神社に縁日が戻って芝居見物 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2021.10.14
「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年10/14日:荒木和博の巻)(副題:19年前の明日(10/15)に拉致被害者5人が帰国した) - bogus-simotukareのブログで『10/15に高世が拉致被害者帰国(2002年10/15)について触れるか気になる』と書きましたが、「10/15の前日である10/14」の記事においては全く触れていません。明日「10/15」は果たしてどうなるのか?(10/20追記:10/15付けの記事は書かれませんでした。また10/15以降の最新の記事北朝鮮が衆院選公示日にミサイル発射?? - 高世仁の「諸悪莫作」日記(10/19日付)でも『拉致被害者帰国(2002年10/15)』については触れていません)
例の「生方発言」についてもノーコメントです。
それはまず第一に高世が「ジンネット倒産後、拉致について語る気をおそらく失っている」ということがある。
第二に
野党は、289小選挙区のうち、およそ220の選挙区で日本維新の会を除いた野党候補の一本化ができた。「市民連合」の尽力が大きい。
政権交代には届かないまでも、(ボーガス注:甘利*1幹事長、高市*2政調会長、萩生田*3経産相、松野*4官房長官、岸*5防衛相など安倍人脈を政権に入れ、『モリカケ、桜追及』も拒否する)安倍内閣の呪縛の下にある岸田首相の政治姿勢を変えるには、与野党伯仲にもっていくしかない。
と書く「野党共闘支持」高世にとって「立民所属の国会議員だった生方氏*6」の発言に触れづらいというのもあるでしょう。「アンチ野党」「自民万歳」のウヨである「特定失踪者問題調査会」荒木や「救う会」島田、西岡のようにむやみに生方氏に悪口するわけにも行かない。
なお、「政権交代に届かないまでも」「与野党伯仲(与野党で近い議席)に行かないまでも」、高世の言うように「与党を大敗に追い込みたい」もんです。
それにしてもタイトルといい、本文の内容といい「衆院解散」は明らかにこの高世記事のメインではありません。高世も「政治について語る意欲」を失いつつあるんでしょうか?
ヒットしている映画MINAMATAにかかわる写真展を先日(8日)ハシゴした。
桑原史成さんの「MINAMATA」と石川武志さんの「MINAMATAユージン・スミスへのオマージュ」。映画がらみでメディアに取り上げられたこともあって、どちらも盛況だった。
桑原さんは1960年から水俣を撮り始め、その写真にユージン・スミスが触発されたという伝説の写真家。
「継続は力なり」。桑原さんの経歴からこんなことが言えるのではないか。
ジンネットが倒産するや「ライフワークだったはずの拉致」について言及しなくなった(継続を辞めた)高世が「継続は力なり」とはよくもいったもんです。
それにしても「MINAMATA公開」は勿論「良いこと」ですが、もし水俣病が、日本人多数派に「過去のこと」と思われてるのだとしたら、それは誤解です。
「水俣病の原因となった水銀の海洋投棄」は「海外はともかく」日本国内では無論なくなった。
とはいえ「高齢化している」とはいえ、水俣病患者は今も存命です。
「水俣病患者」が存命であり続ける限り、日本国内においても「水俣病はまだ終わっていない」。
参考
赤旗衆院選 「水俣病政策」を質問/政党・候補に患者会など2021.10.15
ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議と水俣病不知火(しらぬい)患者会らは13日、熊本県水俣市で会見し、衆院選に当たって政党や候補に行った水俣病政策についての公開質問状に対する回答状況を発表しました。
質問は、▽基本認識と解決への方向性▽患者補償・現行認定制度の評価とそれ以外の救済枠組みの必要性▽健康調査の在り方▽環境調査および修復▽チッソの存続と不知火海沿岸地域の再生について―の5項目です。
自民・公明両党は、現行認定制度以外の救済枠組みについて「不要」と回答し、現行認定制度は「改めるべき状況にはない」としました。日本共産党は、「すべての水俣病被害者を救済するための恒久的な枠組みが必要」と回答。健康調査について、政府が地域や出生年で多くの被害者を救済対象外として切り捨てていると述べ、直ちに不知火海沿岸を対象とした調査を行うべきだとしました。