[インタビュー]「朝鮮学校の子供たちの澄んだ瞳が忘れられず、また撮りました」 : 政治•社会 : hankyoreh japan
こうした運動には大いに共感するので紹介しておきます。
【自民党総裁選 ポリシーウォッチ】その6「拉致問題」|TBS NEWS
野田候補
「拉致の問題は安倍政権、菅政権の重要な問題解決の一つだったと思います。しかしながら私達自民党にいて何か前進したかっていうようなことは私自身何も聞いていません」
野田氏は拉致問題は進展していないという現状認識を示した上で、北朝鮮への情報収集態勢の強化が重要と指摘します。
「野田の太鼓持ちをやる気はない*1」「あくまで是々非々で話をしたい(従って、今後、場合によっては野田批判もやれば、野田以外の三人の好意的評価もする)」のですが、野田が拉致では一番まともですね。まずは「過去の反省が必要」であり、それなしで、他の三候補のように「金正恩と首脳会談をやりたい」と放言しても全く無意味です。野田がはっきりと「私が知る限り拉致問題では何の進展もない」と明言している点も好感が持てます。
TBSは「そういう野田への高評価ではない」かもしれませんがこのTBS記事からは「少なくとも拉致では野田しかまともな候補がいない」と言うのが俺の感想です。「こう言う発言を自民党総裁選に残した」と言うだけで「野田の出馬目的が何であれ」「一部で噂されるように二階幹事長(岸田支持とみられる)による河野潰しの仕込みであれ」野田が出馬して「本当に良かった」と俺は思います。ただし救う会や家族会は野田に悪口するのでしょうが。
【追記】
今回の自民党総裁選で、高市早苗が負けたら自民党と日本政治の「安倍時代」が終わるのだろう(しかし「安倍的なもの」は今後も残るだろう) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
野田の言うように
>野田候補
「拉致の問題は安倍政権、菅政権の重要な問題解決の一つだったと思います。しかしながら私達自民党にいて何か前進したかっていうようなことは私自身何も聞いていません
という前提でいかないと、全く何もどうしようもないでしょうね。安倍晋三らも首脳会談したいみたいな話は散々していましたが、まったくの口先だけのものに終わりました。が、岸田と河野という外相経験者は、つまりは自分が何もしなかった(できなかった)というこのような前提は認められないでしょうね。そして安倍に近い高市も、やはりそういうことは認めがたいでしょう。それだけでも野田の発言はとてもまともだし、好感の持てるものです。
としてid:Bill_McCrearyさんに拙意見に賛同頂いたのでここで紹介しておきます。
教科書に残る「従軍慰安婦」 引用で通過、検定に限界 - 産経ニュース
何のことかと言えば河野談話に「従軍慰安婦」という表現があるので「河野談話を引用する」と従軍慰安婦という用語も「引用されることがある」と言う話です。
つまりは「河野談話に出てくる言葉」を「書くな(従軍をとった慰安婦と書け)」と国(自民党、文科省)が強要すること自体がおかしいという話です(もちろんそこで産経は「河野談話を撤回しろ」と無茶を言うわけですが)。もちろん「軍の存在を隠蔽したい」からそういう強要をするわけですが。
なお、ややこしい話ではあるのですが、「こうした政府介入の不当性」は非難の対象ですが、一方で、近年は「従軍看護婦、従軍記者」から生まれる「従軍」と言う言葉の「自発的イメージ」から、
◆吉見義明『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)
◆林博史『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)
◆吉見義明『買春する帝国:日本軍「慰安婦」問題の基底』(2019年、岩波書店)
として、従軍慰安婦よりも「日本軍慰安婦」という表記が増えてることを指摘しておきます。
【正論】産業遺産情報センターと朝日新聞 産業遺産情報センター長・加藤康子 - 産経ニュース
何も「産業遺産情報センター(軍艦島の強制連行についてきちんと教えてないため、韓国やユネスコなどが批判)」について批判してるのは「朝日新聞だけではない」のにいつもの「朝日ガー」です。心底呆れます。
もちろん「軍艦島(端島炭鉱)の朝鮮人労働は違法でも不当でもない」なんてのはデマでしかありません。
そもそも、歴史学者でも何でもない「加藤*2元農水相の娘」「加藤*3官房長官の義理の姉」でしかない「加藤康子」がセンター長というのも「おいおい」です。
「サンモニ」関口宏 北朝鮮への対応「バイデンさんよくない」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
関口宏が19日、TBS「サンデーモーニング」に出演*4し、バイデン米大統領の北朝鮮への対応を「よくない」とした。今月15日には北朝鮮の弾道ミサイル2発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下するなどしていた。
2018年にはトランプ前大統領と金正恩総書記が会談するなどしていた。番組は、共同通信元平壌支局長の磐村和哉氏のコメントとして、当時のトランプ氏と金総書記の関係を「思惑が合致したところはある。個人的な一種の信頼関係が生まれたということで、北朝鮮もその辺は大事にしようとしてたみたいです」と伝えた。
磐村氏は「朝鮮労働党の中央委員会の幹部と時々メールでやり取りしている」とした上で、「バイデン政権は対話環境づくりに向けて何もしていない。つまりはオバマ政権の戦略的忍耐と同じ感じになってきたのではないか」と幹部のコメントを紹介。「ですからどう喝外交に逆戻りした」と分析した。
関口は「何があったかは分かりませんが、トランプさんの時には確かに北朝鮮はちょっと静かにしてたよね」と振り返った。続けて「うまく手なずけてたのかもしれないけど、『バイデンさん何もしてない』ってこれはよくないね。バイデンさんも続けてほしいんだけど」と願望を語った。
この点は俺も関口に同感ですね。どうもデイリースポーツは「関口は北朝鮮に甘い」という非難の意味での記事のようですが。