珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/29日分)(副題:今日も高世に悪口する)(追記あり)

「李鶴来さん追悼写真展」を見て - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 「BC級戦犯」として戦後の戦犯裁判によって懲役刑を受けながらも、『外国人だから支給しない』『恩給給付は日本政府、戦犯処罰はGHQで実行者が違うから、扱いが違っても矛盾ではない』ということで日本政府から恩給が受けられなかった李鶴来氏に対する高世の評価については「概ね同感」なのでそこにはコメントしません。別の場所について「高世に対して批判的なコメント」をしておきます。
 なお、追悼写真展については韓国人元BC級戦犯の李鶴来さん 東京で追悼写真展(聯合ニュース) - Yahoo!ニュースを紹介しておきます。

 25日、「納税」のシンポジウムに出る前に、九段下によって「李鶴来(イハンネ)さん追悼写真展」を見てきた。

 高世の言うシンポジウムについては緑は命の青信号 - 高世仁の「諸悪莫作」日記を参照して下さい。高世記事については珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/24日分) - bogus-simotukareのブログでコメントしました。
 「で、その25日のシンポ(高世がパネリストとして登壇)についてはいつ実施報告するんですか?。『ぜひ来て下さい』と自ブログで宣伝したのに報告しないんですか?。この記事は28日付の記事じゃないですか?」「李鶴来(イハンネ)さん追悼写真展の感想報告は書くのに?」「あなたが報告を書かないにしろ、出席者や主催団体の報告を紹介するって方法もありますよね?」ですよね。
 高世が「なぜか報告しない」のは

1)シンポでの高世の存在が『場違い』(明らかに専門外で登壇すべきではなかった)
2)自民党の現役衆院議員1名(パネリストの山田美樹氏)、元衆院議員1名(基調講演者の津島雄二・元厚生相)が出席することで予想されたように『露骨に自民党万歳』の集会だった(高世は一応自民批判者を自称)

のどちらか(あるいは両方)で、「恥ずかしくて報告できないような代物」だからではないのか。
 多分「高世にとって都合が悪いコメント」なので「後で削除する」のでしょうが高世記事には

『25日、「納税」のシンポジウム』の報告をこのブログではされないのですか?

とコメントしておきます(追記:予想通り『いったんは掲載されました』が『後で削除』です。どんだけ高世もヘタレなのか?)。
 さて、ググったところ、出席者の一人である自民党現役衆院議員・山田氏のブログ記事がヒットしました(残念ながら他はヒットせず)。

シンポジウム『納税で持続可能な日本に』に出席|山田美樹公式サイト|衆議院議員|自民党東京都第一選挙区支部長(千代田区・港区・新宿区)
 麹町納税貯蓄組合連合会主催のシンポジウム『納税で持続可能な日本に』に、パネリストとして出席しました。毎年11月の「税を考える週間」に合わせて開催されるイベントで、私は昨年に続き2回目の参加となりますが、コロナの感染防止のため今年はZOOMでの開催*1となりました。
 主催者である麹町納税貯蓄組合連合会の浅見哲会長の進行のもと、津島雄二先生の基調講演に続き、宮城教育大学の小金澤孝昭教授、早稲田大学の伏見俊行教授、SDGs市民社会ネットワークの星野智子理事と共に、「日本を持続可能な国にするために、税制はどうあるべきか?*2」という難しいテーマを議論しました。コロナ禍で各国ともに財政支出が増大する中で、税と財政システムをいかにして持続可能なものにしていくかは深刻な課題です。
 菅総理が言う「自助、共助、公助」とは、実は野党時代の自民党が、子ども手当をはじめとするバラマキ政治*3へのアンチテーゼとして唱えていた言葉です。公助を厚くすると重税になる*4、取れる人から税金を取る、というのでは努力する人が報われない*5、だからこそ、自分でできることは自分で、お互い助け合えるところは助け合おう*6、という考え方です。税のあり方とは、突き詰めれば、自助・共助・公助のバランスをどのように取るのか、という問題だと理解しています。

