野原燐(id:noharra)に突っ込む(2021年11月12日分)(副題:野原の馬鹿さにいつもながら呆れる)

◆野原のツイート

野原燐がリツイート
◆nukisuke
 BS1の『河瀬直美*1が見つめた東京五輪』。いろいろ問題多いドキュメンタリーだけど、一番問題は「カネをもらって反五輪デモに参加してる」と語る男性のくだり。

 河瀬への批判「信用性のない話(金をもらって五輪デモに参加した)で反五輪デモを誹謗している」に話を限定すればその通りですが、「証言者が実名で登場しない上に、まともな根拠が何もない」ため信用性のまるでない「産経の朝鮮学校誹謗」を容認したid:noharraがよくも言ったもんです。俺の「産経記事には真実だというまともな根拠がない」という産経批判に「アンチ朝鮮総連」野原が「虚偽だという証拠もない」と居直ったことは今でも怒りを禁じ得ません。そして野原の「産経擁護の理屈」なら河瀬ドキュメンタリーだって現時点では「虚偽だという証拠はない」でしょう。
 結局、この男は「朝鮮学校非難」なら怪しい話でも「アンチ北朝鮮朝鮮総連の立場」から平気で乗っかるくせに「反五輪デモ非難」については「反五輪」の立場から「怪しい話だ!」と非難する「ご都合主義のクズ野郎」でしかありません。
 なお、俺は野原と違うので「正当な朝鮮学校批判」なら無論受け入れます。「朝鮮学校の教職員や卒業生」など関係者でもなくしがらみもありませんので(そもそも在日朝鮮人でもありません)。それにしても「元文科事務次官・前川氏(立場上、朝鮮総連シンパの訳がない)」が「無償化除外なんかおかしい」と言ってることは「俺的に」大変に嬉しいしありがたいですね。
 しかし「大企業・前川製作所の御曹司」「妻が中曽根元首相の娘*2」と言う御仁がそうした価値観とは正直意外です。

野原燐がリツイート
Ikuo Gonoï
 今年、ウトロ、民団、民族学校に対して連鎖的に発生したヘイトクライムに日本政府は公式見解を示すべきではないでしょうか。ヘイトクライムが起きた時、すぐに政府が率先して公式見解で非難しない限り、ヘイトクライムは今後も連続して誘発されてしまうのです。

 「朝鮮高校無償化除外」「朝鮮幼稚園幼保無償化除外」という「官製ヘイト」を容認する「差別者」id:noharraもさすがに「排外主義極右の放火犯罪」は批判するようです。とはいえ「ああした官製ヘイト」がこうした犯罪を助長していると考える俺からすれば野原には「お前の容認する無償化除外も立派な差別だ!」という怒りを禁じ得ません。

野原燐
 「これは約2000年もの間、先人たちの叡智と血の滲むような努力によって守り伝えられてきた皇室の男系の伝統を否定するものである。」そんな伝統は存在しないのでは?。Y染色体にこだわるのは中国思想。

 いつもながらアホの野原です。まず第一に「Y染色体云々は中国思想」という根拠は一体何か。そもそも、「中国思想」とは何か。儒学儒教)のことか?。ただし儒学創立時に勿論「Y染色体」なんて認識はありません。「男系にこだわるのは儒学思想」なら「中国の歴史上、女帝はほとんどおらずそれは儒学の影響と思われる」ので「間違いではない」かもしれませんが、それを「Y染色体」と表現するのは明らかにおかしい。
 なお「儒学は外国思想だから従うのはおかしい」と野原が言うならそれこそおかしい。後でも書きますが「問題は正しいかどうか」です。
 外国思想というなら「仏教やキリスト教」も外国由来の思想ですがまさかそれを理由に野原もこれらを否定しないでしょう。
 また、「林羅山」「新井白石」「室鳩巣」といった「幕府重臣である儒学者」の存在で分かるように日本において儒学はある時期から「日本の伝統化しています」。
 第二に問題は「理屈として正しいかどうか」であって、「伝統かどうか」「外国思想かどうか」ではありません。「外国思想だろうと正しければ採用すべき」だし「伝統思想だろうが間違ってれば採用すべき」ではない。勿論、俺は「Y染色体」云々も「男系への固執(女帝否定)」も間違ってると思いますが。

野原燐がリツイート
小川一*3
 室蘭工業大大学院教授・清末愛砂氏に聞きました。
『私たちはもっと自分の足もとをみるべきだ。「アフガンに比べると日本はましだ。アフガンの女性は大変だから救ってあげなければ」という発想は上からの目線で見ることにつながり、同時に自分の足元を見ないことにもなる』
そこが聞きたい:アフガン女性の人権 室蘭工業大大学院教授・清末愛砂氏 | 毎日新聞

 野原が北朝鮮問題について日頃言ってることは完全に

『「北朝鮮の女性は大変だから救ってあげなければ」という発想は上からの目線で見ることにつながり、同時に自分の足元を見ないことにもなる』

の典型だと思いますが、当人がそうは思ってないらしいのが実に滑稽です。

野原燐が和田浩明をリツイート
◆和田浩明がリツイート
清末愛砂さん*4タリバンに対する制裁で米政府などがアフガン政府の海外資金を凍結したが、これを解除しないと国内経済が回らないと考える。飢餓が現実に起き始めている。中産階級の家族でも1日1食という事例を聞く。医療、食料、教育分野の緊急人道援助は待ったなしだ」

 アフガンについては「制裁で苦しむ庶民がかわいそうだ、緊急人道援助が待ったなしだ」というid:noharraが「北朝鮮」についてはそう言わない理由は全く謎です。恐らくは「野原が北朝鮮政権を嫌っていて打倒するためには何でも許されると思ってる。北朝鮮住民が餓死してもかまわないと思ってる」つう「冷酷な話」でしかないでしょう。しかしなぜかタリバン政権についてはそこまでの敵意はないと。

*1:河瀬も『2007年、カンヌ国際映画祭にて『殯の森』がグランプリを受賞』という輝かしい経歴の持ち主でこんな怪しい話に手を出す必要も無いのに困った御仁です。政治的にゆがんでるのでしょう。まあ、だからこそたくさんいる映画監督の中から『東京五輪公式映画』の監督に選ばれたのでしょうが。

*2:加計告発の時に散々マスコミが「妻が中曽根元首相の娘なのに意外だ」と報じていたので自然と覚えました。

*3:毎日新聞横浜支局長、社会部長、販売局次長、コンテンツ事業本部次長、東京本社編集編成局長などを経て毎日新聞客員編集委員小川一 - Wikipedia参照)

*4:室蘭工業大学教授。著書『ペンとミシンとヴァイオリン:アフガン難民の抵抗と民主化への道』(2020年、寿郎社