珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年3/28日分)(副題:今日も高世に悪口する)

戦場にジャーナリストが必要な理由 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 横田滋さんが亡くなってはや2年が経とうとしている*1が、きのう、コロナ禍でのびのびになっていた「横田滋さんを偲ぶ会」が川崎で開かれた。
 これはプライベートな会で、政治家や「救う会」などの運動体関係者はおらず、滋さんの元の職場*2の同僚や(ボーガス注:キリスト教徒である)早紀江さんの(ボーガス注:通う)教会関係者、近所の人たち、長い付き合いのジャーナリスト*3などが招待され、私も列席した。

 唖然ですね。記事タイトルが「戦場にジャーナリストが必要な理由」なのに、タイトルと関係ない内容を書くとは、高世はどういう神経をしているのか。
 何故『「横田滋さんを偲ぶ会」に出席』というタイトルで別記事にしないのか。訳がわかりません。
 それはともかく、「岸田首相など政治家の出席がない」とはいえ、この会が全く話題にならない辺り「拉致の風化」を実感します。
 そして後でも指摘しますが「蓮池透氏」のような早紀江に諫言、苦言を呈する人間はこの「偲ぶ会出席者」には一人もいないのでしょう。出席者が皆で早紀江におべっかを言ってへいこらして馴れ合ってる会なのかと思うとうんざりします。

 早紀江さんは、拉致に翻弄された大変な人生だが、励ましてくださるみなさんの暖かさを感じてきた、すばらしいものをいただいたと思っていると感謝の念を表明したあと、一転して政府への厳しい注文を口にした。
 「岸田総理で、総理大臣12代目です。そのたびに同じお願いをしてきました。もうさんざん言ってきたので、言いたいことありますかと聞かれても*4「言うことありません!」と強い口調になってしまいます」と。
 ついで、2014年、孫のウンギョンさん一家にモンゴルで会った思い出話に。

 「言うことありません!(早紀江)→なら自由にやっていいんですね!(政府)」で政府がバーター取引に動いたら逆ギレするだろうに、早紀江も良くもいったもんです。
 「絶対にバーター取引するな」「即時一括全員帰国以外は認めない(しかもその全員に特定失踪者というインチキが含まれる)」などといって交渉の手を縛っておきながらよくも悪口できたもんです。大体誰のおかげで孫と会えたと思ってるのか。政府のおかげではないのか。それで政府に悪口とはどれほど思い上がっているのか。
 「かわいそうな人間の私は政府に特別扱いされて当然だ」とでも思ってるのか。
 これが「冤罪被害者」「ハンセン病差別被害者(日本のハンセン病対応は世界的に見ても遅れていた)」「アスベスト被害者(日本のアスベスト規制は世界的に見て非常に遅かった)」のような「日本政府に大いに非がある話」ならともかく北朝鮮拉致はそういう話じゃないでしょう。
 かつ「冤罪被害者」「ハンセン病差別被害者」「アスベスト被害者」のような「日本政府に大いに非がある話」でも早紀江ほど思い上がってる人間は少ないでしょう。またそれほど思い上がってる人間には「冤罪被害者」「ハンセン病差別被害者」「アスベスト被害者」のような「日本政府に大いに非がある話」でもさすがに周囲が「日本政府に非があるのは確かですが、あなたも調子に乗りすぎじゃないですか?」とダメ出しするんじゃないか。早紀江の場合は、周囲が甘やかして野放しですからね。うんざりします。
 そして「孫と会うな」と言い続けた家族会や救う会と未だに付き合うとはどういうことなのか。縁切りした方がいいのではないのか。
 おそらく救う会や家族会は「孫と会うことで横田夫妻北朝鮮に懐柔されて救う会や家族会と縁切りしたら困る」と思っていたのでしょうが、「会の繁栄のために横田夫妻を犠牲にする」とはどれほど不人情なのか。
 そこは「横田夫妻北朝鮮に懐柔されて家族会を去っても構わない。我々はそんなことで横田夫妻に悪口するほど下劣ではない」という「常識的態度」をとるべきでしょうに。
 さて早紀江の挨拶の「岸田総理で、総理大臣12代目」というのは意味不明です。おそらくこの「12代目」というのは「2002年の小泉訪朝から数えて」なのでしょうが小泉氏から現在の岸田に至るまで、総理は「小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、菅直人、野田、菅義偉、岸田」で9人だからです(野田と菅義偉の間の『安倍』は、小泉と福田の間の『安倍』と同一人物で重複するので数えない場合)。
 まさか「橋本」から数えて「橋本、小渕、森、(後の9人は省略)」で12代と数えてるわけでもないでしょう。
 もしかして「同一人物でも第一次と第二次は別に数えるのか?」と思ったのですがその場合「小泉(第一~三次)」「安倍(第一~四次)」なのでこれだと「岸田は14代目」で12代目にはならない。実は「小泉氏については1代と数えるのに安倍については第一~四次までで4代と数えれば、岸田は早紀江の言う12代目にはなる」。たぶんそういう数え方なのでしょうが、いかに早紀江が安倍万歳信者といえどもそんな数え方をするのは正当な理由があるとは思えず、意味不明です(なお、小泉訪朝は第一次小泉内閣での出来事で第三次小泉内閣の出来事ではありません)。で、この会合に出席した人間(勿論、高世を含む)は早紀江に「小泉さんから岸田さんまでで9代目じゃないんですか?。12代目ってどういう数え方をしているんですか?」と聞けない連中ばかりなんでしょうねえ。仮に聞いて、早紀江から説明を受けても「何で安倍さんは4代と数えて、小泉さんは1代と数えるんですか?。小泉訪朝が第三次小泉内閣の出来事ならそれでもいいでしょうが、そうじゃないでしょう?」と疑問表明できない人間(勿論、高世を含む)ばかりなんでしょうねえ。早紀江にへいこらするバカども(勿論、高世を含む)の醜態にうんざりします。 

