「政局のみ興味があるらしいバカ」kojitakenに悪口する(2024年5/1日分)

候補(予定)者を将棋の駒のように扱う政党の人事を娯楽として消費するのも大概にしろ - kojitakenの日記
 共同親権、経済秘密保護法案など(国政)、リニア新幹線浜岡原発再稼働など(静岡県知事選)、政策を全く論じない男が良くも言ったもんです。kojitakenの方こそ選挙を「娯楽として消費するのもいい加減にしろ」でしょう。
 なお、この記事は「井戸が候補者にならなかったことの愚痴(それでもさすがにkojitakenも酒井当選を喜んではいますし、落ち目の井戸を見捨てる*1気のようですが)」らしいですが、「落下傘候補の井戸」が地元から見限られただけの話でしょう。地元の方こそ「地元を舐めるな」「落下傘候補など辞めろ」と井戸や「井戸擁立を決めた当時の立民党」に言いたいのではないか。

【中北浩爾コメント】
 今回の衆議院補選の3選挙区、共産党が候補者を立てず、立憲民主党の支援に回ったのは同じですが、様相はかなり異なります。長崎3区と島根1区は立憲民主党と国民民主党の協力が成立し、連合が一体で支援しました。共産党は比較的目立たないようにしていました。それに対して東京15区は、立憲民主党と国民民主党分裂選挙となり、立憲民主党共産党の幹部が一緒に演説を行いました。
 立憲民主党政権交代を目指すなら、前者のパターンが望ましいのは、自民党との直接対決を制した島根1区を見ると明らか。自公が不戦敗を選び、その他の乱戦に勝利しただけの東京15区の勝利を今後のモデルにするなら、政権交代は遠のくでしょう。

 中北が「露骨に反共(そして連合寄り)」であることがよく分かります。また本当に「野党支持者(中北の自称)かどうか」も怪しいことが明白です。こんな人間を「共産批判者」として高く持ち上げた連中(id:kojitakenやinti-sol、松竹伸幸など)は自分のバカさを恥じるべきでしょう。
 なお、過去には中北を「共産批判者」として高く持ち上げたkojitakenも「アンチ連合、アンチ国民民主党」の立場なのでさすがに今回は中北を批判しています(とはいえそれでも「中北の共産批判を持ち上げたこと」については無反省ですが)。そもそも東京15区は、共産が酒井支持を表明する前から、国民民主や連合が「都民ファ乙武支持」を表明しており、共産が酒井を支持するかどうかに関係なく、国民民主や連合が乙武を支持したであろうことを無視する中北には心底呆れます。勿論「東京15区」は「原則として今後のモデル」にすべきでしょう。むしろ「無理して、立民が、連合や国民民主党と手を組もうとすること(その結果として共産や社民など『連合や国民民主が敵視する左派』を排除すること)」の方が「やってはならないこと」です。


「君らが当選出来たのは、共産党が候補を下ろしたからだからね。そこは忘れないでね。」こんなX、誰が発信したかと思いきや‥‥ - kojitakenの日記
この選挙区で勝てたのは"立憲民主党だったから"でも"市民と野党の共闘のおかげ"でもなく酒井なつみさんの勝利ということを何より忘れてはいけない (MNKW氏のX) - kojitakenの日記
 反共分子として、共産の支援もあって当選したと言うことをよほど認めたくないのか、「酒井候補の力(区議を務め地元に地盤があった)」を連呼するkojitakenですが、落選者(2位の須藤元気、3位の維新・金沢、4位の保守党・飯山、5位の都民ファ乙武など)の支持者の「負け惜しみ」らしい「君らが当選」はともかく、「市民と野党共闘のおかげ」は共産、社民、れいわや市民連合のみならず、(本音はともかく)立民党や酒井候補の公式の立場でもあるし、別に「酒井候補の力量を否定しているわけでもない(単に酒井候補の力量を強調して、『共闘しなくても勝てたと思う』として、野党共闘を否定しようとする立民党支持者の中の反共ウヨへの牽制発言に過ぎない)」のにkojitakenも全く変な男です。
 大体、kojitakenが別の記事では、「今の立民支持率では共産などとの野党共闘は不可避」と言っていたこととの整合性はどうなっているのか。
 また「酒井候補の力量ガー」というなら「だから、力量が劣る井戸まさえが候補にならなかったことは当然」となって、これまた別記事での「井戸はリベラル派だから、ウヨの泉に嫌われて不当にも候補から外された。井戸は可哀想だ(kojitaken)」という物言いと明らかに矛盾します。「過去の主張との整合性」を無視し、思いつきと感情論(反共主義)でデタラメなことを書くなと言いたい。


4月は3冊しか本を読めなかった。井戸まさえ氏は本当に選挙運のない人だね - kojitakenの日記
 今回、井戸氏(前回、東京15区に擁立されたが落選)が東京15区(江東区)の立民候補に擁立されず、酒井氏(元江東区議(立民所属、2019~2023年まで4年間)。2023年、議員辞職し、木村弥生江東区長(公選法違反)の辞職に伴う江東区長選に出馬し落選するが当選した大久保*2区長に次ぐ2位))が擁立され当選したのは、「運」ではなく「そうした判断の是非」はともかく立民執行部が「江東区に地盤のない落下傘候補の井戸氏」より「江東区議を務め、区長選でも落選したとは言え、三戸安弥候補(元江東区議、3位)、小暮裕之候補(維新が支援、5位)などを抑え、2位となった酒井氏」の方が当選可能性が高いとみたからでないか。
 id:kojitakenは井戸氏がリベラル派と言うことで、「右派の泉代表に嫌われた」と勝手に決めつけていますが、実際は地元から「落下傘候補の井戸は辞めてくれ」「例えば地盤がある酒井はどうか?」と言う話にすぎなかったのではないか。
 少なくともkojitakenは「落下傘候補の井戸は辞めろ」と言う話では無かったと言える根拠を何一つ出していません。
 そもそも「落下傘候補・井戸氏」を擁立した立民も、落下傘候補としての出馬をした井戸氏も「何だかなあ」ですね。
 井戸氏は出身は宮城県、その後、兵庫県議(民主党所属、2005~2009年まで4年)、衆院議員(民主党所属、兵庫選出、2009~2012年まで4年)と言う人物で本来なら、「兵庫でずっとキャリアを積むべきだった」でしょう。
 しかし、結局、「2012年の落選後」兵庫では見込みがないと見たのか、東京へ移ってきたわけですが、移るに当たり、「区議や都議から始める」のならともかく、「国会議員候補から始め」しかも当選しないのなら「補選候補には、落下傘の井戸ではなく、元江東区議の酒井を」と言う声が出るのは当たり前ではないのか。
 それを「選挙運」と呼ぶとは、kojitakenも随分と井戸氏に甘い男です。

*1:まあ政治力皆無のkojitakenでは「立民に働きかけて井戸を、東京15区とは別の選挙区の候補にさせる」ような力量はそもそもありませんので「見捨てるしかない」のですが

*2:木村前区長時代に江東区政策企画局政策担当課長、福祉保健局生活福祉部統括課長、政策企画局政策担当部長等を歴任。自民、公明、都民ファ、国民民主が支援し当選。今回、国民民主が都民ファ乙武に相乗りしたのはこの「成功体験」によるものでしょう。結果的には今回は「自公の支援がないこともあって」大惨敗でしたが