「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年4/26分:荒木和博の巻)

憲法の制約【調査会NEWS3427】(R03.4.26): 荒木和博BLOG
 内容としては防衛省の情報公開について(R3.4.26): 荒木和博BLOGと大同小異であり、防衛省の情報公開について(R3.4.26): 荒木和博BLOGについては既に下で突っ込んでますが、少しだけ憲法の制約【調査会NEWS3427】(R03.4.26): 荒木和博BLOGにコメントします。

 公開された文書で救いがあったのは防衛省の方ではなく、国会議員で与野党含め多数の方々が自衛隊による拉致被害者救出に関し質問をしてくれていたことでした。

 といったところでその「与野党の国会議員」の具体的な名前を荒木が上げない辺り「語るに落ちてる」といっていいでしょう。
 「与党の幹部政治家」「最大野党の幹部政治家」などではなく、おそらく「世間から非常識ウヨ議員として敬遠されてる人物ばかり」なのでしょう。そしてそのことを荒木も自覚してるから具体的な名前を挙げない。
【追記】
 防衛省情報公開 書類は多いがやる気はない(R3.4.26): 荒木和博BLOGによれば、「与野党の国会議員」の一人は「中山恭子」だそうです。
 ならば何故憲法の制約【調査会NEWS3427】(R03.4.26): 荒木和博BLOGにおいて中山の名前を出さないのかと言えば、「質問した当時の中山」は「福田内閣拉致担当相」ではなく、「次世代の党」時代だからでしょう。
 それにしても「防衛省は『中山先生のお話は承りました』『検討したい』というが口から出任せだ、典型的なお役所答弁だ」「イエス、バット(御説ごもっともだが、ホニャララという理由で問題がある)で、答弁がされる上に、イエスに比べてバットがやたら長くて、バットが本音だ。要するに本音はノーなんだ」と悪口する荒木ですが、それこそ

◆口からデマカセ
◆イエス、バットで、話がされる上にバットがやたら長くて、バットが本音だ、要するに本音はノー

つうのは

◆日朝国交正常化には反対しない、しかし拉致被害者の即時一括全員帰国が条件だ(しかも全員に明らかに拉致ではない『特定失踪者』を入れる)。段階的帰国は認めない。

つう荒木等救う会の方でしょう。
 それにしても荒木が

北朝鮮のミサイルなんか撃ち込まれたら撃墜困難です。だからイージスアショアなんか設置する必要は無いんです。カネの無駄遣いです。そんなことをして、『カネが足りないから弾薬不足で、演習不足』『トイレットペーパーを隊員の負担で購入』て本末転倒だ。イージスアショアでかえって国防力(通常兵器の性能や自衛官の能力、士気など)が落ちる。野党や地元(秋田県山口県)の反対でぽしゃって良かった*1。そういう「無駄な高額兵器」の話は他にもあるんじゃ無いか。
防衛省は与党(自民党)に言われると、イージスアショアみたいなやらなくてもいい無駄なこと(軍事利権?)をやろうとする。一方で我々、特定失踪者問題調査会が求める拉致被害者救出には『そんなことはできません』という。判断基準がおかしいんです。国益かどうかではなくて、何でもかんでも与党の言いなりなんです。

と言う趣旨のことを動画内で言い出したのには「予想外すぎて」驚きました。
 「イージスアショアの是非*2なんて拉致解決に関係ねえだろ」「まさかとは思うが『イージスよりも北朝鮮拉致被害者救出のために自衛隊特殊部隊にカネを使え!』とでも?」つうのはさておき。
 俺の知る限り、荒木のようなウヨ(西岡力救う会会長、島田洋一救う会副会長、巣くう会集会の司会を毎回務める櫻井よしこ*3など)で「イージスアショアなんて税金の無駄遣い。設置計画が潰れてむしろ良かった」とはっきり言い切った人間って他に見たことがない。これを見た「荒木のウヨ仲間」に「イージスアショアは税金の無駄だから、計画が潰れて良かったとか手前は共産党か!」とか詰め寄られたらどう対応する気なんでしょうか?
 荒木は「あんたが俺を共産党呼ばわりしようと俺はそう言う価値観だ。」「あの件では反対理由が何でアレ、設置に反対した共産党が正しい。設置しようとした自民党防衛省が間違ってる」と言い切る度胸はあるんでしょうか?。
 それとも「俺が何を言おうと、(賛同はしないにせよ)『荒木は間違ってる』などと、俺にケンカを売れるウヨはいない。俺のバックには家族会がついている」とでも思い上がってるのか。

