野原燐(id:noharra)に突っ込む(2021年10月4日分)

◆野原のツイート

野原燐
 他の皇族について、今後、日本人の婚約者を得るのは非常に難しくなっただろう。

 「マスコミ報道が事実ならば」小室君母子ほど「怪しい人間」もいないのであまり関係ないんじゃないですかね?。まあ、ほとんどの一般庶民はそれ以前に皇族と出会う機会がないわけですが。

野原燐
 あなたが「(ボーガス注:小室君の母親が『借金踏み倒し醜聞』や『インチキ労災疑惑』など疑惑まみれで、その結果、秋篠宮夫妻も結婚に反対、あげく儀式なし、持参金なし、米国渡航で『事実上、皇室追放』という事情があるので)素直には賛成できません」と感じる・考えること自体は何の問題もない。しかしそれを押し付けがましく発言する権利はない。ひとさま*1の恋愛・結婚に遠くの他人が口を出すな。

 「朝鮮学校無償化除外」支持の野原には

あなたが(ボーガス注:教育内容について)「素直には賛成できません」と感じる・考えること自体は何の問題もない。しかしそれを押し付けがましく発言する権利はない。ひとさまの教育*2に遠くの他人が口を出すな。

と言う言葉を贈呈したい。野原は何故か「皇族の結婚(その生活費には国民の税金が投入されているのだが)」に「日本国民」が口出しすることは不可*3だが「朝鮮学校の教育」には口出しすることは可という「俺には理解しがたい」奇妙な価値観を持ってるようです。
 俺個人はその逆で「見るからにうさんくさい小室との結婚には国民は『あんな、うさんくさい奴との結婚は辞めるべきだ』と口を出していいが、朝鮮学校に余計な口出しをすべきではない」という価値観です。
 もちろん
1)小室批判に当たって、無礼に当たらない穏当な態度が必要
2)「皇族の結婚相手とは言え一私人に過ぎない小室への批判」なんぞより「UR疑惑・甘利(自民党幹事長に就任)」など「政財官界の問題」をもっと批判すべきだとは思いますが小室批判「それ自体」が間違いとは思わない。
 そもそも「英国」でも「 エドワード8世やヘンリー王子が、結婚相手に問題があるとして、事実上、王室を追放されたこと」でわかるように「今回のような小室批判」は俺個人は「何らおかしな物ではない」と思っています。つうか「小室をかばう輩(例えば野原)」は「マスコミガー」ばかり言ってないで

◆明らかに小室追放の方向で動いた秋篠宮夫妻
◆小室追放劇と同様の追放をエドワード8世やヘンリー王子に実行した英国王室

をガツンと批判して欲しいもんです。たぶん「皇室、王室批判なんて怖くてできない臆病者」がほとんどでしょうが。「日本に比べれば開放的」とはいえ所詮「王室」とはそういうものでしょう。
 それはともかく、さすがに「皇室の結婚相手」の母親が「借金踏み倒し醜聞」「インチキ労災疑惑」つうのはまずすぎるでしょうよ。まあ、真子さんが「何が何でも結婚する」つうなら「個人の自由」ですし、小生も「正直あまり興味はない」ですが、「皇室の生活費が税金である以上、あんなんが結婚相手ではまずいだろう」とは思います(だからこそ儀式なし、持参金なしで、事実上の国外追放の訳ですが)。まあ「生活費が税金でない」なら正直どうでもいいのですが。
 とはいえ「小室君」が「野原にとって問題ない」からこんなことを言ってるのであって、例えば、真子さんの結婚相手が

よど号グループメンバーの息子
朝鮮総連の職業活動家
北朝鮮政府高官の親族*4

などでも同じ事が言えるかと言ったら「アンチ北朝鮮の野原は絶対に結婚に反対する」と「2万%の確信」をもって俺は断言できます。奴は「結婚相手が誰でも真子さんの結婚を認める」なんて立場ではおそらくない。

野原燐がリツイート
 ほんとうにそのとおりです。
◆puff_mdg
 有馬さんという方は、慰安婦問題についても南京事件についてもロクに本を読んでないですね。
 彼のTWの抜き書き
 「松井"盤"根*5の罪状は何だったのですか?」
 「宣戦布告していないから戦争犯罪にはならない*6
 ちょっと勉強すればすぐわかるのに。

