◆荒木のツイート
荒木和博がリツイート
今日の報道特集でウイグルの人権問題をやるそうです。
◆報道特集(JNN / TBSテレビ)
今週の報道特集、後半は・・・、
【国際社会批判強める”ウイグル”人権問題】
中国の新疆ウイグル自治区で、ウイグル族が経験した”職業訓練所”の実態とは。
家族と4年以上連絡が取れないというウイグル族の男性が語った苦悩。
是非、ご覧ください。
「拉致と関係ねえだろ」と心底呆れます。結局、荒木は「反共右翼活動家」でしかないわけです。
予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」ゲスト：伊藤祐靖海上自衛隊特別警備隊初代先任小隊長: 荒木和博BLOG
11分15秒ほどの動画です。『邦人奪還』（2020年、新潮社）という「自衛隊で拉致被害者救出」というトンデモ著書を出版し
伊藤祐靖 - Wikipedia
2012年（平成24年）8月19日、尖閣諸島沖での右翼団体『頑張れ日本!全国行動委員会』及び『日本の領土を守るため行動する議員連盟』の国会議員8名らによる尖閣諸島戦時遭難事件犠牲者の洋上慰霊祭に同行。水島総（日本文化チャンネル桜社長、『頑張れ日本!全国行動委員会』幹事長）、浅野久美（日本文化チャンネル桜のキャスター）、小坂英二（荒川区議）らとともに魚釣島に上陸した。
というプロ右翼が伊藤です。田母神*1、伊藤、荒谷卓*2、「ヒゲの佐藤*3」だのといったプロ右翼がいたのだから「自衛隊は大丈夫なのか」と不安になります。
最近注目の趙甬元と北朝鮮の体制について（R3.6.5）: 荒木和博BLOG
令和3年6月5日土曜日のショートメッセージ（Vol.428）。「第1書記になったのではないか」と最近話題の政治局常務委員趙甬元*4、そして北朝鮮の権力体制についてお話ししました。
7分15秒程度の動画です。動画説明文だけで見る気が失せます。実際見る価値はないですが。
何が馬鹿馬鹿しいか。まず第一に「第一書記」云々は韓国メディアが報じてるだけで北朝鮮が公式発表したわけではありません。韓国メディアが報じた物が後に「事実無根と判明したこと」は珍しくありません。
第二にそんなことが拉致の解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
第三に荒木がこの動画で何を言うかと言えばいつもの「北朝鮮崩壊するする詐欺」です。
荒木曰く「趙甬元が第一書記になると言うことは金正恩総書記の力が衰えてると言うことだ」。
もちろん、可能性としては
1）「趙甬元を第一書記にしても何ら問題ないと思う」ほど、「金正恩が彼を信頼している」or「金正恩の権力が強固」
2）第一書記ポストを置く事で総書記ポストの『権威向上を図った』（重要任務のみ総書記がやる）
などとみなすことも可能です。
1）についていえば
のような「側近」理解ですね。
そしてそうした認識を否定するまともな根拠は荒木には何もありません。
それにしてもこの動画での「今、北朝鮮にはコロナで日本からはがきが送れない→北朝鮮崩壊するする詐欺」には呆れますね。
何が呆れるか。第一に北朝鮮崩壊などどうみてもない。第二に「繰り返しますが」そんなことは拉致の解決に関係ない。
第三に「崩壊するする詐欺」の根拠に「はがきが送れない」と言うのには吹き出しました。ご存じの方もいるでしょうが、コロナのために日本から郵便が送れない地域は他にもあります（国・地域別の差出可否 - 日本郵便参照）。
それらの地域が「軒並み政情不安か」といえばそんなことはないわけです。
なお、国・地域別の差出可否 - 日本郵便をぱっと見た感じでは「インド、ブラジル（やはりコロナ？）」「アフガン、イエメン、イラク、シリア、リビア（内戦関係？）」「ベネズエラ（野党側がマドロ大統領を正式な大統領と認めない政情不安？）」「ミャンマー（クーデターによる政情不安？）」なんかが「送れない」「大幅遅延」でかなりやばそうですね。
ちなみに「全く無問題」という国はほとんどありません。
*1:元航空幕僚長。著書『日本核武装計画』（2013年、祥伝社）、『安倍晋三論』（2013年、ワニブックス）、『なぜ朝日新聞はかくも安倍晋三を憎むのか』（2014年、飛鳥新社）、『中国にNOと言える日本』（2014年、徳間書店）など
*2:荒谷については「奴らが戦いを仕掛けてきたら…」自衛隊・元特殊作戦群長の終末思想をひもとく | 文春オンライン、「行動する時が来た」「靖国の英霊と会話できる」陸自特殊部隊元トップの“危なすぎる世界観” | 文春オンライン参照
*3:第二次安倍内閣防衛大臣政務官、第四次安倍内閣外務副大臣など歴任。
*4:朝鮮労働党組織指導部第一次副部長、政治局員候補、政治局常務委員など歴任（趙甬元 - Wikipedia参照）