【参考:共産党のイージス計画反対論】

陸上イージス計画停止/防衛相発表 民家近く配備 反対強く/“技術的問題見つかる”2020年6月16日
 河野太郎防衛相は15日、防衛省内で記者会見し、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を秋田県山口県へ配備する計画を停止すると発表しました。迎撃ミサイルについて技術的な問題が見つかり、改修に相当なコストと期間がかかるためだと説明しました。
 配備候補地となった両演習場は、住宅地に近接しており、配備計画自体が無謀なものでした。地元自治体や住民が強く配備反対を訴えるなか、地元への説明資料に誤りが見つかるなど防衛省の不手際も明らかになりました。無謀な計画と反対の声で配備への矛盾が深まるなか、事実上の撤回に追い込まれた形です。
◆解説『官邸主導の「武器爆買い」破綻の始まり』
 もともと、防衛省北朝鮮弾道ミサイルの脅威に対して、イージス艦の増勢などで対処する方針を掲げており、同省の「中期防衛力整備計画」にも、イージス・アショアの導入は盛り込まれていませんでした。
 ところが、2017年、米側から「米本土防衛」のためにイージス・アショア導入を要求されると、安倍晋三首相は同年秋の日米首脳会談で、トランプ政権の「バイ・アメリカン」(米国製の武器を買え)路線に迎合し、12月に「2基導入」を閣議決定しました。
 しかし、その導入費用は当初の「2基1600億円」から、公表された部分だけでも4504億円に。さらにレーダーや迎撃ミサイル、施設建設費を含めれば1兆円規模に膨れ上がります。単価でみれば、自衛隊史上最も高価な兵器です。
 しかも、その迎撃能力は限られており、現在、主流となっている多弾頭や超高高度の弾道ミサイルや、ロシアが開発している極超音速ミサイルなどには全く対応できません。まさに壮大なムダです。

主張/陸上イージス代替/米国言いなりの矛盾があらわ2020年12月19日
 政府は、6月に導入を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策として、「イージス・システム搭載艦」2隻を新造することを閣議決定しました。アショア配備によって「24時間365日」の対応が可能となり、海上自衛隊の負担も軽減できると地上配備の優位性を指摘していたのに、まともな説明もなく洋上配備への転換となりました。導入費用もアショアより大きく膨れ上がります。防衛政策上の必要からではなく、米国言いなりに導入を決めた対米追従政治の矛盾と危険があらわです。
アショアは、地上の固定基地からSM3を発射するシステムです。防衛省は同システム導入の必要性について「イージス艦は、整備や補給のために港に戻る必要があり、24時間365日対応することが困難」と指摘していました。
 ところが、今回は、イージス・システム搭載艦であれば「情勢の変化に応じ、運用上最適な海域へ柔軟に展開することが可能」と、一転、洋上配備の有用性を強調しています。それならなぜ洋上配備を一度否定したのか、説明が付きません。アショア計画は配備候補地の秋田、山口両県で早くから住民らが反対の声を上げていました。整合性のない政府の説明は、導入ありきの決定でその口実は後付けだったことを示しています。
 防衛省の試算で、イージス・システム搭載艦の建造費が2隻で4800億~5000億円以上と(ボーガス注:イージスアショアよりも高額に)なっているのも重大です。

