山陰地方における拉致と北朝鮮工作活動の偏りについて（R3.8.21）: 荒木和博BLOG
令和3年8月21日土曜日のショートメッセージ（Vol.505）。今日は兵庫県の切浜海岸でライブですが、山陰地方は拉致事件など北朝鮮の工作活動に地域による偏りがあります。それについてお話ししました。
5分47秒の動画です。
タイトルと説明文だけで見る気が失せます。実際、見る価値は全くありません。
第一に「切浜海岸でライブ」ですが、いつもの「拉致犯行現場でのライブ」つう奴です。もちろん「本当に切浜海岸が拉致実行現場なのかも疑わしい」のですが、百歩譲って「実際に犯行現場だった」としましょう。
そんな場所を事件発生後、何10年も経ってから「刑事捜査の素人の荒木一味」が探偵ごっこして何の意味があるのか。
何の意味もない。
例えば、未解決事件である「三億円事件（1968年）」「国松警察庁長官狙撃事件（1995年）」「世田谷一家殺害事件 - Wikipedia（2000年）」などの犯行現場で今「ライブ」をやって「事件の真相解明、犯人逮捕」という意味で「意味がある」のか。あるわけがない。だから誰もそんなバカなことはしない。
「世田谷一家殺害事件の犯行現場でライブ」並のバカをやる荒木には心底呆れます。
第二に「山陰地方は拉致事件など北朝鮮の工作活動に地域による偏りがあります」ですが「それが事実だとして、だから、何？」ですよねえ（荒木の場合、「特定失踪者」を拉致扱いしてるので事実かどうか怪しいですが）。
そんなことが拉致被害者の帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。
で、「山陰地方*1のホニャララでは特定失踪者や北朝鮮工作員の密入国事件が多いが、チョメチョメでは少ないのは何故だと思いますか？（荒木）」。
もう日頃の荒木の論調を知ってれば
どうせ
1）ホニャララは警察の捜査がぬるいが、チョメチョメは厳しかった
2）ホニャララには北朝鮮工作員の協力者が多数いたが、チョメチョメはそうではなかった（沖縄や京都では共産党が強い、岩手は小沢一郎王国、山口は安倍晋三王国のような話）
だろうということが「聞かなくても解る」。
実際そうなんですが。で、そんなことが拉致被害者の帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。
かつ、そのように荒木が決めつけるまともな根拠は何もない。
なお、「特定失踪者」というインチキではない政府拉致認定被害者で「山陰地方の人間」は松本京子さんが「鳥取県米子市」在住ですね。
ちなみに、鳥取県というのは後で見るように「距離が近いこと」もあって「朝鮮半島とは歴史的に関係の深い県」です。
また、「自民党総裁選」で「平壌に常駐事務所設置」を主張した石破茂*2が鳥取選出（父親の石破二朗は元鳥取県知事、参院議員（鳥取選出）。鈴木内閣で自治相・国家公安委員長）ですね。おそらく「鳥取と朝鮮半島の関係」は「鳥取選出」石破の主張「平壌に常駐事務所設置」と関係があるでしょう。
【参考】
・いわゆる竹島一件 - Wikipedia（この事件に登場する団体、個人の一つは鳥取藩と米子在住の商人）
【鳥取県の姉妹都市：韓国関係のみ抜粋】（姉妹提携データ - CLAIR（クレア）一般財団法人自治体国際化協会参照）
・鳥取県：江原道
・鳥取市：清州市
・米子市：束草市
・倉吉市：羅州市
・若桜町（わかさちょう）：平昌郡
・智頭町（ちづちょう）：楊口郡
・八頭町（やずちょう）：横城郡
・琴浦町：麟蹄郡
・大山町（だいせんちょう）：襄陽郡
平成１８年１０月１３日市長記者会見「朝鮮民主主義人民共和国江原道元山市との友好都市盟約について」
境港市は、朝鮮民主主義人民共和国（以下「北朝鮮」）元山市との長い交流の歴史や境港市議会決議等を踏まえ、１９９２年５月１４日、黒見前市長と元山市長との間で友好都市盟約に関する協定を締結し、両市並びに市民との親善交流を進めてきた。
しかし、このたび、国際社会が再三にわたって自制を求める中で、北朝鮮が核実験を強行したことは、我が国のみならず北東アジア地域の平和と安全に対する重大な挑戦であり、いかなる理由があろうとも、非核都市宣言をしている本市としても、そのような暴挙を決して容認することはできない。
このような中にあっては、たとえこの事態を招いたのが北朝鮮による国家的行動であると言えども、地方都市間の交流関係においても見直しせざるを得ない状況に至ったと判断する。
長年にわたって維持してきた友好関係を解消することは、先人の努力を思うとき大変残念であるが、北朝鮮がすべての核兵器、核計画を放棄し、国際社会との協調の道を歩まない限り、両市の親善と協力を発展させることは極めて困難である。
したがって、本市はここに、元山市と締結した友好都市盟約を破棄することとした。以上申し上げたことを、近く元山市に通知したい。
