今日の産経ニュース(2021年7月5、6日分)

【正論】国民の大多数は夫婦別姓望まず 国士舘大学特任教授 日本大学名誉教授・百地章 - 産経ニュース
 人権問題とはそういう多数決で決まるものではないので「アホか」ですね。かつ「自分が夫婦別姓にしたい」という人間は確かに少ないでしょうが、一方で「わしは別姓にしたいとは思わないが、別姓をやりたい人はやればええがな、別にわしら同性派(?)は彼ら別姓派のせいで迷惑せえへんやろ。選択制なのに反対する奴の気が知れない」という「別姓容認の人間」は年々増えてるわけです。百地のような「選択制でも別姓反対」なんて人間は年々減っている。
 また最高裁判決の是非はともかく、判決は「同姓強制でも違憲ではない」としたにすぎず、「政治的是非」は別問題ですし、「少数意見」ながら「4人の判事の違憲判断」もあります。
 大体

◆「支持者多数の女性天皇制」に「伝統に反する」と反対し、ほとんど支持がない「元皇族復帰」に固執する
◆愛媛玉串料訴訟では「少数意見の合憲意見(現在・日本会議名誉会長の三好達(当時、最高裁長官))」を支持し、多数意見の「違憲判決」に悪口する

ウヨ連中が「国民の支持」、「多数意見」云々とはよくもいったもんです。


【主張】自民の「敗北」 為すべきことの徹底図れ - 産経ニュース

 議席を伸ばした共産党は「五輪中止」を、立憲民主党は「中止か延期」を主張した。予想に反して善戦した都民ファーストは公約に「無観客による開催」を盛り込んでいた。特別顧問を務める小池百合子都知事が有観客による開催を目指しているにもかかわらず、だ。

 小池「観客開催容認」と都民ファ公約「無観客開催」との矛盾を追及されたくなかったことが小池の「雲隠れの理由」の一つでしょう。
 その結果「46→31」と15議席も減らしたとはいえ「半減(23)という最悪の予想」は回避できたわけで、小池の卑劣さと「小池の汚い企みを許した一部都民のバカさ、マスコミの小池批判の甘さ」には怒りを禁じ得ません。
 しかも「無観客の方が望ましい」のでその点では喜ばしいものの「高止まりする東京の感染者」と「都議選での自民不振」で自民党が「無観客開催もあり得る」といいだしたことで皮肉にも「小池の卑劣さ」が目立たなくなる状況です。

 新疆ウイグル自治区や香港などでの深刻な人権侵害問題を抱える中国共産党の創建100年に自民は二階俊博幹事長名で祝賀のメッセージを送った。
 こうした姿勢に保守層が反発を強めたことも、過去2番目に低い42・39%という投票率に表れたのではないか。

 「おいおい」ですね。その主張には何か根拠があるのか。まだ「選挙当日の雨」「コロナ禍(選挙会場での感染を危惧)」「前回の都民ファブームの消滅」の方が「低投票率の原因」としてあり得るでしょう。自民支持層の反発も一番あり得るのは勿論「コロナ失政」でしょう。


立民・安住氏、連合東京より共産が「リアルパワー」 - 産経ニュース

 立憲民主党安住淳*1国対委員長は5日、国会内で記者団に、同党が15議席を獲得した東京都議選では共産党との候補者一本化が奏功したとの認識を示した。一方、国民民主党の候補4人が全員落選したことを踏まえ「リアルパワーは何なのかを冷静に見なければ」と指摘し、共産との協力を強く否定してきた国民民主や連合東京に苦言を呈した。
 連合東京について「こういう結果が出ている。国民民主は何議席を取ったのか。(連合東京が)担いだんじゃないの」と皮肉り、共産に勝る「リアルパワー」を有していないとの考えを示した。

 連合東京が「一応、支援したという国民民主」が一人も当選しないのではこういう嫌みを言われても仕方がないでしょう。


木下都議が無免許人身事故 選挙期間中、辞職はせず - 産経ニュース
 「免停期間中(選挙期間中でもあった)に運転して事故→必死に隠蔽(しかし選挙後にさすがに発覚)」とは都民ファらしい無茶苦茶さで心底呆れます。


都民ファ、木下氏を会員資格停止処分 事故受け - 産経ニュース
 除名でも離党勧告でもないあたりが都民ファらしいひどさです。
【追記】
都民ファ、木下氏を除名処分「党として看過できない」 - 産経ニュース
 さすがにかばいきれなかったようです。次は「立民、共産党が主張するであろう辞職勧告決議案」に都民ファが賛同するかどうかが問題です。


【熱血弁護士 堀内恭彦の一筆両断】外国人による土地取得問題 さらなる法整備を - 産経ニュース
 「こういう頭のおかしいウヨでも弁護士になれるんだねえ。まあ稲田や橋下も弁護士だからな(呆)」という感想しかないですね。

*1:民主党選対委員長(前原、菅代表時代)、国対委員長(菅代表時代)、野田内閣財務相民進党国対委員長岡田代表時代)、代表代行(蓮舫代表時代)などを経て立憲民主党国対委員長