野原燐(id:noharra)に突っ込む(2021年8月29日分)

◆野原(id:noharra)のツイート

野原燐
 いわゆるリベサヨでも(ボーガス注:鳩山氏の)追い落としブームに乗せられた人が膨大にいたが、反省を口にしている人は見たことがない。

 吹き出しました。「故人献金疑惑」と「沖縄基地県外移設公約を反故にする裏切り&それに反対する福島少子化等担当相(社民党党首)を不当にも大臣から更迭」は充分「首相辞任に値する鳩山の罪」だと思いますがねえ、野原さん?。「鳩山は首相を辞任すべき」と主張した俺(俺が彼の言うリベサヨかどうかは知りませんが)は別に「ブームに乗った」わけではなく「鳩山は辞任して当然のクズ」と思ったから批判しただけです。もちろん「モリカケ、桜の安倍」の方が鳩山よりも「もっとクズ」ですがそんなことは鳩山のクズさを免罪しません。
 ちなみに「大臣更迭」に抗議して「政権離脱を決行した当時の社民党」や「鳩山の公約違反を手厳しく批判した共産党」が「反省すべきリベサヨ」に該当するのか、教えてほしいもんです。どっちにしろ「リベラル左翼」でなくてもまともな人間なら「カネの疑惑」と「公約違反」の「鳩山」は「批判するのが当然」の話です。「鳩山に甘い野原」のバカさには心底呆れます。
 野原は「大した公約違反じゃない」「そもそも故人献金疑惑なんて言いがかり(あるいは疑惑だが大した問題じゃない)」とでも強弁する気か。
 「故人献金疑惑(鳩山)」では首相はやめなくていいが、「モリカケ、桜(安倍)」では辞めるべきなんて屁理屈がそこの世界で通用するのか?
 要するに「鳩山辞任」は「鳩山の自業自得」なので、批判派は誰も「反省などしない」だけですが(まあ、そもそも政治家を引退して完全に「過去の人」になった鳩山を云々しても全く無意味ですが)。
 鳩山の後釜である「菅直人首相」や「野田、安倍、菅義偉」をどう評価するかなどということとは「鳩山評価」は全く関係ない。「菅直人菅義偉」まで「鳩山より劣る」と仮に評価してもそれは「鳩山が辞めるべきではなかった」と言う話ではない。鳩山の後釜にろくでもない面子しか立てられなかったという話です。ならば、「菅の後任が、仮に、菅よりも酷い高市」なら「菅はやめるべきではなかった」と言い出すのが野原なのか。そんなバカな話はない。
 鳩山が「県外移設公約」をきちんと実行してれば今「基地問題で沖縄が苦しむことはなかった」ことも理解できないウスラバカが野原のようです。
 もちろん、鳩山政権において「菅副総理・財務相(後に首相)」「岡田外相(後に民主党代表)」「前原国交相(後に民進党代表)」「小沢幹事長」などといった幹部連が「県外移設に消極的だった」なんてことは鳩山の裏切りを何ら正当化しません。

野原燐
 マイナンバーカードは失敗、廃止せよ。

 少なくとも野原の妄想「脱北者10万人を日本が受け入れれば北朝鮮崩壊」よりは総務官僚の「マイナンバーカード推進」の方が何倍もましだと俺は思います(なお、俺は『野原の与太は論外で話にならない』と言ってるだけで、マイナンバーカードの是非についてはここでは何ら意見を述べていませんので念のため)。というか野原が「脱北者10万人を日本が受け入れれば北朝鮮崩壊」なんて「現実性皆無の与太」を飛ばし、俺の批判「現実性皆無」に対して、「10万人受け入れは現実性がないとは言えない」と居直った時点で、「マイナンバーカード」に限らず、「彼には自民党霞が関官僚を批判する資格は全くなくなった」といっていいでしょう。自民党霞が関官僚も「マイナンバーカード」に限らず「その主張の多く」は野原の与太よりは「何倍もまとも」だからです。というと野原はマジギレかもしれませんが。この「馬鹿野郎id:noharra」が彼の自称を信じれば「京大卒、元兵庫県職員」だそうです。絶句しますね。こんなバカでも京大を卒業して、兵庫県の職員になれるのか。

野原燐がリツイート
但馬問屋
 不起訴となったものの、加計学園から裏献金をもらった疑惑はくすぶっているし、民間英語試験活用をめぐっては(ボーガス注:文科大臣時代の)ベネッセとの癒着が疑われている。
【下村博文】どのツラ下げて?下村政調会長「自民党総裁選」ヤル気満々も…出るわ出るわの悪評ふんぷん|日刊ゲンダイDIGITAL

 なるほど確かに「極右」というだけでなく、そういう面で「下村は問題がありすぎ」でしょう。正直「今出馬表明してる候補」で「一番まともそう」なのは岸田でしょう。高市も下村の「同類極右」ですし(追記:結局、下村は出馬せず、下村のような極右としては高市が出馬しました)。

masanorinaito(内藤正典*1同志社大学教授)
 タリバンがテロ組織だと思ってる人は多分多いだろう。だが、アメリカは、タリバンを最初からテロ組織指定していない。

 「はあ?」ですね。テロ組織かどうかは米国のご意向で決まるのか。
 つうか、最初から「タリバンをテロ組織扱いしたくない」という結論が決まっていて、それに都合のいい材料(米国だってテロ組織指定してない!)を持ってきただけでしょうが。
 それにしても内藤氏はともかく、「米国はさすがに『打倒北朝鮮』なんて立場ではない*2」のに、『脱北者を日本が10万人引き受ければ北朝鮮崩壊!』と「米国の考え」に関係なく、アンチ北朝鮮の立場から『打倒北朝鮮』を叫ぶid:noharraが『米国はタリバンをテロ組織扱いしてない!』ねえ。「アンチ北朝鮮」野原がデタラメすぎて頭痛がしてきます。

*1:著書『トルコのものさし日本のものさし』(1994年、ちくまプリマーブックス)、『絨毯屋が飛んできた:トルコの社会誌』(1998年、ちくまプリマーブックス)、『ヨーロッパとイスラーム』(2004年、岩波新書)、『イスラーム戦争の時代』(2006年、NHKブックス)、『イスラムの怒り』(2009年、集英社新書)、『イスラム』(2011年、集英社新書)、『イスラームから世界を見る』(2012年、ちくまプリマー新書)、『イスラム戦争』(2015年、集英社新書)、『限界の現代史』(2018年、集英社新書)、『イスラームからヨーロッパをみる』(2020年、岩波新書)、『プロパガンダ戦争』(2020年、集英社新書)など

*2:少なくとも建前上は「核兵器の廃棄要求」でしかない。