珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年10/29日分)(副題:今日も高世に悪口する)

ジャーナリスト保護活動の意義 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 東大和公園が気に入って、最近よく自転車で行く。
(中略)
 丘陵地なので自転車をこぐのが一苦労だが、木々に囲まれた昼食は別世界だ。

 ジンネット倒産以降はこのように「サイクリング」「家庭菜園」の話ばかりする高世です。「事実上ジャーナリスト廃業」であることがよくわかります。

 衆院選のテレビの取り上げ方は、自民党総裁選より控えめだという。

 どう見ても、テレビ局が「自民の反発に怯えてる」ようにしか見えません。心底げんなりします。なお、「ジャーナリスト保護活動云々」については、「一言だけ」言えば、高世が「私も有志を募って日本でこういう運動をしたいと思ってる」ではなく、

 日本にもこんなNPOがあればいいのに。

として他力本願(?)な所には「自称ジャーナリスト」のくせに「何だかなあ」と苦笑しました。「繰り返しますが」もはや高世も「完全にジャーナリスト廃業」といっていいのではないか。


「静岡」で夢見た政権消す「調査」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 記事タイトルの「静岡」とは「静岡補選での野党候補勝利」、「政権」とは「与党過半数割れによる野党の政権奪還」ですね。
 世論調査*1を信じれば

◆自民議席減少により、自民単独過半数は阻止できるかもしれない
→ただし微妙な情勢であり阻止できるとは断言できない。野党側の最後の追い込みが大事(つまりは後でも触れますが、与党過半数割れ政権交代は難しい情勢です)
◆立民、共産が議席増加の見込み
→ただし「増加議席数がどうなるか」はともかく、立民の議席増は間違いないのに対して、共産の議席増については微妙で断言できない(過去にも増加予想だったのに、実際には微減したことがあった)。共産側の最後の追い込みが大事
野党共闘(候補者一本化)により激戦区が増加。石原伸晃*2元幹事長など自民大物の落選の可能性もありうる

など、野党共闘には一定の成果があるとは言え「与党(自公)過半数維持が濃厚」で「政権交代」は厳しい状況です。
 また「極右政党・維新が躍進(倍増から3倍増の予想)の見込み」という頭の痛い予想もある。
 それについては俺も「今コロナが終息状況とは言え、第五波の時は酷かった。冬には第六波の恐れもある」「安倍のモリカケ、桜疑惑、甘利(現幹事長)のUR疑惑と言った不正を容認するのか。最近ではDappi疑惑も浮上したではないか」「大阪でコロナを蔓延させた維新を未だに支持するとは大阪府民はバカか」などといった「高世同様の怒り、失望を感じます」がまあ、最後の最後まで頑張り、どんな選挙結果がでるにせよ、「Dappi疑惑の本格追及」など、くじけずにさらに頑張るほかはないでしょう。
 まずは「自民単独過半数割れ(可能ならば石原元幹事長など大物の落選)が目標」でしょうか。そうなれば与党過半数維持でも「自民が勝利した」と岸田総裁、麻生副総裁、甘利幹事長と言った連中も強弁しづらいでしょう。

 今回の立候補者に唯一、個人的に知っている人がいる。
 東京15区(江東区)で立憲民主党から立っている井戸まさえさんだ。
 戸籍に登録されずにいる「無戸籍者」は少なくとも1万人はいるとされ、井戸さんはこの問題に長年取り組み、無国籍者に支援を続けてきた。
 実は彼女自身が、離婚後300日以内に生まれた第4子が無戸籍児となった体験をもつ。
 井戸さんと会ったのが、ちょうど私の会社「ジン・ネット」が、日テレの「ニュースevery」で「無戸籍児」の特集を制作した*3後だったこともあって話がはずみ、彼女の15年にわたる無戸籍者支援活動を知った。
 井戸まさえさんは、社会活動家としても、ジャーナリストとしても優れた能力をもっており、かつて参議院議員*4だった経験もある、ぜひ衆議院で活躍してもらいたい。
 江東区にお住いの方は井戸まさえさんに投票をお願いします。

