今日の産経ニュース(2021年9/24日分)(追記あり)

遠藤、照ノ富士を追走「集中して相撲が取れている」 - 産経ニュース
 当初は「大関・正代」、「関脇・御嶽海」が優勝候補本命「横綱照ノ富士」の対抗馬かと思いきや彼らは「8勝5敗」にまで後退。
 「11勝2敗の横綱照ノ富士」を「10勝3敗の阿武咲、妙義龍、遠藤」が追う意外な展開となっています(最高位は阿武咲、遠藤が小結、妙義龍が関脇とはいえ現在は皆、平幕)。
 「大関にはもっと奮起してもらわないと!」ですね。

【今日12日目】
◆阿武咲が大関・正代に勝利
◆妙義龍が大関貴景勝に勝利

つうのも「何だかなあ」ですね。もちろん「今場所元気な阿武咲や妙義龍(現在、10勝3敗で、11勝2敗の照ノ富士を追走)」に勝つことは難しいのでしょう。かつ「負けが込んだ今の状況」で勝っても「正代や貴景勝」の優勝の可能性は低く*1、結果的に照ノ富士を利してしまう。
 とはいえやはり「大関の意地」を見せて欲しかった。こうなると大関・朝乃山が「例の愚行へのペナルティ」で休場してることが実に痛い。
 しかし明日の照ノ富士戦は「大関貴景勝」ですが千秋楽はどうなるのか。普通なら大関・正代ですが、既に正代は優勝戦線から脱落していますからね。正代は貴景勝とまだ戦ってないので「千秋楽は正代VS貴景勝」で照ノ富士は「現在3敗の誰か(照ノ富士はまだこの誰とも戦っていない)」と戦うのか?
 明日(14日目)は

【現在、10勝3敗】
◆阿武咲
 横綱照ノ富士(現在、11勝2敗)を破った関脇・明生(現在、6勝7敗)
◆妙義龍
 「横綱照ノ富士を破った大栄翔(現在、8勝5敗)、関脇・明生(現在、6勝7敗)」には勝っている大関・正代(現在、8勝5敗)
◆遠藤
 大関貴景勝、正代(ともに、現在、8勝5敗)、関脇・御嶽海(現在、8勝5敗)、明生(現在、6勝7敗)を破った小結・逸ノ城(現在、7勝6敗)

ですので「14日の成績」も見てから「照ノ富士戦を組む」のでしょう。
【9/25追記その1】
 阿武咲、遠藤が負けて「10勝4敗に後退」。妙義龍だけが勝利した結果、「本命は横綱照ノ富士(12勝2敗)」「対抗は妙義龍(11勝3敗)」となりました。
 明日は「照ノ富士と妙義龍の直接対決」となるのでしょう。照ノ富士が勝てば、照ノ富士の優勝、妙義龍が勝てば優勝決定戦(再び照ノ富士VS妙義龍)となり、勝った方が優勝となります。
【9/25追記その2】
 もはや「優勝候補が照ノ富士と妙義龍しかいない」ということで、通常なら千秋楽は「照ノ富士VS正代」となるところ、「照ノ富士と妙義龍の直接対決」だろうと予想しましたが、「照ノ富士VS正代」「妙義龍VS明生」だそうです。
 やはり「横綱大関対決」をなしにすることはできないんですかね。
 直接対決にしなかった場合「妙義龍の相手を誰にするか」は難問でしょう。
 既に

大関貴景勝、正代(どちらも妙義龍が勝利)
大関・正代、関脇・御嶽海を破り一時は10勝3敗で優勝候補の一角にいた阿武咲(妙義龍が敗北)
◆一時は10勝3敗で優勝候補の一角にいた遠藤(妙義龍が勝利)

と妙義龍は対戦しており、残る相手から誰を選ぶかですが、「大関貴景勝、正代には負けている」ものの「横綱照ノ富士、(途中までは10勝3敗で優勝候補の一角にいた)阿武咲を破った」関脇・明生(現在、7勝7敗)が相手に決まりました。
 照ノ富士が正代に勝てば照ノ富士の優勝、照ノ富士が正代に負けて、妙義龍が明生に勝てば優勝決定戦(照ノ富士VS妙義龍)、照ノ富士、妙義龍が共に敗北すれば照ノ富士の優勝になります。
【9/26追記】
 明生にとって「8勝7敗」で勝ち越せるかどうか重要な取り組みと言うこともあって明生が妙義龍に勝利し、照ノ富士の勝敗を待たずして、照ノ富士の優勝が決まりました。
 そして「負けても優勝」ということでプレッシャーがなくなったのか照ノ富士が正代に勝利と言う形で今場所が終了しました。