 山田氏や他のパネリストがどんな討議をしたのか、津島氏がどんな講演をしたのかは不明です。
 とはいえ、「菅に近い人物=山田氏」なのかもしれませんが、菅発言「自助、共助、公助」を「菅が退陣し、岸田政権時代になってから開催された11月の集会*7」で公然と褒めるような人間(山田氏)が出席するシンポです。「ろくでもない話しかされなかったんだろうな」とは思います。どっちにしろ明らかに高世は「場違い」ですね。高世は「税制や社会福祉」について何か話せる知識は何もないでしょう(過去の高世著書にそんなもんは何もない)。よく恥知らずにも登壇できたもんです(だからこそ高世も恥ずかしくてまともに報告できないのでしょうが)。高世には心底呆れます。
 なお、珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/24日分) - bogus-simotukareのブログでも指摘しましたが、未だに高世記事緑は命の青信号 - 高世仁の「諸悪莫作」日記は「星野智子氏」の名前を「長野智子」と誤記しています(苦笑)。
 「遅くても集会に出席した時点」で「星野氏の名前」を誤記したことに気づくんじゃないかと思うのですが、逆に「長野智子」と誤記したことに気づいてないのか?(高世は『星野智子』と正しく記載したと誤解してる?)
 そして高世記事には誰からも『長野智子という誤記』を指摘するコメントはなかったようです(俺ぐらいしか、高世記事をまともに読んでる人間が実はいない?)。
 高世が「俺のコメント」に対して「どんな反応をするか」確かめたいので

SDGs市民社会ネットワーク理事であるパネリストの名前は『長野智子』ではなく、『星野智子』が正しいので修正して下さい。

とコメントしました。多分一番あり得る可能性は「名前を訂正するがコメントは平然と削除し、俺に対するお礼の言葉もない」でしょうが。
 さすがに「ボーガスに借りを作りたくない」と誤記のままで放置はないでしょう。
【追記その1】
 びっくりすることに「後で誤記『長野智子』を『星野智子』に修正するかもしれません」が「『長野智子』の誤記はそのまんまで、俺のコメントだけまず削除」が高世の対応でした。  
 「誤記修正」を指摘する普通のコメントですら「高世が嫌ってる俺のコメント」ということで速攻削除し「誤記はそのまんま」。高世のアホさには心底呆れます。
 もしかして「ボーガスという投稿者名だけ見て「どうせ俺(高世)への悪口だ」と決めつけて速攻で削除」「コメント内容は読んでない」ので「誤記の指摘に気づいてない」んでしょうか?
 高世がどんな反応をするか見たいので、『俺とは別の方』にぜひ『誤記の指摘』をしていただきたいところです。
【追記その2】
 今日(12/1)に改めて緑は命の青信号 - 高世仁の「諸悪莫作」日記を見たら「星野智子」にさすがに修正されていました。
【追記その3】
 コメント欄でid:Bill_McCrearyさんから指摘がありましたが、シンポジウム『納税で持続可能な日本に』に出席|山田美樹公式サイト|衆議院議員|自民党東京都第一選挙区支部長(千代田区・港区・新宿区)は今年の記事ではなく「昨年の記事」です。従って、「菅はまだ退陣しておらず」菅を褒めるのも当然だったわけです。小生は勘違いから「菅辞任後にも菅を褒める、菅と近い人物(?)」と思い込んでいましたがそうではないわけです。
 「大変うかつな人間」でどうもすみません。
 とはいえ、コメント欄で指摘があるように「昨年のシンポジウム」と「今年のシンポジウム」でメンバーが「高世以外全く同じ」ですからねえ。今年のポスターもおそらく「去年のポスターを日付を変えただけ」で使い回しです。そういうことがなければ誤解しなかったと思う(苦笑)。
 それにしても、去年の記事で

シンポジウム『納税で持続可能な日本に』に出席|山田美樹公式サイト|衆議院議員|自民党東京都第一選挙区支部長(千代田区・港区・新宿区)
 麹町納税貯蓄組合連合会主催のシンポジウム『納税で持続可能な日本に』に、パネリストとして出席しました。毎年11月の「税を考える週間」に合わせて開催されるイベントで、私は昨年に続き2回目の参加となります

ですからねえ。今年を含めて「3年連続(2019~2021年)で山田氏が出席」のわけで、この会合は事実上「山田美樹を囲む支持者の集い」のような代物ではないのか。別に山田氏以外に「こうした問題に詳しい政治家がいない」わけでもないでしょうに。麹町納税貯蓄組合連合会(この会合の主催団体)も「昔はともかく」今や「山田美樹後援団体、支援団体」と化してるのではないか。
 そう考えれば「山田氏以外のパネリスト」に去年から変更がないのもわかります。山田氏批判などしないであろう「身内的なパネリスト」にしているということでしょう。
 で、そんな「山田美樹を囲む支持者の集い(山田美樹後援会、激励会などの一種)」の疑い濃厚な集会にのこのこと出かけていったのが高世です。しかも高世の専門はこのシンポのテーマである「租税」「社会保障」ではない。専門外の分野にのこのこ出かけていったあげく、やはりまともな発言などできなかったのでしょう(おそらく高世が「租税や社会保障の専門外」だからこそ「山田批判などできない」と見切られて数あわせで呼ばれたのでしょうから、高世も全く馬鹿にされたもんです)。
 集会開催前に「ズームでライブ配信するので是非、ご視聴下さい」とブログで宣伝しながら、「実施報告は書かない無様さ」です。
 全く