「イージス・レーダー選定疑惑」の構図/ロッキード社製買え 圧力/米長官が極秘来日 本紙スクープ 穀田議員質問2021年2月25日
 「レーダー選定直前に米ミサイル防衛庁長官が来日し、ロッキード・マーチン社のレーダーを選ぶよう圧力をかけた。当時の防衛副大臣も認めている」。
 総額1兆円を超え、自衛隊史上最も高価な兵器の一つである陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」。そのレーダー選定をめぐり、本紙は防衛省元幹部から、このような証言を得ました。
 その真偽をただした日本共産党穀田恵二議員の質問に、岸信夫防衛相は「2018年7月23日、グリーブス米ミサイル防衛庁長官(当時)が防衛省を訪問した」と述べ、「極秘来日」の事実を認めました(9日、衆院予算委員会)。質問は与野党に大きな衝撃を与え、「ロッキード社ありき」の不透明な選定過程を解明しようとの機運が高まりました。
 米政府と世界最大の巨大軍需企業が圧力をかけ、そこに一部の利権集団が群がって国民の血税を食い物にしようとしている―。
 穀田議員の質問を契機に、野党では「第2のロッキード事件になりかねない」として、「イージス・システム疑惑調査チーム」が24日に発足。レーダー選定をめぐる不透明な経緯や、洋上イージスの不合理さなどの追及が始まりました。今こそ、安倍・トランプ前政権の“負の遺産”から脱却し、国民の税金は国民のために使うべきです。

ロ社同席を否定せず/イージス選定疑惑 穀田氏が追及/衆院外務委2021年3月11日
 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代替策「イージス・システム搭載艦」のレーダー選定で、ロッキード・マーチン社を優遇した疑惑に関し、防衛省中山泰秀副大臣は10日、選定結果公表直前の2018年7月23日のグリーブス米ミサイル防衛庁長官と西田安範・防衛省整備計画局長(当時)の面会に、ロ社の関係者が同席したことを否定しませんでした。同日の衆院外務委員会の日本共産党穀田恵二議員への答弁。
 穀田氏は「レーダー選定直前に、発注者である防衛省と、受注者の米側がひそかに会うこと自体が異常で、選定の厳正性が疑われる」と指摘し、グリーブス氏との面会時に、レーダーの提案者であるロッキード社の関係者が同席したのかと質問。中山氏は「答弁は差し控える」として否定できませんでした。
 穀田氏は、「当日の面会記録の提出がない限り疑問は払拭できない」とし、面会記録の提出を要求しました。


【参考:荒木が言う『自衛隊の予算不足』の例】

防衛省・自衛隊:よくある質問
Q8
 自衛隊員は駐屯地・基地等のトイレットペーパーを「自腹」で購入しているのですか?
A8
 トイレットペーパーなどの日用品等については、これまで一部の隊員が自費で購入していた場合もありましたが、現在では、日用品等を購入するための予算を大幅に増額するなど、隊員が安心して任務を遂行できる生活・勤務環境の整備を行っています。防衛省として、「自費購入ゼロ」という当然の体制を整えます。

自衛隊員は基地で使うトイレットペーパーを自腹で買う 理不尽すぎる自衛隊の環境 | デイリー新潮2019年9月11日
 日本の安全保障を担う自衛隊は、予算不足で制服や装備、弾薬が十分に買えない。挙句に、基地のトイレでは、トイレットペーパーさえ常備されていないという。そんな理不尽な環境で激務をこなす自衛官を描いた『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』(扶桑社新書)が9月1日に出版された。著者は国防ジャーナリストの小笠原理恵氏である。
 昨年の11月1日、自衛隊記念日でもあるこの日に、国会の衆議院予算委員会でこんな質問がなされた。
自衛官の方は自費でトイレットペーパーを買っていると。どこの役所で今どきそんなことがあるんですか。これは真っ先に解消していただきたいと思うんですけれども、いかがですか?」
 質問したのは、立憲民主党本多平直*4衆院議員。これに対し、岩屋毅防衛相(当時)は次のように答弁した。
「そのような話は、実は私も防衛大臣に就任する前に、地元の自衛隊家族会の皆さんから聞かされたことがございました。お尋ねのトイレットペーパーについては、隊員が自費購入していた場合もあると承知しております。しかし現在では、消耗品のなかでも特に優先度の高いものとして、各駐屯地が予算を執行していると思いますが、さらに、これについてもきちっと行きわたるように、隊員の負担ということにならないように、しっかり指示を出したいと思います」
 小笠原氏は、2014年から自衛隊の待遇問題を考える『自衛官守る会』を主宰。現在、WEBメディア「日刊SPA!」で「自衛隊ができない100のこと」を連載中だ。
 安全保障上欠かせない陸上自衛隊の射撃訓練は、予算不足で弾丸が思うように使えないという。
小笠原
「19年度の当初予算案の防衛費は、過去最大の5兆2574億円に上りました。それでも、予算が足りないのが現状です。日本の防衛費はGDPの1%ですが、トランプ大統領が言っているように2%*5くらいないと、まともな防衛はできません。たとえば、射撃訓練も弾薬が大量に買えないので、制限されています。数百人いる特殊部隊は無制限に撃てますが、普通の隊員は、1、2カ月に1回20~40発程度の射撃訓練しかできません。クレー射撃の選手の方が射撃訓練をしていると思います」
 潜水艦の魚雷発射訓練は特に費用がかかる。
小笠原
「私が主催する『自衛官守る会』には元自衛官の方もいらっしゃるのですが、その人の話によると、魚雷の演習では、1回の訓練で的に向けて魚雷を1発撃ちます。的に命中したか、右にずれたか左にずれたかは記録されますが、演習はそれで終わりです。的に当たらないと、魚雷を撃ち直すのが普通ですが、予算の都合で1発だけなんですよ。これで演習と言えるのでしょうか」

