常岡浩介に突っ込む(2022年3月19日分)

常岡浩介がリツイート
菊池誠
 国会議員がディープステートとか書いてるのを見るとさすがにげんなりしますね。いや、原口議員が陰謀論に弱いことは知ってましたけど。「右の下村*1、左の原口*2」みたいな感じ

 ここで菊池が言う「左」とは何のことなのか。もし「左派」というなら「アホか?」ですね。
 「自民党新生党新進党民主党」という経歴といい

原口一博 - Wikipedia
◆「靖国議連(みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会)」のメンバーで「諸君!」2005年8月号には「小泉首相、靖國で会いましょう。岡田代表、私は参拝します」を寄稿。
尖閣諸島中国漁船衝突事件における政府の対応を批判し、超党派議員連盟国家主権と国益を守るために行動する議員連盟」に参加し、自民党岩屋毅*3と共に共同座長に就任。岩屋と共に、ヘリコプターで尖閣諸島を上空から視察した。

という言動といい原口は「右」以外の何物でもない(但し共産党との野党共闘が進むにつれ原口もこうした右翼性を封印していったようですが)。

常岡浩介がリツイート
菊池誠*4
 自由と民主主義を大事にした共産主義国家が一度でも実在したことがあるのかな。問題はそこじゃないかしら

 「日本共産党プラハの春弾圧も天安門事件も批判した。ソ連や中国の共産党と同一視されるいわれはない」という反論への「常岡&菊池流批判」ですが心底呆れます。それにしても昔は「えせ科学批判者」ぶって「赤旗日曜版に登場したこと」もある菊池も、近年ではえせ科学関係のツイートが激減し、「ただの自民シンパ&アンチ野党(特に反共、反左翼)」であることを完全に露呈して、こうして「えせ科学的発言(詭弁)」をして恥じないのだから哀れなもんです。その結果、まともな人間からは「事実上、廃業状態」の「常岡」同様に「完全に見捨てられてる」わけですが。
 常岡や福島香織の醜態を見てると「能力の低い人間が会社を辞めたらだめだ*5(退社前は今ほど酷くなかったと思う)」と思う反面「でもプライドがあれば退社して金に詰まろうがあんな恥知らずな生き方はしない(あれで金が儲かってるとも思えない)」とは思います。「無能なので成果が出ないこと」はともかく常岡や福島のような「恥知らずな生き方」はお話になりません。

常岡浩介
 確かに大笑いだけど、新潮がそれをいうか、というのがこれまた大笑い
【ウクライナ侵攻】NHK編集局幹部が急に「BBCやCNNを目指せ」…内部から失笑のウラ事情(抜粋) | デイリー新潮

 確かに大笑いだけど、事実上「ジャーナリスト廃業(ツイッターでの業務報告は皆無)」で「昔は付き合いがあった高世仁にも見捨てられた」常岡がそれを言うか、でしょう。なお、新潮はともかくNHKは常岡に比べたらよほどまともな報道機関でしょう。

常岡浩介がリツイート
山口智*6
 (ボーガス注:セクハラを告発された)広河隆一氏の本を(ボーガス注:ブックフェアなどで?)岩波書店は今でも推薦するんですね…何も考えてないんだろうか

 俺的には「その批判には反対」ですね。
 セクハラ問題と

◆『チェルノブイリ報告』(1991年、岩波新書)
◆『チェルノブイリから広島へ』(1995年、岩波ジュニア新書)
◆『パレスチナ(新版)』 (2002年、岩波新書)
◆『福島 原発と人びと』(2011年、岩波新書)

といった岩波から刊行された彼の本の評価は「一応別物」でしょう(広河氏が十分反省しているとは思えない現状では、絶版を考えるべきかもしれませんが)。
 個人的に岩波で気になるのはむしろ

楊海英静岡大学教授も、完全にトンデモの域だと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 岩波書店とかは、(ボーガス注:『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2018年、岩波現代文庫)、『「知識青年」の1968年:中国の辺境と文化大革命』(2018年、岩波書店)といった)彼の本を出していていいのか。学術書としてはレベルが高いから、彼のデマには目をつむるなんてことで済むような状況じゃないでしょうに。

という楊海英*7ですね。
 それにしても「セクハラ問題一般」を論じるのではなく私怨から「広河氏のみに絡む常岡」も「何だかなあ」ですね(苦笑)
 勿論、広河批判派も、詭弁でセクハラを擁護しようとする広河シンパ(未だにいるらしい!)も「事実上ジャーナリスト廃業」の常岡なんか無視していますが。

*1:第二次安倍内閣文科相自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)、政調会長(菅総裁時代)を歴任

*2:鳩山、菅内閣総務相民進党副代表、国民民主党代表代行、国対委員長などを歴任。

*3:第四次安倍内閣で防衛相

*4:大阪大学教授

*5:大学教授でありながら本業(専門は一応物理学らしい)そっちのけでこの種のアホツイートをする菊池のような輩もいますが

*6:モンタナ州立大学准教授。著書『海を渡る〔慰安婦〕問題: 右派の〔歴史戦〕を問う』(共著、2016年、岩波書店)、 『ネット右翼とは何か』(共著、2019年、青弓社)など

*7:最近の著書としては『モンゴル人の中国革命』(2018年、ちくま新書)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)、『独裁の中国現代史:毛沢東から習近平まで』(2019年、文春新書)、『逆転の大中国史』(2019年、文春文庫)、 『モンゴル騎兵の現代史:チベットに舞う日本刀』(2020年、中公文庫)、『中国人とモンゴル人』(2021年、産経NF文庫)、『内モンゴル紛争』(2021年、ちくま新書)、『紅衛兵とモンゴル人大虐殺:草原の文化大革命』(2021年、筑摩選書)など