常岡浩介に突っ込む(2021年12月30日分)

◆常岡浩介ツイート

常岡浩介がリツイート
露探【円谷猪四郎】
 イデオロギー的な縛りのあったソ連時代に比べ、最早歯止めが効かなくなっている印象。

 吹き出しました。プーチン批判は勿論構いませんが、プーチン政権のどのあたりが「歯止めがきかない」のか?。十分計算した上での「反体制派弾圧」であり、また、ソ連に限らず、「古今東西の弾圧」と比べても「取り立てて酷い」とも思いません。
 なお、ソ連と言っても「時期が長い」のでどこで比べるかにも寄ります。「スターリン時代の大粛清」と比べたら明らかに今の方がましでしょう(勿論、プーチンが立派なのではなく、スターリンが度外れて酷いわけですが)。
 ただし、スターリン時代以外でも「ヨハネ・パウロ2世暗殺未遂(1981年:KGBの犯行というのが通説)」とか、時として「ソ連はかなり無茶なこと」をやってるので「一体、常岡たちは何を言ってるんだ?」ですね。
 そもそも「イデオロギー的縛り」とは何なのか?。「共産主義」のことか?。しかしそれならば共産体制下での「スターリン粛清」「毛沢東文革」「ポルポト虐殺」などを常岡はどう説明するのか?
 まあ、常岡と類友が「歯止めがきかない→プーチン政権崩壊するする詐欺」を放言しているだけの話でしょう。
 プーチン政権が今後どうなるかはともかく、少なくとも常岡らが放言するほど彼は甘くはないでしょう。そう簡単に政権崩壊するわけがない。まあ、そんなことは分かった上での放言でしょうけど。
 むしろ「崩壊してる」というか「終わってる」のは「ジャーナリスト廃業状態の常岡(既に高世仁からははっきりと見捨てられた)」でしょう。

常岡浩介がリツイート
山口智*1
 「示談書などの証拠」に「セクハラ報道と検証を考える会(以下、考える会)」はこだわっているが、広河事件は告発や、その結果としての示談が行われることすら長年にわたり困難だったという事例なので、示談書などないのは当然。広河事件の酷さの現れでしかないのに「被害者の証言だけで信用できない」と解釈するのもとんでもないことだ。被害者の告発を明らかに軽視している「考える会」および木村嘉代子氏の主張と、(ボーガス注:木村『朝鮮人「徴用工」問題を解きほぐす:室蘭・日本製鉄輪西製鉄所における外国人労働者「移入」の失敗』(2021年、寿郎社)などで、木村氏らが批判する)歴史修正主義者の主張は同じではないのか。

 山口氏の場合「フェミニスト」として「いろいろなフェミ運動にコミットし、その一つが広河隆一*2セクハラ事件」なのに対し、常岡の場合、単に「奴が嫌ってる広河氏を罵倒したいだけ」ですからね。
 当然、広河批判以外の「セクハラ問題」や「フェミ問題」への常岡のリツイートはない。勿論常岡が「セクハラ問題」や「フェミ問題」を「ジャーナリストとしての本業」にしてないことは言うまでもない。つうか既に事実上、ジャーナリスト廃業ですが。全く志の低い男です(プライドが高いだけで、能力も低いのでしょうが)。
 しかし、「超少数派」でしょうが、未だに広河氏を無理矢理かばおうとする人間がいるんですね。絶句します。道義的是非はもちろんのこと、セクハラ被害者に「名誉毀損」で刑事告発、民事提訴されかねないでしょうに。

常岡浩介
 木村嘉代子氏、自分が書いたブログについて、「広河氏を擁護するものではない」と、ぼくに書き送ってきた。自分が何を書いているかすら分からないほど読解力がないか、認知が歪んでいるのだろうか?

 「セクハラ問題で広河氏を擁護する木村氏」が「下劣でくだらない」ことを前提にした上での話ですが、「常岡もいつもながらくだらねえな」ですね。山口智美氏などと違い、「ジャーナリスト廃業状態」常岡の場合「広河セクハラ問題」に本腰入れて取り組む気など全くなく、単に「暇つぶしに絡んでる」程度でしかないですからね。
 常岡も木村氏に相手にされて*3、「これでこの問題をツイッターネタに出来る(ジャーナリスト廃業状態をごまかすネタに出来る)」と喜んでるのでしょうが、「その程度の話」でしかないので、常岡もそのうちこの問題からは手を引くでしょう。
 まあ、それ以前に木村氏も「常岡なんぞとは違う強敵」山口氏などの相手に必死で常岡なんぞ相手にしてられなくなるでしょうが。

*1:モンタナ州立大学教授。著書『社会運動の戸惑い:フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(共著、2012年、勁草書房)、『海を渡る「慰安婦」問題:右派の「歴史戦」を問う』(共著、2016年、岩波書店)、『ネット右翼とは何か』(共著、2021年、青弓社ライブラリー)

*2:著書『チェルノブイリ報告』(1991年、岩波新書)、『中東 共存への道:パレスチナイスラエル』(1994年、岩波新書)、『チェルノブイリから広島へ』(1995年、岩波ジュニア新書)、『裁かれる薬害エイズ』(1996年、岩波ブックレット)、『薬害エイズの真相』(1996年、徳間文庫)、『パレスチナ(新版)』 (2002年、岩波新書)、『福島 原発と人びと』(2011年、岩波新書)など

*3:正直、この問題にマトモに取り組んでる人間(例:山口智美氏)ならともかく「この問題についてマトモに取り組んでるわけでもない」常岡ごときを相手にするとは驚きですね。多分、各方面からの批判に完全にテンパってしまい、「とにかく私を批判してる人間には全て言い訳しなければ!(そして一人でも批判を辞めてくれれば御の字)」状態なのでしょう。そんなんだったら最初から無理な広河擁護なんかするな、ですが。そんな風にテンパってること自体「広河擁護に無理があったと自白してるのも同然の所業」です。