◆黒坂のツイート
黒坂真がリツイート
吉岡正史さん。日本共産党の平和理論では、自公と維新がアジアで最大の戦争勢力ですね。
◆吉岡正史
参院選最大の焦点―共産党躍進に最優先で力を注ごう/全ての活動を“必勝モード”に/都道府県委員長会議開く 小池書記局長が報告
日本維新の会が(ボーガス注:自公政権の)補完勢力としての本性をあらわにし、(ボーガス注:泉立民、玉木国民民主という)野党の中でも連携するような動きが生まれているとして、「この逆流と正面からたたかう日本共産党の役割はかつてなく大きい」と強調しました。
吉岡氏の紹介する赤旗記事を「自公や維新の支持者」として仮に「否定的に」評価*1するにせよ、まともな人間はこんなことは言わない。「自公と維新の九条改憲の動きを許さない」という主張を「自公と維新がアジアで最大の戦争勢力」などと言い出すのは曲解でしかない。
というか「戦争勢力」ならまだしも、「アジアで最大」という「意味不明な修飾語」をわざわざつけるあたり黒坂は「語るに落ちてる」。
「『アジアで最大』とかどうでもいいから。九条改憲を目指す自公や維新は海外で米軍と共同軍事作戦がやりたい戦争勢力と違うのか?」「最大じゃなきゃ戦争勢力でもいいのか?」「少なくとも自衛隊はアジアで最小、最弱ではないやろ?。専守防衛のたがが外れたら周辺諸国にとって十分、軍事的脅威やろ?」と返されたら、黒坂はどう応答するのか。
なお、私見では「アジアで最大の戦争勢力」は「軍事力の規模」「アフガン(米国)やシリア(ロシア)などで実際に戦闘している」と言う意味で「アジア(日本、韓国など)に駐留する米軍」or「ロシア軍(ロシアもアジアの一部です)」ですね。「軍事力の規模」はともかく「現時点では実際に戦争していない」と言う意味で俺にとって「中国軍」は「アジアで最大の戦争勢力」ではありません。
黒坂真がリツイート
吉岡正史さん。自民党候補者のいう、日本共産党は個人の資本を否定するという話ですが、間違っていますか。
その自民党候補本人が「批判されたツイート」を削除*2して逃げ腰なのに、かばおうというのだから黒坂のあほさには心底呆れます。
黒坂真がリツイート
山添拓議員。日本共産党は金正恩と朝鮮労働党が核ミサイルで日本攻撃をしうることについて、一切の思考と議論をしない。
既に「下にも書きました」が「黒坂のようなウヨ的な議論(先制攻撃)」などをしないだけであって
◆本当に北朝鮮がミサイルを撃ってきたら確実に打ち落とす手立てなどない(これは中国やロシアも同じですが)
◆「在日米軍や自衛隊の反撃」「国際的な非難(中露もおそらく擁護しない)」「日朝平壌宣言を前提とした日朝交渉が完全に崩壊すること」を考えたらミサイル攻撃の可能性は「ロシアの北海道侵略」並に低い
◆先制攻撃論(敵基地攻撃論)は『北朝鮮の戦争意思』を日本政府が適切に判断できる保障がない以上、かえって戦争を助長する危険な考え
◆緊張緩和という意味では軍拡ではなく、むしろ、北朝鮮との間に一定の交渉パイプを作るべき(例:駐在事務所の設置)
として一定の言及はしています。
黒坂真がリツイート
志位さん、金正恩の核ミサイル攻撃に対する反撃策を考えてください。
◆志位和夫
昨日、防衛大臣は、自衛隊機が、他国の領空に入って、軍事拠点を爆撃することも、「自衛の範囲として排除しない*3」と明言した。
これは誰が見ても戦争そのものです。
戦争放棄をうたった日本国憲法のもとで絶対に許されるものではありません。
反撃策が「ミサイルを撃ち込まれても百発百中で打ち落とす策」ならそんなもんは技術的に無理です(これは北朝鮮に限らず中国やロシアも同じですが)。
勿論「ミサイルによる人的被害が出てから、後で反撃」しても仕方がない。
ここで黒坂らウヨが言い出すのが「やられる前にやる」という「先制攻撃(敵基地攻撃能力)」ですが、相手が先制攻撃するかどうかを常に適切に判断できる保障がない。相手が攻撃する意思がないのに先制攻撃を仕掛けては「しなくてもいい戦争をしたことになる(と言うか明らかに違法な侵略ですが)」と言う意味で適切ではない。
そもそも「北朝鮮にミサイル攻撃する意思があるのか」が問題でしょう。在日米軍や自衛隊の反撃を考えたらあり得ない話です。
そもそも「日朝平壌宣言」は日朝両国とも「破棄など宣言しておらず」今でも「一応有効」です。ミサイル攻撃などしたら平壌宣言が完全におしゃかになってしまう。それを北朝鮮は望んでないでしょう。
そしてむしろ「国交正常化(当面は駐在事務所の設置や制裁の一部解除)」などで「一定の信頼関係、友好関係を構築すること」こそが「現実的な戦争抑止」でしょう。
そうした主張に黒坂らは「北朝鮮とは対話が成立しない」という暴論をはきますが「小泉訪朝での拉致被害者帰国」を考えれば「日本側の工夫は必要」ですが、十分対話は成立する。
というか対話を否定したら、「自衛隊特殊部隊での救出」など不可能である以上、それは「拉致問題の解決を諦めたこと」と同義ですが、黒坂は「拉致被害者救出を諦める」のか。
ならばはっきりとそう言えという話です。
勿論、黒坂は「拉致問題の解決を諦めた」とはいえず、一方で「敵基地攻撃能力論」正当化のために「北朝鮮とは対話が成立しない」といい「全く支離滅裂」になるわけです。