デニス・ホー(何韻詩)とジャッキー・チェン(成龍) - 高世仁の「諸悪莫作」日記
副題の通り、今日も「反吐が出る」ほど大嫌いな「救う会、家族会の幇間、太鼓持ち」の高世に悪口します。
記事引用は省略しますが「香港民主派支持を表明するデニス・ホー*1に感動した。それに比べて中国政府べったりのジャッキー・チェン*2に失望した」だそうです。ジャッキーを『権力(中国政府)の犬』呼ばわりです。
「救う会、家族会の太鼓持ち、幇間がよくいう」「お前ごとき『救う会、家族会の愛玩犬、バター犬』がジャッキーを『権力の犬』呼ばわりするな」「お前なんかジャッキーほどの能力もない『会社潰した無能』の分際で」ですね。
大体、高世の中国批判は単に「北朝鮮批判よりも今は中国批判の方が受けてカネになるから」程度のくだらない話でしょうし。
中国ファンを「主たる顧客」として活動する「中国人芸能人」ジャッキーにとって「中国政府を敵に回すこと」はあまりにもリスキーです(これはジャッキー以外の中国人芸能人も同じですが)。かつジャッキーの仕事は「アクション俳優」にすぎない。別に「ジャーナリスト」のような政府批判が彼の職業じゃない。
一方、高世は「一応、自称ジャーナリスト」です。「あらゆる権力を批判すべき立場」に建前上はある。
そして「いざとなれば逮捕権限など強権すら発動できる中国政府」と違って、救う会、家族会にはそこまでの権力はさすがにない。
にもかかわらず「救う会、家族会の太鼓持ちしかしない屑=高世」が自分を棚に上げてよくもこんなことがいえる。
また「日本や欧米でも権力にすり寄る芸能人は少なくないこと」、なかには「カリフォルニア州知事を経て大統領になったレーガン(元俳優)」「大阪府知事になった横山ノック(元お笑い芸人)」「千葉県知事になった森田健作(元俳優)」など「政界進出した人間」もいることを考えればジャッキーレベルでは俺個人はそんなに腹も立ちません。
なお、俺が最近失望した芸能人は「救う会のウヨ映画」が「遺作となってしまった故・小松政夫」ですね。「何で、小松はあんなウヨ映画に出るんだ」と。
参考
香港映画、消えた輝き なぜジャッキーは「親中」なのか:朝日新聞デジタル2020.6.28
中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)常務委員会が、香港の反体制的な言動を取り締まるための「香港国家安全維持法案」の概要を公表しました。早ければ今月末にも成立の可能性があります(ボーガス注:もちろん現在では法が成立し、法に基づく取り締まりも行われている)。
5月末、この法案に対する支持を表明するある文書が発表されました。文書には香港の文化・芸能関係者約2千人が名を連ねています。その中には、香港出身で世界的なアクション俳優のジャッキー・チェンさんの名前も。香港の言論や表現の自由の脅威ともなりうるこの法案に、なぜ多くの芸能関係者が賛成するのでしょうか。アジア映画研究者の松岡環さん*3に背景を解説していただきました。
(中略)
70年代になると、当時はまだ無名だったブルース・リーを主演に据えた「ドラゴン危機一発」(71年)に始まり、中国拳法による格闘で次々と敵を倒していくカンフー映画が一大ブームとなりました。「Don’t think.Feel!(考えるな。感じろ!)」の名ぜりふで知られる「燃えよドラゴン」(73年)は、世界各国で大ヒット。松岡さんは、「ブルース・リーが『香港映画=カンフーアクション映画』という看板を作り、香港映画の存在を一気にグローバル化しました」と話します。日本でも「アチョー!」と声を上げ、ヌンチャクを振り回す少年たちが続出しました。
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富を失っても自由を守る 香港の歌手デニス・ホーの闘い:朝日新聞デジタル2021.6.9
香港で民主派のデモに参加し、逮捕もされた歌手デニス・ホーさん(44)に密着した映画「デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング」が公開中だ。当局から「要注意人物」とみなされ、商業的な成功を失ってもなお、民主主義を守ろうとする覚悟が描かれる。
作品前半では、ホーさんがスターダムに上り詰めるまでが再現される。
2001年にデビューし、数々の音楽賞に輝いた。
後半では一転、相次ぐ苦難に見舞われる彼女を追う。
社会的弱者に寄り添う活動に関心を持ち始め、12年にレズビアンであることを公表。14年には香港政府の行政長官選挙をめぐる民主派のデモ「雨傘運動」に参加し、最前線で座り込みを続けたことで逮捕される。
所属していたレコード会社からは契約が打ち切られ、スポンサーも撤退。ともにステージに上がってきた演奏家たちも離れていく……。