「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年2/14分:荒木和博の巻)

金日成と金正日の対立、そして金日成の最期(2月15日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年2月15日月曜日のショートメッセージ(Vol.319)。度々お話ししていますが、明日は金正日の誕生日なので?金日成金正日の対立について、結局息子によって死に至らしめられた金日成の最期のあたりのお話しです。

 8分25秒程度の動画です。馬鹿馬鹿しいですね。
 まず第一に「金日成金正日の対立」「息子によって(精神的虐待によって?)死に至らしめられた金日成の最期」というのは争いのない定説、通説では全くありません。荒木が根拠レスで勝手に放言しているだけの話です。むしろ通説、定説的見解は「そのような対立など無く」、当然、荒木のような「息子による父への精神的虐待」なんてもんはなかったというものです。当然、死去も「金正日は父の回復を望み手を尽くしたが空しく死去した」と言う話です。大体「金日成の死去が金正日にとって望ましかった」というなら「金日成死去当時」、荒木らウヨが「金日成ほどのカリスマは金正日にはない。政権崩壊が近づいた」と放言していたのは一体何だったのか。
 第二に百歩譲って仮にそれが事実だとしましょう。「そんなことが荒木ら巣くう会の建前である拉致被害者の日本帰国」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 ちなみに、話が脱線しますが、2月16日 - Wikipediaによれば2月16日が誕生日の人間は金正日(1942~2011年)以外では

【誕生年順】
高倉健(1931~2014年):俳優
ジョン・マッケンロー(1959年生まれ):プロテニス選手

などがいます。


◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 近日公開の映画「めぐみへの誓い」のプロデューサー松村譲裕さん*1
 映画の目的は「拉致を風化させない」ではなく「被害者の奪還」であると。

 馬鹿馬鹿しくて話にならないですね。映画がどう「被害者の奪還」につながるのか。まあ、それ以前にほとんど世間の話題になってない時点で「被害者の奪還」どころか「拉致を風化させない」という目的すら達成できていませんが。
 まあ出演俳優が

めぐみへの誓い (2020年の映画) - Wikipedia
【キャスト】
横田めぐみ(政府認定拉致被害者):菜月
横田滋(めぐみの父、元拉致被害者家族会会長):原田大二郎*2
横田早紀江(滋の妻。めぐみの母):石村とも子*3
田口八重子(政府認定拉致被害者):安座間美優*4
金賢姫大韓航空機爆破事件の実行犯):小林麗菜

などということで、無名(菜月、石村とも子など)とか、最近では今ひとつぱっとしない人間(原田大二郎)とかばかりですからね。そもそも自主上映「だけ」であって「商業映画として成功していない(大手映画会社が配給してない)」上にDVD化され、市販されるかどうかも分からないわけですが。

*1:救う会秋田会長。ユーランドホテル八橋社長。秋田県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会常務理事(松村讓裕 - Wikipedia参照)

*2:1944年生まれ。1970年に、1968年に起きた連続射殺事件の犯人である永山則夫を描いた映画『裸の十九才』(新藤兼人監督)で主役としてデビューを果たす。1975年にテレビドラマ『Gメン'75』の関屋一郎警部補役で、全国に名前を知られるようになる(原田大二郎 - Wikipedia参照)。

*3:野伏翔主宰の劇団「夜想会」の中心メンバーとして、舞台を中心に活動(石村とも子 - Wikipedia参照)。

*4:1986年生まれ。集英社の雑誌・セブンティーン誌主催の『ミス・セブンティーン』に選出された2002年から同誌専属モデルとなる。2006年、集英社の雑誌『non-no』専属モデル、2007年には、小学館の雑誌『CanCam』専属モデルとなる。2008年から2011年の3年間、日本テレビズームイン!!サタデー』にお天気キャスターとして出演。2014年に『CanCam』卒業、『CanCam』の姉妹誌『AneCan』専属モデル。2019年に、初写真集『Mew』(ワニブックス)を発売(安座間美優 - Wikipedia参照)