「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年7/14分:荒木和博の巻)

国際社会に教科書はない、保護者もいないという話(R3.7.15): 荒木和博BLOG

 令和3年7月15日木曜日のショートメッセージ。国際社会に友人はいても保護者はいない。参考書はあっても教科書はないという話です。

 6分20秒程度の動画です。「アホか」ですね。そんな禅問答はどうでもいいから拉致問題についてまともな解決策を論じたらどうなのか。結局、荒木ら救う会にはまともな解決策を述べる能力どころか、意思もないのでしょう。単に拉致を口実に北朝鮮叩きしてるだけの右翼団体ですから。
 それはともかく「保護者がいない」のは当然として「友人」もいませんよねえ。個人と個人の関係ならともかく「国家間の友好関係」はもっとドライです。国益判断でつきあってるわけです。


れいわ新選組舩後参議院議員とZoom面会【調査会NEWS3469】(R3.7.13): 荒木和博BLOG

 6月11日の拉致問題特別委員会では「大臣は全ての拉致被害者とおっしゃいました。政府は被害者の数を正確に把握しているのでしょうか。加藤大臣、お聞かせください」など、本質を突いた質問をされており、参加ご家族からも御礼の言葉が寄せられていました。
 ちなみに先ほどの質問に対する加藤大臣の答弁は次のようなものでした。
「政府としては、拉致被害者に関して様々な情報に接しているところでありますが、拉致被害者の安全確保にも関わることであり、お答えは差し控えさせていただいているところでありますが、誰を拉致しているかを知っているのは北朝鮮政府そのものであります。北朝鮮には、知っている全てのことを話し、そして全ての拉致被害者を一日も早く日本に帰国させてほしいと考えているところであります*1
 舩後議員もこの答弁は納得できなかったとおっしゃっていました

 「政府ははっきりと『政府認定拉致以外は拉致かどうか解らない(だから認定しないのだ)』と言えよ。救う会や家族会にびびってんじゃねえよ」と思いますね。
 しかし舩後議員てのも「アホと違うか?」ですね。まあ、先日の都議選でも「一人も当選できなかった」ようにもはや、世論調査でも支持率が低迷し、マスコミもろくに報道しなくなった「れいわ新撰組」など「オワコン」でしょうが。もはや、れいわは「与野党各党(自民、公明、維新、国民民主、立民、共産、社民など)」にとって何ら脅威ではない。
 所属議員が政界引退するか、他党に移籍するかはともかく、れいわは「新自由クラブ」「新党さきがけ」「国民新党」「みんなの党」など過去の消滅した新党のように早晩消滅するでしょう。そしてその場合
舩後靖彦(山本党)は右翼民族主義者だった - kojitakenの日記などが批判するように「ウヨであるらしい舩後議員」が自民や維新などウヨ政党への入党を画策したとしても俺は全く驚きません(自民や維新が受け入れるかどうかはともかく)。


高敬美さん・剛さんのこと(R3.7.14): 荒木和博BLOG

 令和3年7月14日水曜日のショートメッセージ(Vol.467)。工作員・高大基と妻となった渡辺秀子さん、その子・敬美さんと剛さんのことについてお話ししました。現在秀子さんのお姉さんが北海道の帯広に住んでおられます。

 6分程度の動画です。高敬美さん・剛さんについては

2児拉致事件 - Wikipedia参照
 1973年12月に埼玉県上福岡市在住の渡辺秀子が北朝鮮工作員によって殺害されるとともに、6歳の長女・敬美と3歳の長男・剛の2人が拉致され、1974年6月に北朝鮮に連行されたとされる事件。渡辺殺害についての警察の事情聴取では、事件関係者によって「箱に入れ石を詰めて捨てた」「遺棄場所は山形と秋田の県境」などの証言がされたというが遺体発見にはいたらず起訴もされなかった。
 2007年4月26日、実行犯の一人とされる『洪寿恵こと木下陽子(以下、洪寿恵)』に対する逮捕状が発付された。また、2007年4月27日、外務省は北朝鮮に「拉致は重大な主権侵害」であると抗議するとともに2児の日本への帰国と、拉致実行犯として国際指名手配している『洪寿恵』の身柄引き渡しを求めた。申し入れに対して、北朝鮮側から回答はない。 なお、この事件で拉致された2児は、日本国籍を有さない特別永住者*2であることから、政府認定拉致被害者17名の中には含まれていない。

を紹介しておきます。さて当たり前の話ですが、今更「幼児を誘拐するなんて非道だ」なんて北朝鮮に悪口しても何の意味もない。
 彼らの居場所を突き止め、救出する必要が「荒木の立場」ではあるわけですが、荒木はそんな話はもちろんしません。ただ北朝鮮に悪口するだけです。

*1:荒木は「すべて北朝鮮任せか」と悪口してます。荒木に勿論そんな悪口をする資格は全くありませんが、この発言も確かに「ちょっとねえ(唖然)」ですね。「北朝鮮拉致被害者帰国を頼んでるけど応じてくれないので仕方ありません」て言ってるだけの話ですからね。「これこれこういう交渉で取り戻します」とでも言ってもらわないと。

*2:父親が在日朝鮮人であるため。1984年(昭和59年)5月に『女性差別』『外国人差別』との批判に応じて、国籍法が「いわゆる両系主義(外国人父、日本人母の場合でも日本国籍が与えられる)」に改正されるまでは、いわゆる父系主義に基づいて「日本人父の場合」にのみ日本国籍が与えられ、外国人父と日本人母の間に生まれた子には日本国籍が与えられず、外国籍もしくは無国籍の扱いであった。ちなみに国籍について「父系主義」「両系主義」のような「血統主義」ではなく「出生地主義」を採用する国もありその有名な例の一つが米国。