5分22秒の動画です。荒木の鉄道趣味で拉致は全く関係ありません。それにしても全く個人的な感想ねえ。「要するに個人的な感想とは言えない『小田急の蘊蓄、豆知識』は全く出てこない」わけで見る気が失せます(実際見る価値はないですが)。荒木が「浅い鉄道ファン」であることがうかがえます。
大森勝久氏の新しい論文です: 荒木和博BLOG
世界平和を守るにはロシア・中国・北朝鮮を西側の核戦力で包囲し封じ込めることだ | 新・大森勝久評論集
死刑囚・大森氏を「トンデモ右翼の道に引きずり込んだ荒木」といい、「元左翼」でありながらそんな道に引きずり込まれて「米国の核はきれいな核、ロシア、中国、北朝鮮の核は汚い核」という寝言で恥をさらす大森氏といい見るに堪えません。
荒木や大森氏には「インドやパキスタンの核はどう思いますか?」と聞きたいところです。「インドやパキスタンが親日か反日かで評価する」と言い出すのでしょうが。
「死刑判決後は弁護団以外は荒木ぐらいしか相手してくれる人間がいないこと(しかも再審無罪で出獄できる可能性が当面低い)」がこうした「大森氏の醜態」の原因ではあるのでしょう。とはいえ、過去の「冤罪を主張する死刑囚(獄中で病死した場合であれ、再審無罪で出獄した場合であれ)」で『ここまで酷い人間』も他にいないんじゃないか。
なお、ウクライナに軍事侵攻したロシアはともかく中朝はその種の軍事行動は現在していません。ロシアと中朝を同一視することは明らかに不適切です。
アメリカなどのNATO諸国などは、直接ウクライナへ軍隊を送ってウクライナ軍と共同して戦闘をする姿勢を全く見せない。NATOの意思決定は全会一致なのでNATOとしてそうすることは現状では無理だ。だが、アメリカや英国など個々の国家がウクライナ政府と「相互防衛協定」を締結すれば、それはすぐに実現する。
そりゃ形式的にはそうでしょうが、そこまで深入りすることは米国や英国などの国民が望んでないでしょう。国民世論を無視するわけにもいかない。
第二次大戦だって米国が本格参戦したのは「真珠湾攻撃以降」であって当初は「蒋介石中国(日本と戦争)」「英仏(ドイツと戦争)」への軍事支援にとどまっていました。
だが、バイデン大統領や西側の指導者たちは、プーチンの「アメリカなどNATOがウクライナに直接介入したら世界大戦になるぞ!世界大戦になれば核戦争になるぞ!」という威嚇(「情報心理戦」)に怯えてしまっているのだ。
そういう言い訳をバイデンがしていることは事実ですがぶっちゃけ「本心ではない」でしょう。
「核保有してない、そしてロシアに比べたら恐らくかなり軍事力が劣るであろうタリバン」相手にすら「自国兵士の死者数」に耐えきれずにアフガンから撤退したのがバイデンですから。
ゴルバチョフは90年6月に、ロシア共和国に主権宣言をさせた。91年6月にロシア共和国は複数政党制の下で大統領選挙を行い、エリツィンがロシア大統領になった。ゴルバチョフが作ったシナリオである。
吹き出しました。一般的には「エリツィン=ゴルバチョフの政敵、ライバル」という認識でしょうし、それが正しいでしょう。
別にゴルバチョフは「エリツィンをロシア大統領にしたかった」わけではない。当時の政治状況では「ロシアの民主化を認めること」はゴルバチョフにとってやむを得ない選択だったし、その状況では「エリツィンが一番、ロシア国民の支持が強い→ロシア大統領最有力候補」だったにすぎません。
ゴルバチョフはINF全廃条約締結、アフガニスタンからの軍の全面撤収、東欧解放、「ソ連の民主化」の演出によって、米国やNATO・西欧・日本など西側に、「ソ連は平和を愛する新しいソ連に変わったんだ!」と信じ込ませていったのである。これらは、自国が決定的に不利になったとき、つまり侵略することができなくなり、封じ込められたときに行う、ロシアの伝統的な「大退却兵法」の実行である。敵を騙し油断させて、自国の戦略環境を時間をかけて好転させていき、何十年か後に反攻に転じて、自国領土と勢力圏を奪還する。さらに、領土や勢力圏をそれ以上に拡大させることを目指すのだ。それがロシアという国だ。レーガン大統領もサッチャー英国首相も、ゴルバチョフを「信用できる人物だ」と高く評価したのである。西側の指導者は見事に騙されてしまった。
吹き出しました。今のプーチンの所業(ウクライナ侵攻など)には「黒幕としてゴルバチョフがいる」とでも言う気でしょうか。
現状は「プーチンがゴルバチョフの平和外交をぶち壊した」という話です。
日本で言えば「河野談話(宮沢内閣)」「村山談話やアジア女性基金(村山内閣)」といった過去の日韓外交を安倍や岸田が今ぶち壊してるようなもんです。