【コメント欄でのid:Bill_McCrearyさんのコメント】
◆仰せの通り高世は税制なんかには素人ですしね。ジャーナリスト・ライターなら税制に詳しい人を呼べばいいわけで、高世も「自分は任でない」と断ればいいのに、そうしないのもどうかです。
◆(ボーガス注:ジンネット倒産後は、外で働いている奥さんの弁当作りなどしていて)ほとんどろくに(ボーガス注:ジャーナリストとしての)仕事をしていないということのようですから(奥さんだってそれなりの年齢のわけで、働くのも大変でしょうに)、まさに声を掛けたら断らない(断れない)というのが実情なのでしょう。
◆彼女は安倍派ですね。安倍時代にスカウトされたから細田派→安倍派になったということでしょうが、岸田時代になっても考えはあまり変わらないのではないか。逆にそれなら、(ボーガス注:安倍批判派を自称する)高世もシンポジウムの席上あるいは現在でも批判すべきところはすべきでしょう。高世にそんな能力もないのでしょうが、それなら初めからそんなものに出席するなとしか言いようがない。

には全く同感です。しかし、こんな「山田美樹を囲む支持者の集い」の疑い濃厚な集会に呼ばれるのだから、「救う会との親密交際」のせいか、高世は今や山田氏のような御仁に「自民党の支持者(あるいは、金でいくらでも操れる軽薄でチョロい男、安全パイ)」と認識されてるようです。
 例えばジャーナリストでも「青木理*8」「筑紫哲也氏(故人。TBSニュース23キャスター、週刊金曜日編集委員)」「望月衣塑子氏*9」のような自民に批判的な人間は「自称ジャーナリスト」高世と違い、この「山田美樹を囲む支持者の集い」の疑い濃厚な集会には絶対に呼ばれないでしょう(まあ、青木氏らについて言えば彼らは「社会保障や租税は専門ではない」のですが、ただし、その点は高世も同じです)。
 高世はそんな自分に内心「相当の屈辱を感じてる」のではないか。そして明らかに高世を見下してるであろう山田氏らに「ふざけんな!」と内心不快なのではないか。しかし「それならば誘いを断ればいい」のに「パネリストとしての謝礼金目当て」なのか、「この集会出席で何か人脈ができて、仕事になればいい」と思ってるのか、のこのこ出かけていくのだから呆れたバカです。
 多分、高世もジンネットが潰れてなければ、1)高世の専門外の上に、2)「山田美樹を囲む支持者の集い」の疑い濃厚なこの集会には出席しなかったでしょう。まあ、会社が潰れても、まともな人間なら1)自分の専門外の上に、2)「山田美樹を囲む支持者の集い」の疑い濃厚なこの集会には出席しないでしょうが。
【追記終わり】
【参考:菅発言(赤字強調は俺がしました)】

菅自民新総裁について志位委員長がコメント│声明・談話・発言│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会(菅発言関連部分のみ引用)
 日本共産党志位和夫委員長は14日の記者会見で、自民党総裁選で菅義偉官房長官が同党の新総裁に選出されたことを受け、次のようなコメントを発表しました。

(前略)
 菅氏がもう一つ強調したことは、「自助、共助、公助」、すなわち「自己責任」の強調だった。しかし、国民に「自助」を求めるだけだったら政治は何のためにあるのか。そんな政治に存在価値はない。
 国民に「自己責任」を押し付ける冷酷な新自由主義の暴走が、菅体制のもとで、これまでよりいっそうひどくなることを強く警戒しなければならない。こうした人物に、日本の政治のかじ取りをまかせるわけにはいかない。市民と野党の共闘の体制をしっかりつくりあげ、総選挙で、菅体制を倒し、政権交代を実現するために全力をあげる。

