に何一つ批判せず、それどころか、「シリア内戦」でエルドアンが「反アサドの立場」から介入していること(公然と反アサド派を軍事支援など)から、散々「頑張れ、エルドアン。アサドに負けるな」と持ち上げていた常岡がエルドアンが「常岡が大嫌いな中国」に経済的利益の観点から「すり寄ったらしい」と知るや「これ」です。本当に常岡のご都合主義とデタラメさには「うわあ(本当に常岡ってクズでアホやな)」となりますね。

常岡浩介がリツイート
山口智
 「考える会」が誤訳のみならず、英文を恣意的に解釈している問題を指摘しています。
広河隆一氏とデイズジャパン経営陣の人権侵害を忘れない会: 「セクハラ報道と検証を考える会」の誤訳から見える、性暴力理解の根本的な欠落(2)

 「常岡を批判すること」で「広河氏*2のセクハラを擁護している*3」と誤解されたくはないのですが、一応コメントしておきます。なお、山口氏執筆の記事については特にコメントしませんがご容赦下さい。
 「常岡がリツイートする山口氏」が『「海を渡る〔慰安婦〕問題 : 右派の〔歴史戦〕を問う』(共著、2016年、岩波書店)など「広河氏の問題に止まらず」性暴力問題一般に関わってるのに対し、常岡の場合「単に広河氏とそのシンパに悪口雑言したいだけ」ですからね。当然、常岡自らセクハラなど性暴力問題についてジャーナリストとして論じたり取材したりするわけでは全くない。勿論そう言う関係の著書も常岡にはありません(山口氏については山口智美 (文化人類学者) - Wikipedia参照)。常岡の「志の低さ」にはいつもながら呆れます。つうか常岡って今一体「何をしてる」んですかね。
 「政府の旅券発給拒否で海外取材が出来ない」とぼやくだけで「何か意味のあることをやってる」ようには全く見えません。以前、「妻の稼ぎの方が良いので、主夫になろうかと思う」などと自嘲してましたが「事実上ジャーナリスト廃業」なのか。

常岡浩介がリツイート
◆福田充
 菅首相官房長官の時からメディアを敵と見なし防御的*4で受け身なコミュニケーション方略しか持たないまま首相になってしまった。首相はそれではダメでメディアを通じてその向こう側にいる市民に主体的に積極的に語りかけないといけない、それが根本的にわかっていない、それが致命的なのだと思います。

 官房長官時代とて、そんなメディア対応は許されるものではないので「官房長官時代はその対応が許されたかのような物言い」をする「福田や常岡のアホさ」には心底呆れますね。まあ、首相になって余計「そうした無法な態度への批判が強くなった」と言うのは確かですが。
 また、学術会議会員任命拒否のような「無法なことをしようとする」から「無法な態度になる(批判が怖くて主体的に語ることなど出来ないし、仮に主体的に語っても批判しかされない)」のであって、菅の無法さを「コミュニケーション能力が無いだけである」かのように描き出す「福田や常岡のアホさ」にも心底呆れます。

*1:イスタンブル市長、首相を経て大統領

*2:著書『チェルノブイリ報告』(1991年、岩波新書)、『中東共存への道:パレスチナイスラエル』(1994年、岩波新書)、『チェルノブイリから広島へ』(1995年、岩波ジュニア新書)、『裁かれる薬害エイズ』(1996年、岩波ブックレット)、『薬害エイズの真相』(1996年、徳間文庫)、『パレスチナ(新版)』(2002年、岩波新書)、『福島 原発と人びと』(2011年、岩波新書)など

*3:そもそも広河氏が「被害者のセクハラ告発」に対して「セクハラの事実を否定できず」、月刊誌DAYS JAPAN編集長、DAYS JAPAN発行の株式会社デイズジャパンの代表取締役引責辞任した時点で「擁護しようのない話」ですが(広河隆一 - Wikipedia参照)

*4:「防御的(まあこの場合の「防御」とは「逃げ腰」という意味でしょうが)」というより「メディアに攻撃的」と表現すべきでしょう。