 野原のクズさにはいつもながら呆れます。
 まず第一に「慰安婦南京事件違法性否定論」などで

◆『こうして歴史問題は捏造される』(2017年、新潮新書)
◆『日本人はなぜ自虐的になったのか:占領とWGIP』(2020年、新潮新書)
◆『「慰安婦」はみな合意契約していた』(2021年、ワック文庫)

等の著書があるトンデモ右翼・有馬哲夫(早稲田大学教授)を野原が非難するのならば、なにゆえに「有馬と全く同じ主張をする三浦小太郎(つくる会理事)」が批判できないのか(なお、WGIPについては拙記事新刊紹介:「歴史評論」2021年5月号(追記あり) - bogus-simotukareのブログを参照下さい)。
 それどころか何故、野原は「三浦が役員を務めている守る会(北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会)」なる団体の会員となっていたのか?
 この点を俺が指摘したら、野原は「何故、俺が三浦批判しないといけない」「俺と三浦は別人格だ」と居直るのだから心底呆れます。
 一方で「勿論、北朝鮮朝鮮総連の執行部」とは別人格で「一日本人」でしかない俺に「北朝鮮朝鮮総連を批判しろ」と言い出すのだからそのデタラメさには唖然とします。
 「別人格だから俺(野原)に三浦を批判する義務はない」つう野原の言い訳を「正当な物と認める」のならば俺だって「別人格だから俺(ボーガス)に北朝鮮朝鮮総連を批判する義務はない」。
 なお、お断りしておけば俺は北朝鮮朝鮮総連を批判はしています。興味のある方は拙ブログを「北朝鮮」「朝鮮総連」などでググってほしいところです。例えば「大韓機爆破」について「北朝鮮の犯行だと思わないとして犯行を否定」「北朝鮮の犯行だと評価した上で非難せず擁護」なんてことはしていない。
 ただし
1)「非現実的」なので、野原のような北朝鮮朝鮮総連打倒論にたたない
2)野原と違い、朝鮮学校の教育的価値(民族教育)を認めてる(従って無償化除外にも反対)
3)救う会や家族会のような常軌を逸したアンチ北朝鮮には賛同しない
だけの話です。但し、「野原」にとっては「俺が北朝鮮シンパだと認定した奴は皆シンパ」のようですが。
 しかし、その「シンパ認定による悪口」も本当にデタラメで「俺と同様に朝鮮学校無償化除外反対」を主張していても「加計告発を理由に奴が礼賛していた前川喜平*7」や「野党共闘のメンバーである志位和夫日本共産党委員長」は非難しないのだから呆れます。
 第二にこんな偉そうなことを抜かす『朝鮮学校無償化除外支持』野原は「除外反対派」である「日弁連」「国連人権委員会」等の主張をまともに理解しているのか。朝鮮学校について、

◆朴三石*8『教育を受ける権利と朝鮮学校 :高校無償化問題から見えてきたこと』(2011年、日本評論社
◆朴三石『知っていますか、朝鮮学校』(2012年、岩波ブックレット)
◆呉永鎬『朝鮮学校の教育史』(2019年、明石書店
◆松下佳弘 『朝鮮人学校の子どもたち』(2020年、六花出版)

等の著書を一冊でも読んでいるのか?。とてもそうは思えません。

*1:真子さんのこと

*2:朝鮮学校のこと

*3:ちなみに「本心かどうかはともかく」父親・秋篠宮は「(結婚には)国民の理解がないといけない」と語り「他人の口出し」を事実上肯定しています。

*4:もちろん、いずれも現実性は低いですが

*5:正しくは『松井「石」根』(松井石根 - Wikipedia参照)。

*6:勿論そんな馬鹿なことはないですし、この理屈なら「日本軍と戦う中国軍」についても「日本軍に対する戦争犯罪はいかなる場合でも存在しない」というとんでもないことになります。

*7:著書『これからの日本、これからの教育』(共著、2017年、ちくま新書)、『面従腹背』(2018年、毎日新聞出版)、『前川喜平「官」を語る』(共著、2018年、宝島社)、『前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る:高校中退・夜間中学・外国につながる子ども・LGBT・沖縄の歴史教育』(共著、2018年、明石書店)、『前川喜平が語る、考える。:学ぶことと育つこと、在日とアイデンティティー、あなたと私。』(共著、2018年、本の泉社)、『ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題』(共著、2019年、集英社)、『権力は腐敗する』(2021年、毎日新聞出版)など

*8:著書『海外コリアン』(2002年、中公新書)、『外国人学校』(2008年、中公新書)など