テロリストに非暴力を求めるな！ - noharra’s diary
マジレスすれば「ケースバイケース」ですね。
例えば、「義士（民族英雄）・安重根」を安倍や菅のように「テロリスト呼ばわり」するのは明らかに適切ではない。そういう意味では「テロリスト（？）に非暴力を求めるな！」ではある。
とはいえ、例えば、三島由紀夫の例の行為を「義挙」と評価するのは常軌を逸している。結局のところ「許容できるテロとできないテロがある」という話でしかない。
「テロを実行しなくてもデモなど民主的、平和的に活動する余地が大いにある」のならテロは許容しづらい一方で「そうした余地がない」のならば許容しやすい。
あるいは「安の伊藤博文暗殺」のような「特定の人物に対するテロ」は許容しやすいのに対し「無差別テロ」は許容しづらい。
◆野原のツイート
野原燐
異なる意見の人を叩き潰そうと必死に努力することは悪いことではない。互いに相手への（最低限の）敬意を持っていることという条件は認めてもよい*1。論破を目的とすることが悪い、という理屈はわたしにはまったく分からない。
政敵の論理を否定できなければ負けるだけだ。
おいおいですね。善意に理解すれば「野原が口下手で意図がうまく伝えられないだけ」かもしれませんが、これを素直に読めば「論破を目的として何が悪い。政敵に勝つことが一番大事だ」としか読めません。
しかし、少なくとも建前の世界においては「政敵の主張を間違ってると思うから批判する。しかし、論戦によって、自分の方が間違ってる、相手が正しいと考えが変わったら、政敵の意見でも支持する」「論破することが目的ではない。正しい結論を得たいから議論してる」が「正論」として通用してるわけです（当たり前の話ですが）。
なるほど野原が、「俺やid:Bill_McCrearyさんからの批判に対して」、まともに反論できなくても、絶対に自分の非を認めないのもこういう「正しい結論を得ることよりも、勝ち負けにこだわる価値観」だからなのでしょう。心底呆れます。
主張が奇想天外すぎて吹き出しました。
「櫻井よしこは、沖縄米軍基地問題で基地反対派を非難→米国のスパイ（野原）」という論理らしいですが、その理屈だと「桜井」に限定されず「日本会議も産経も自民党も、基地反対派を非難するウヨはすべて、米国のスパイ」ですが、そこまで言い切る度胸があるのか？。
それでも「櫻井よしこ＝米国のスパイ」はまだ「一応理解できる」（明らかな与太なので支持はしませんが）。
「嫌韓派もアメリカのスパイ」つうのは理解不能、意味不明です。
ということは「戦前の嫌韓派＝関東大震災で朝鮮人虐殺した連中」も「アメリカのスパイ」なのか。
そしてこんなことを言う野原が「基地反対派を非難するウヨ＆嫌韓国ウヨ」の一人である「三浦小太郎」と交遊していたのはどういうことなのか？
野原の論理なら、三浦も「米国のスパイ」です。ということは野原も「友達の友達は皆友達」ということで「三浦のお仲間だから野原も米国スパイなのか」。
つうか、日本ウヨに「嫌韓国」なんかされても「嫌韓国ではない」米国も迷惑でしょう。米国にとって「嫌韓国でない日本保守派」が「数が少ない」が故に「渋々、嫌韓国派と付き合ってる」にすぎません。大体「過大評価は禁物」とはいえ、宮沢政権では河野談話が出てるし、小渕政権では金大中大統領が訪日してるし、小泉政権では日韓共催サッカーワールドカップをやった。自民党政権は何も「戦後ずっと嫌韓国」だったわけではない。
しかしこんな「低レベルな陰謀論者」が野原当人の自己申告を信じれば「京大卒、元兵庫県庁職員」だそうです。「ええ？、マジで？」と絶句です。
【2021年8/10追記】
【1】
後で気づきましたが、以前も野原はこの珍論「桜井・米国スパイ説」をツイートしており、野原燐（id:noharra）に突っ込む（2020年1月18日分） - bogus-simotukareのブログで批判し、id:Bill_McCrearyさんから賛同のコメントも頂きました。
しかし、何で「桜井」の名前ばかりが出てくるのかよくわかりません。桜井以外にいくらでもウヨはいるのに。
野原が桜井を嫌う理由て、何でしょうか？。もしかして女性差別？
【2】
今日の朝鮮・韓国ニュース（2021年8月8日分）（追記あり） - bogus-simotukareのブログで触れましたが「櫻井よしこ・韓国スパイ説（？）」とでも言うべき話が出てきました。現時点では真偽不明ですが。
*1:どうみても野原に「俺やid:Bill_McCrearyさんへの最低限の敬意」があったとは到底、思えないので「よく言うぜ（苦笑）」ですね。