 もちろん「菅退任」で「菅体制」は倒れましたが、それが「岸田政権後の衆院選挙」での「立民、共産敗北(議席減)」となったことは実に残念です。

赤旗主張/自民新総裁に菅氏/安倍政治の継承と推進の危険2020年9月15日(火)(菅発言関連部分のみ引用)
 菅氏のスローガンは「自助、共助、公助」というものでした。収束の見通しがたたない新型コロナウイルスの感染拡大の中で、国民に「自助」や「自己責任」を迫ることは、政治の役割放棄です。

赤旗強権・無策ぶり示した所信表明2020年10月27日(火)(菅発言関連部分のみ引用)
 「私が目指す社会像は、『自助・共助・公助』そして『絆』です」
 菅義偉首相が所信表明演説で打ち上げたのは、新型コロナウイルス危機で行き詰まりに直面する「自己責任」を押し付け、国民の命とくらしを守るという政治の最大の責任を放棄する宣言でした。

赤旗主張/菅首相の所信表明/国政の重大問題語らぬ無責任2020年10月27日(火)(菅発言関連部分のみ引用)
 菅氏は「自助・共助・公助」を強調し、「自分でできることは、まず、自分でやってみる」と、国民に自己責任を迫る冷たい姿勢があらわです。コロナ禍で、感染拡大や暮らしへの不安を抱え、必死で頑張っている国民に向かって首相が言うべき言葉ではありません。政治の責任を投げ捨てる態度は改めるべきです。コロナの感染拡大は収束のめどが立っておらず、検査と医療をどう強めるのか、営業と雇用をどう守っていくのか、今後の国会論戦で、具体的対策を菅首相にただす必要があります。

「やさしい政治」共産の衆院選ポスター 菅政権に対抗:朝日新聞デジタル2020.12.16(菅発言関連部分のみ引用)
 共産党が次期衆院選に向け、新しい政党ポスターを発表した。キャッチフレーズに「やさしい政治」を掲げた。菅政権の新型コロナウイルス感染拡大への対応や、自助を強調する政治姿勢を「冷たい政治」と位置づけて違いをアピールする狙いだ。

*1:この記事の写真を見る限り『パネリストはズーム討議ではなく、直接対面方式』だが、視聴はズームのようです。

*2:珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/24日分) - bogus-simotukareのブログで予想したとおりの内容ではあったようです。

*3:民主党政権は「ばらまき政治」ではないと俺は理解していますし、「アベノマスク(ばらまきの上に効果が乏しい)」をやった自民所属の山田氏がよくもこんなことが言えたもんです。

*4:そもそも日本の公助は「薄い(しかも自民がさらに薄くしようとしている)」ので「山田氏はバカを言うのも大概にしろ」という話です。

*5:「金を儲けてる人=努力している人」という山田氏の認識がそもそもおかしいですね。なら貧乏人は怠け者なのか。そもそも税とは「所得再分配格差是正)」が目的であり「金持ちからできるだけとって、貧乏人に配分する」のが目的です。

*6:自民党議員の山田氏にそんなことを言われなくても「自助」「共助」なら既にしているでしょう。「公助が薄いから自助、共助せざるを得ないから」です。そもそも問題は「自助、共助する体力がない人間をどう公助するか」なので詭弁にもほどがあります。こういう物言いはただの弱者切り捨ての正当化に過ぎない。

*7:というのは「恥ずかしながら」俺の誤解であることを後で追記しています。

*8:TBS『サンデーモーニング』コメンテーター。著書『抵抗の拠点から:朝日新聞慰安婦報道」の核心』(2014年、講談社)、『日本会議の正体』(2016年、平凡社新書)、『安倍三代』(2019年、朝日文庫)、『情報隠蔽国家』(2021年、河出文庫)など(青木理 - Wikipedia参照)。

*9:東京新聞記者。著書『武器輸出と日本企業』(2016年、角川新書)、『新聞記者』(2017年、角川新書)、『安倍政治100のファクトチェック』(共著、2018年、集英社新書)、『「安倍晋三」大研究』(共著、2019年、ベストセラーズ)、『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』(共著、2020年、講談社+α新書)、『伏魔殿:菅義偉と官邸の支配者たち』(共著、2020年、宝島社)、『報道現場』(2021年、角川新書)、『自壊するメディア』(共著、2021年、講談社+α新書)、『ジャーナリズムの役割は空気を壊すこと』(共著、2021年、集英社新書)、『菅義偉・不都合な官邸会見録』(共著、2021年、宝島社新書)など(望月衣塑子 - Wikipedia参照)