 ウンギョンさんのニコッと笑った丸い顔がめぐみさんにそっくりで驚いた、自分でつくった野菜をもってきて、手料理をふるまってくれた、と早紀江さんはうれしそうに次々にエピソードを紹介、「信じられないことが起きて、ほんとにすばらしい時間を過ごすことができました」「何という人生でしょうか。不思議な人生を歩ませていただいています」と語った。

 「はあ?」ですね。ならば何故救う会、家族会のいいなりに「面会を一回だけにとどめた」のか。それ以降、何故孫と面会しようとはしなかったのか。どう早紀江が言い訳しようとそれは早紀江が「孫のことより救う会や家族会を選んだ」という話でしかない。
 どれほど孫に冷たい不人情な祖母なのか。俺は「孫・ウンギョンさんや早紀江の息子(ウンギョンさんのおじ)のような当事者ではない」ので、別に早紀江が不人情な祖母でも構いませんが、そんな不人情な人間が「孫がかわいい」というのは俺には理解不能です。

 微笑みかける滋さんの遺影を見ながら、あらためて、微力だが、拉致問題の進展に少しでも貢献したいと思った。

 高世もデタラメなことが良くもほざけると心底呆れます。どう「微力ながら貢献する」つもりなのか。
 そもそも拉致について、ブログにほとんど記事を書かなくなった男が良くも言ったもんです。
 しかも書く場合も今回の「横田滋を偲ぶ会」のように

飯塚繁雄さんの逝去によせて - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021.12.20)といった「家族会関係者の訃報記事」
拉致はなぜ見過ごされてきたのか - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020.11.1.8)、田口八重子さん拉致事件の謎 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2022.1.8)といった「拉致の解決(拉致被害者の帰国)に全くつながらない物」

ばかりです。そもそも最近の高世記事は

ウクライナから降籏英捷さんが帰国 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2022.3.20
「人道回廊」は名ばかりとシリア人が糾弾 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2022.3.21

など、ほとんどウクライナ関係ばかりですし。

 マリウポリから最後に脱出したAP通信の記者が、町を退避するにあたって「マリウポリ20日」という記事を配信している。
 以下、記事の一部を紹介したい。
(中略)
 ロシア軍はやりたい放題になってしまう。我々がいなければ、何もなかったことにされるだろう。
 だからこそ、我々は、大きなリスクを冒してでも見たことを世界に伝えたし、ロシア軍が激怒して我々を狙ってきたのだった。
 私は、沈黙を破ることの重要性を、これほど感じたことはない。
(筆者訳)
 戦場にジャーナリストがいなければならないことを端的に語っている。

 「ロシア軍にやりたい放題させないためにできる限り戦場でロシア軍批判報道を続けた」という記者の発言を引用してどや顔する高世にはうんざりします。
 この記者とは逆に「救う会にやりたい放題させるために救う会礼賛報道を続けた人間のくず」が「自称ジャーナリスト」高世ではないのか。
 「救う会批判を始めた蓮池透氏=ロシア軍批判した戦場記者」といっていいでしょうが、そうした蓮池氏を見殺しにした一人が高世でした。
 高世の「救う会への態度」は「ロシア軍万歳報道を続けるロシア国営テレビ」と何一つ変わりはない。
 いや、むしろ「プーチンに逆らったら最悪、投獄される恐れがあるテレビ局員」よりも「そこまでのリスクはない高世」の方が「人間として醜悪で下劣」というべきでしょう。
 高世も偉そうなことをほざくなら「過去の救う会万歳行為」について謝罪したらどうなのか。
 さて「ロシア軍にやりたい放題からどうなのか。まで高世記事にコメント投稿しますが、おそらくいつもの「掲載拒否」でしょうね。そうした高世の醜態を改めてここで「小馬鹿にしたい」のであえて「投稿することにします」。

*1:横田滋 - Wikipediaによれば「2020年6月5日」死去

*2:日本銀行のことか?

*3:高世以外に誰がそれに該当するのか知りたいところです。

*4:聞かなければ「何故聞かない」と逆ギレするのでしょうし、早紀江のようなクズの応対をしている政府関係者には心から同情します。