「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/14日:島田洋一の巻)

島田洋一
 ほとんどの自民党議員が目先の選挙しか頭にないことで、菅政権の支持率が下がり続ければ「菅では選挙を戦えない、安倍の復帰を」ということになるだろう*1

 吹き出しました。さすがに安倍再々登板はないでしょう。普通に考えれば「本命:派閥ボスの石破か岸田」「対抗:安倍政権官房長官だった菅を担いだように菅政権幹部(加藤官房長官、茂木外相など)を担ぐ」「大穴:日本初の女性首相として野田聖子を担ぐor世代交代を掲げて小泉jrを担ぐ」といったところでしょう。そもそも今の「コロナ蔓延状況」で「小心者」安倍が再々登板したがるかも疑問です。

島田洋一
 私は、朝鮮人陰謀原理主義安倍晋三売国奴説は取りませんので、そうした議論をしたい方は、どこか他へ行って下さい。

 リツイートなのかと思ったら「単独ツイート」の上に「誰に対してどのような意味合いでこんなことを言ってるのか」、「『朝鮮人陰謀原理主義安倍晋三売国奴説』とはこの場合、一体何のことなのか」、このツイートの前後の島田ツイートを見ても「全く解らない」ので「はあ?」「お前は何が言いたいんだ?」ですね。おそらく「他へ行って下さい」と言われた側も「島田が誰に対して何を言ってるのか」全く解らないのではないか。島田も何でこんな意味不明なツイートをするのか?。詳しく説明すると「島田や安倍にとって都合の悪いことでもある」のか。こんな意味不明なツイートでも「いいね」がついているのには心底呆れます。

島田洋一
 残念ながら、もはや政権のていをなしていない。首相以下、総入れ替え*2しかない。五輪後に安倍政権に戻す。
 感染症原理主義と脱炭素・反原発原理主義を払拭し、中国共産党打倒をしっかり見据えた政治体制を作る。
 日本が生き残るには、それしかない。

 安倍政権時代の緊急事態宣言発令や一斉休校は島田にとって「感染症原理主義」ではないのか?
 安倍政権時代の「李克強首相の北海道訪問」への安倍の『異例の同行』のどこが『中国共産党打倒』なのか?。安倍が首相時代に計画した「習近平主席国賓訪問(コロナのため実現しなかったが)」のどこが『中国共産党打倒』なのか?。
 呆れて二の句が継げません。

島田洋一
 灘高、東大法学部、キャリア官僚という科挙コースを辿っても、なお感受性豊かな人もいるが、西村康稔氏は単なる受験秀才だ。一旦議員辞職し、居酒屋で働かせてもらうなど修行してくるべきだ。
 なぜ真面目な受験秀才の西村康稔氏が、(ボーガス注:例の発言で、居酒屋関係者などの批判を浴び、居酒屋を皆殺しにしようとする?)ゲシュタポ西村と言われる存在に堕したのか。
西村大臣〝飲食いじめ〟批判が拡大! 杉村太蔵氏「憲法違反」宮崎健介氏「政府終わった」(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
 11日放送の情報バラエティー番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、タレントのデーブ・スペクターは「グルメサイトに告げ口させるなんていうのは、ナチス・ドイツがやること」と猛批判。

 まさか島田が「以前は同志扱いしていたウヨ議員」西村のことを「ゲシュタポホロコーストなどに関与したナチドイツの秘密警察)呼ばわり」とは(唖然)。そもそもあの発言、菅首相や麻生副総理・財務相の事前了解があったことは明らかでしょう。
 何せ、菅や麻生が西村批判を始めたのは「野党やマスコミ」「銀行や酒屋、居酒屋」など各方面で西村批判が沸騰、かばう人間がほとんどいない事が明白になってからの話ですし。
 菅や麻生といい、西村しか非難しない島田といい「西村の個人的暴走、菅首相や麻生副総理は悪くない」と強弁する気なのか。それこそ「末端の暴走分子の犯行で上層部は知らなかった(北朝鮮上層部の日本人拉致での言い訳)」並に「そんなことあるか!、ふざけんな!」でしょう。
 まあ北朝鮮相手なら「拉致被害者救出のために、あえて反論せずスルーします(ただしスルーしただけで積極支持したわけではない)=小泉政権の当時の態度」が「正しい態度」でしょうが西村の発言をスルーしても菅や麻生の世間をなめた態度がさらに悪化するだけで、「菅、麻生支持者」でない限り何の利益もない(勿論俺は菅、麻生支持者ではありません)。
 なお、島田の場合「西村ら、菅政権関係者は居酒屋を非難する前にきちんと休業補償しろ!」ではなく「飲酒して何が悪い」「ワクチン接種も進んできたしコロナなんか怖くない、緊急事態宣言も蔓延防止措置も不要」という暴論なので話になりません。

*1:第一次安倍政権時代に「安倍の支持率がどんなに落ちても」安倍をかばい続けた奴がよくも言ったもんです。

*2:赤羽国交相公明党)、麻生副総理・財務相、梶山経産相、小泉環境相、西村経済財政担当相、萩生田文科相、茂木外相(以上、第四次安倍内閣からの留任)、加藤官房長官(第四次安倍内閣厚労相)、河野行革相(第四次安倍内閣防衛相)、武田総務相(第四次安倍内閣国家公安委員長)(以上、横滑り)ということで安倍政権からの「留任、横滑り」が多い「いわゆる居抜き内閣」なのに「総入れ替え」とはよくもいったもんです。