高世仁に突っ込む(2021年3/11日分)

◆高世のツイート

高世仁リツイート
藤井美穂
 小児愛とLGBTを比べる意見が多いのは日本でLGBTがどれだけ人権として考えられてなくて、そういった人たちは「あの人たちはおかしいけど存在するのを許してやってる」態度なんだと思うとかなりムカつく。

 高世と類友・藤井某(LGBT?)のアホさには心底呆れますね。「小児性愛」とLGBTにはどちらも「生まれつきの性的嗜好」という共通点があります。
 もちろん「小児性愛者」が小児相手にセックスをしたら「レイプ」であり、その点は「それ自体は犯罪行為ではないLGBT」とは違いますが、「小児性愛LGBTは違う!」で片付けるのはあまりにも問題がありすぎです。
 もちろん俺のように「小児性愛LGBTの共通点」を指摘すること「それ自体」は「LGBTに対する誹謗」でも「小児相手の性犯罪の擁護」でもはない。
 なぜなら俺は「生まれつきの性的嗜好」と言う意味では「一般的な異性愛(もちろんこれまた犯罪ではない)」と「小児性愛」にも共通点があると思ってるからです(というか、俺が思う、思わないではなく客観的事実ですが)。
 例えば「小児性愛」という性的嗜好を自覚しながら「犯罪に走ること無くまともに生きようとする人間」は高世らの脳内ではどう評価されるのか。


ミャンマーに世界史の大きな流れをみる - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 電力・エネルギー省のエンジニアの女性の自宅にカメラが入る。
 多くの同僚が職場放棄しているが、仲間から電話で、幹部が出勤を迫っているとの情報。しかし彼女は運動をやめるつもりはない。給料は手渡しなのだが、職場には行かないことにした。
 ただ、彼女の収入で家族を支えているので、無収入はつらい。外国に住むミャンマー人から支援金が送られてきたが、銀行行員の職場放棄でATMに紙幣が供給されずお金を降ろせない。
 同居する母親は病気をもっているのだが、医療関係者が職場放棄していて、診察してもらえない。

 これが「全国一斉職場放棄=ゼネストミャンマーで政府への抗議意思表明で行われてる)」の厄介なところです。軍事政権側に「ゼネスト(ゼネラルストライキ)すれば困るのは一般国民だ、俺たちはお前らの脅しに屈しない」と居直られると苦しくなる。しかし高世が「ゼネスト(あるいは単にスト)」と書かないのが興味深い。
 俺なんか「いわゆるゼネストじゃん」と思ったし、実際
ゼネストの使用例】
ミャンマーで最大デモ 弾圧に反発、ゼネスト決行:時事ドットコム2021年02月22日
ミャンマーで大規模デモ 国軍に抗議、ゼネスト呼び掛け:東京新聞 TOKYO Web2021年02月22日
ミャンマーでゼネスト: 日本経済新聞2021年2月23日
【ストの使用例】
ミャンマー 軍が大学など占拠、全土で一斉スト 銃撃で死者も|TBS NEWS2021年3月8日
赤旗ミャンマー スト拡大/銀行・経済活動が停止/弾圧に不服従2021年3月10日
という記事もあるし、高世は「元左翼」なんですが、右翼結社「救う会」と長年つるんできた今、そんなに「ゼネスト(あるいは単にスト)」と書きたくないのか。

 ミャンマーの闘う人々の姿に励まされる。

 「別に高世を励ますためにミャンマー反政府運動は活動してるわけと違うけどね」「つうか、中国や北朝鮮相手には日本政府はもっと批判しろ、つう奴がミャンマー相手には日本政府に厳しい態度を求めないのはどういうことですか?」と問いただしたくなります。


「福島県民がん増える可能性低い」と国連科学委が報告 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 SNS上ではすぐに批判が出たが、今後の議論のベースにできると思う。

 高世が「国連報告を支持する」とも「批判する」ともいえず曖昧な態度であることが興味深い。


大震災から10年の雑感 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 「棄民」などという古い言葉がいまひんぱんに使われるのが悲しい。

 「棄民」でググったら

【出版年順】
大沼保昭*1『サハリン棄民』(1992年、中公新書)
◆遠藤十亜希*2『南米「棄民」政策の実像』(2016年、岩波現代全書)
◆藤田孝典*3『棄民世代:政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす』(2020年、SB新書)

がヒットしたのでこの機会にメモしておきます。

 タイで北朝鮮による拉致問題に取り組んでいる海老原智治さんから以下のメール。
東日本大震災から丸10周年を迎えようとしています。
 震災時にはタイの全国津々浦々からも多数の支援が寄せられました。
 当方はチェンマイ県内からの寄贈物資を宮城県内の避難所へ運ぶなど致しました。
 当方は当時、タイ人のこのような暖かな気持ちを日本語で被災地に寄せる機会を設けようと考え、タイ全国で日本語を学ぶタイ人高校生・大学生・元東北大留学生にバンコクに集まってもらい、「タイから日本震災被災者の皆様を励ますタイ人全国日本語スピーチ大会」(2011年7月23日)を開催し、タイから被災地へネットで生中継しました。
 震災10周年を機に、この模様がYoutubeで再度視聴できるようになりました。』

 『タイで北朝鮮による拉致問題に取り組んでいる海老原智治さん』云々と書きながら、話の内容が「拉致と何一つ関係ない」ので吹き出しました。おそらく海老原某は「荒木和博や島田洋一」などの同類であってまともな活動などしていないのでしょうねえ。もちろん高世も「ジンネット倒産」を契機にもはや「拉致問題からの撤退」を開始したわけですが。

*1:東京大学名誉教授。著書『「慰安婦」問題とは何だったのか』(2007年、中公新書)、『国際法』(2018年、ちくま新書)など

*2:城西国際大学教授

*3:著書『下流老人』(2015年、朝日新書)、『貧困世代:社会の監獄に閉じ込められた若者たち』(2016年、講談社現代新書)、『中高年ひきこもり』(2019年、扶桑社新書)など