買うなら戦闘機よりトイレ紙 河野氏、自衛官の待遇改善訴え:時事ドットコム2020年09月17日
「トイレットペーパーと(最新鋭ステルス戦闘機)F35、どっちを買うか迷ったらトイレットペーパーを取ると言ったことがある」。
 河野太郎行政改革担当相は17日、前職の防衛相離任式で自衛隊幹部らを前にこうあいさつした。予算の厳しい制約の中、隊員の勤務環境改善に優先的に取り組むべきだと独特の言い回しで訴えた。

陸自、トイレットペーパーを今でも自費購入:時事ドットコム2021.2.10
 岸信夫防衛相は10日の衆院予算委員会で、2020年度上半期の調査結果として、陸上自衛隊の部隊の1.4%で隊員が予算上の制約からトイレットペーパーを自費購入している例があったと明らかにした。防衛省は18年11月に改善する方針を示していたが、2年近く経過しても解決していないことになり、岸氏は「ちょっとびっくりした」と述べた。
 立憲民主党本多平直氏の質問に答えた。同氏が18年11月にこの問題を国会で取り上げた際、当時の安倍晋三首相は「直ちに対応したい」と答弁していた。
 岸氏は、自腹のケースは減少していると説明しつつ、「隊員は常に高い意識で任務に専念してもらわないと困る」と強調。改めて職場環境の改善を約束した。

【参考終わり】


防衛省情報公開 書類は多いがやる気はない(R3.4.26): 荒木和博BLOG
 7分40秒程度の動画です。防衛省の情報公開について(R3.4.26): 荒木和博BLOG憲法の制約【調査会NEWS3427】(R03.4.26): 荒木和博BLOGと大して変わらないので、見る必要は全くありません。
 それにしても荒木の方こそ「荒木和博、言い訳は多いがやる気はない」「特定失踪者問題調査会、能書きは多いが成果ない」ですよねえ。荒木なんか「拉致解決(荒木の建前だが本音ではない)」にも「北朝鮮打倒(荒木の本心だが、現実性皆無)」にも役立ってませんからねえ。そして拉致問題はどんどん風化して荒木の政治力もどんどん衰退していく。まあ、「日朝国交正常化妨害(荒木の本心)」には今のところ成功していますが。


防衛省の情報公開について(R3.4.26): 荒木和博BLOG

 令和3年4月26日月曜日のショートメッセージ(Vol.389)。昨年3月27日に防衛省に送った情報公開請求への回答(公開文書)が(ボーガス注:1年後の)4月14日*6に届きました。厚さ8センチくらいあり、他の急ぎの用事もあったのでざっと見るのにもちょっと時間がかかってしまったのですが、それについて今日と明日27日でお話しします。まあ、簡単に言えば(ボーガス注:自衛隊特殊部隊での拉致被害者救出は)やらなければならないし、できるのに憲法を盾にやりませんと言っているということです。