【政治月旦】2つのジンクスに屈した菅首相 変わるのは「本の表紙」だけか - 産経ニュース
 有料記事なので途中までしか読めません。霊感ヤマカン第六感 - Wikipediaですが、二つのジンクスとは
【1】

◆田中*2政権(佐藤政権の後)
◆竹下*3政権(中曽根政権の後)
◆第一次安倍*4政権(小泉政権の後)

ということで「長期政権の後は短命が多い(勿論、『池田の後の佐藤』という例外はありますが)」
【2】

◆鈴木内閣(首相が池田内閣官房長官
◆竹下内閣(首相が佐藤、田中内閣官房長官
◆宮沢内閣(首相が鈴木内閣官房長官
◆第一次安倍内閣(首相が小泉内閣官房長官
福田康夫内閣(首相が森、小泉政権官房長官

ということで「官房長官経験者の内閣は短命が多い(勿論、『佐藤内閣(首相が吉田内閣官房長官)』という例外はありますが)」でしょうか。
 ただし、「【2】はただの偶然」でしょうが、【1】は「長期政権下では表面化しなかった問題が、後から表面化してくる」と言ったケースが多いので「ジンクス(単なる偶然)」とばかりは言えません。例えば「竹下政権」を崩壊させたリクルート問題は、「問題の発生時期」自体は中曽根政権期であり、起訴された藤波衆院議員も「中曽根内閣官房長官としての行為」を収賄罪に問われました。


【総裁選ドキュメント】高市氏がドラム披露、世良公則氏と〝セッション〟 - 産経ニュース
「ちゃらり~奈良から総裁」嘉門タツオさんが高市氏にエール - 産経ニュース
 嘉門や世良って「百田のようなウヨ」なんですかね。いずれにせよ「総裁選候補が4人いる」「有力候補は河野か岸田」という状況で、仮に彼らが右翼だとしても高市にここまで肩入れするのは「馬鹿げてる」としかいいようがない。


【総裁選ドキュメント】3氏は原発リプレース重視 河野氏のみ回答せず - 産経ニュース
 都合の悪いことは回答拒否という河野の不誠実な態度には本当に反吐が出ます。


【総裁選ドキュメント】河野氏「部会でギャーギャー」発言撤回 - 産経ニュース
 「発言撤回し謝罪するくらいなら最初からそんなことは言うな」と言う話です。
 これでは河野が首相では
1)考えなしに「ホニャララします」と放言
2)関係者の抗議で発言を撤回して謝罪
が頻繁に起こる危険性大であり、河野首相など「悪夢」以外の何物でもない。


「多様性」はタリバンを認めるのか 岩田温 - 産経ニュース

◆多様な宗教
 キリスト教、仏教、イスラム教など
◆多様な民族
 アイヌ(日本)、ウイグルチベット(中国)など
◆多様な性的嗜好
 LGBTなど

といった「多様性を認める」とは「何でもありではない」「多様性を認めることそれ自体に意味があるわけではない」のであって「マイノリティー(少数派)の人権擁護」が目的なので、当然ながら「人権擁護に反する形」での「多様性」など認めるわけがないでしょう。
 これはタリバンに限った話ではない。例えば「多様性を認めるなら、ミャンマー軍が軍事クーデターして何が悪い。軍事クーデターを容認しろ」「多様性を認めるなら、東京医科大の入試制度(女性差別と批判された)の何が悪い。どんな入試制度にしようが東京医科大の自由だ」なんて誰も言わない。よくもまあ、こういうくだらない詭弁が言えたもんです。

*1:とはいえ、既に9日目時点で8勝4敗の貴景勝と違い、8勝3敗だった正代は「3敗」を千秋楽までキープすれば「照ノ富士(9日目時点で10勝2敗)との優勝決定戦の可能性」も一応あります。

*2:佐藤内閣では通産相自民党幹事長

*3:中曽根内閣では蔵相、自民党幹事長

*4:小泉内閣では自民党幹事長、官房長官