 で高世の文や

井戸正枝 - Wikipedia今村洋史 - Wikipedia柿沢未途 - Wikipedia参照
・1965年生まれ。
・2002年11月、現夫の井戸智樹と入籍し男児を出産するが、出産が前夫と離婚後265日だったことで民法772条の「300日規定」に抵触したため、芦屋市役所から「前夫を父とする出生届を提出するよう」要求され、これを拒否したため子が一時無戸籍状態となった。
 このため、現夫との親子関係を「強制認知」するよう求める裁判を2003年神戸地裁尼崎支部に提訴し、同年11月に勝訴。
・2005年7月3日、兵庫県議会議員補欠選挙において東灘区選挙区から民主党公認で出馬し、当選。2007年4月8日の兵庫県議会議員選挙で2期目の当選。
民法の不備を身をもって経験した経験から、2008年に「無戸籍児問題家族会」を結成、事務局長に就任。更に、NPO法人「親子法改正研究会」を立ち上げる。
・2009年7月31日、兵庫県議会議員を辞職し、8月30日、衆院議員選挙に兵庫1区から出馬し当選(2012年まで1期務める)。
・2015年、民主党東京都第4区総支部長に就任。2016年、民進党東京都第4区総支部長に就任。
・2020年9月29日、立憲民主党は井戸を次期衆院選東京4区公認候補に内定したが、2021年10月12日、立候補予定の選挙区を東京15区に変更することが発表された。選挙間際に選挙区を変更した背景には、1)15区で立民から出馬予定だった柿沢未途*5が10/4に首相指名選挙で枝野立民党代表ではなく、岸田自民党総裁に投票し、立民会派から離脱。衆院選では「15区に立候補」し当選後は自民入党の意向を表明したこと、2)立民と選挙区の棲み分けを進める共産党側から4区を譲るように求められていた事があったとされる。
 なお、15区では「自民党東京都連が支持する今村洋史(元衆院議員)」「柿沢」の二人が立候補する「自民分裂選挙」となっている(当選した側に自民が追加公認し、どちらも落選した場合は公認しないという結果オーライの決定)*6
【著書】
◆『無戸籍の日本人』(2016年、集英社→2018年、集英社文庫)
◆『日本の無戸籍者』(2017年、岩波新書)
◆『ドキュメント 候補者たちの闘争:選挙とカネと政党』(2018年、岩波書店

によれば、井戸さんは「拉致問題」をライフワークにしてるわけではなさそうです。
 ライフワークはおそらく「無戸籍児問題」や「無戸籍児発生の一因となっている民法772条(いわゆる「300日規定問題」)の改正問題」です。
 「無戸籍児問題」「民法772条問題*7」がどうでもいいとはいいませんが、

【高世の著書】
◆『スーパーK*8を追え』(1997年、旬報社
◆『娘をかえせ息子をかえせ:北朝鮮拉致事件の真相』(1999年、旬報社
◆『拉致:北朝鮮の国家犯罪』(2002年、講談社文庫)
◆『金正日「闇ドル帝国」の壊死』(2006年、光文社)

ということで「北朝鮮問題(主に拉致)を一時はライフワークにしていた高世」が、このように衆院選において「拉致」から完全にトンズラし「無戸籍児問題は重要」だから「井戸さんを応援します」。
 高世はそうした「拉致の現状」「高世自身の現状」について「俺の拉致への関わり方は間違っていた」「俺はただの救う会、家族会の太鼓持ち幇間だった」といった「慚愧の念はない」んですかねえ。高世も呆れたバカです。

*1:とはいえ「自民が単独過半数確保の勢い、立憲はほぼ横ばい 朝日情勢調査」に、ネットの反自公政権クラスタが噴き上がっているが…… - kojitakenの日記(2021.10.26)、朝日の衆院選予想獲得議席は自民251〜279、公明25〜37、立民94〜120、共産9〜21、維新25〜36、民民5〜12、某組0〜3、社民0〜2 - kojitakenの日記(2021.10.27)が指摘するように今回「各社でかなり予想に違いがある点」に注意が必要ですが。まあ、朝日の調査は「自民優位(微減)」「立民、共産不利(横ばい程度)」と報じてる(そして、おそらく主要紙の予想では朝日が突出して、自民優位、立民、共産不利という報道)ようですが、「野党共闘支持、共産支持」の俺の「願望込み」ですがそれはないんじゃないか。もちろん朝日が調査結果をねじ曲げて自民を応援しているなどと言う「一部の野党支持者の逆ギレ」は言いがかりに過ぎず、結局「激戦区の評価」の違いでしょう。またコロナの影響で『調査経験の少ないインターネット調査(従来は電話調査)に切り替えた』という面も大きいようです。一方で「自民党応援団」産経は朝日よりも「自民議席数について悲観的な予想」です。あるいは「朝日、産経」とも「友好的な立場」にある立民(朝日の場合)や自民(産経の場合)への「引き締め」を狙っての「悲観的な報道」かもしれない。

*2:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*3:こういう所で「ジンネット時代の話」を出すあたり高世にとって「ジンネット倒産」は屈辱であり、「ジンネットは倒産したが、その業績は永遠に不滅」と言いたくて仕方が無いのでしょう。

*4:原文のまま。井戸正枝 - Wikipediaによれば「衆院議員」が正しい。

*5:「結いの党」政調会長、「維新の党」政調会長民進党役員室長(蓮舫代表時代)など歴任

*6:自民分裂選挙野党共闘候補とは言え、井戸氏の当選可能性が必ずしも高くないことは野党共闘支持者として残念ですが何とか頑張って当選して欲しい。

*7:これについては例えば、赤旗主張/「嫡出推定」の見直し/子どもの利益を守る視点こそ(2021.3.5)参照

*8:北朝鮮製とされる偽ドル紙幣のこと