 7分45秒の動画です。説明文だけで見る気が失せますね。ぶっちゃけ見る価値は全くありません。
 「自衛隊特殊部隊で拉致被害者救出」なんかできるわけがないでしょう。
 もちろん出来ない最大の理由は「憲法九条の制約」などではない。
 「拉致被害者の居場所が分からないこと」が最大の制約です。とはいえ「拉致被害者の居場所が分からないのにどこに救出に行くのか」と言っても「自衛隊にやる気が無いから分からないのだ。やる気があれば居場所が分かるはずだ」「自衛隊で救出しなければいけないから、わからなければいけない」と荒木は言い出すから始末に負えませんが。
 「わかるはずだ」「わからなければいけない」って「わかるわけがない」。
 もちろん「やらなければならない」のは「日朝交渉」です。しかし荒木は「北朝鮮に経済支援するのか」などと「アンチ北朝鮮を盾に日朝交渉なんかやりませんと言っている」わけですが。

◆第18富士山丸船長、機関長は「金丸*7訪朝」で
◆蓮池夫妻、地村夫妻、曽我さんといった5人の拉致被害者は「小泉*8訪朝」で
◆ワームビア君は米国国務省の外交交渉で

ということで過去に「北朝鮮に身柄拘束された人間」は皆外交で帰ってきました。あるいは北朝鮮では無いですがイランアメリカ大使館人質事件 - Wikipediaは外交交渉で解決した。「憲法九条のような法的制約はない」「世界最強の軍隊を持つ米国」ですら「特殊部隊で救出」なんかしなかった。
 荒木は「超法規的措置憲法九条など無視して自衛隊北朝鮮に突っ込めば良い*9超法規的措置なら前例がある。福田赳夫内閣はダッカ事件超法規的措置を執った」て「アホか?」ですね。
 福田内閣超法規的措置(人質解放のため、赤軍派の要求に応じて身代金支払い)なんてむしろ「経済支援とのバーター取引で拉致被害者救出」という主張に適合的な話であって、荒木の与太「自衛隊救出論」に適合的な話じゃ無いでしょうよ。
 「岸信介*10の子分」「安倍晋太郎*11の親分」という「改憲右派・福田赳夫*12(清和会ボス)」ですら荒木と違い「犯罪者の赤軍派に金なんか支払えない」「泥棒に追い銭だ」「人質が死んでも仕方が無い」というほどの無茶苦茶では無かったわけです。
 ちなみに荒木が「二階*13発言(訪朝の用意がある)」に「訪朝や国交正常化なんか許さない*14」と悪口してるのが「荒木の本心が何か」と言う意味で「わかりやすい」ですね。荒木にとって問題は「拉致解決」ではなく「それを口実とした国交正常化妨害」でしかないわけです。
 なお、「動画説明文にも書いてありますが」、明日もこの続きで「政府、自民党」「防衛省」への悪口雑言をするそうです。

*1:ただし主張/陸上イージス代替/米国言いなりの矛盾があらわなのでそう手放しで喜べる話でもない。「イージスアショアの代替計画」も撤回に追い込む必要があります。

*2:俺個人は反対派ですが

*3:国家基本問題研究所理事長

*4:野田内閣で経産大臣政務官。野田内閣厚労副大臣などを務めた西村智奈美衆院議員(立憲民主党)の夫

*5:勿論、俺はこうした軍拡論にはハト派として反対の立場です。

*6:回答に1年も掛かった上、荒木の希望に応えていないことにマジギレする荒木です。しかも「昨年3月」といえばまだ安倍政権時代ですしね(安倍は昨年8月に辞意表明し、9月に正式に辞任)。「安倍さんに失望した」とも言う荒木です。

*7:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任

*8:宇野内閣厚生相、宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*9:そもそも最大の制約は「拉致被害者の居場所が分からないこと」であって憲法九条ではないですが。

*10:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山一郎総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*11:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*12:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*13:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て現在、幹事長

*14:残念ながら現時点では国交正常化どころか訪朝すら「実現可能性があるか疑問」ですが。