「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年5/18日分:荒木和博の巻)

総理と特定失踪者家族の面会について(R4.5.20): 荒木和博BLOG
 6分30秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます(実際見る価値はないですが)。
 いずれにせよ過去の首相(小泉から菅義偉まで)同様に岸田は会わないでしょう。あの安倍ですら特定失踪者家族とは会いませんでした。そもそも「国内で40人も見つかってる特定失踪者(しかもそのほとんどが自発的失踪)」など拉致ではない。
 そしてこの件、特定失踪者問題調査会が官邸前で早期解決訴え - 産経ニュース位しか記事にしておらずほとんど話題にもなっていません。そもそも「本物の拉致被害者家族」だって岸田に会ったからと言って何がどうなるわけでもない。大事なことはそんなことではなく日朝の外交交渉です。


ヒーローの話(R4.5.19): 荒木和博BLOG

 日本のヒーローは悲劇的な結末が多いという話しです。

 4分15秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます(実際見る価値はないですが)。
 第一にそんな話(荒木のいう『悲運のヒーロー』が実在の人物であれ、宮沢賢治グスコーブドリの伝記 - Wikipedia』、『よだかの星 - Wikipedia』などフィクションの人物であれ)が「荒木が建前上の活動目的」とする「拉致被害者帰国」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 第二に「英雄だから悲劇的」というよりは「悲劇的な最期(病気での早死に、暗殺、事故死、自殺など)を遂げるから英雄視される」という面が強いでしょうし、いずれにせよそうした「悲運の英雄」は「実在の人物」であれ「フィクション」であれ、何も日本限定ではないでしょう。

スターリンに暗殺されたトロツキー(1940年死去)
◆後にローマ教皇庁に聖人認定されたマキシミリアノ・コルベ - Wikipedia(1941年死去)
◆反対派に暗殺された「ミャンマー建国の父」アウンサン(1947年死去)
◆ヒンズー極右に暗殺されたガンジー(1948年死去)
◆白人右翼に暗殺されたキング牧師(1968年死去)

とかいろいろいるでしょう。まあ英雄の定義にもよりますが、日本で「悲運の英雄」というと例えば

【右派の場合】
西南戦争に敗れて自決した西郷隆盛(1877年死去)
◆不平士族に暗殺された大久保利通・内務卿(1878年死去)
【左派の場合】
治安維持法に反対し右翼に暗殺された山本宣治・代議士(1929年死去)

当たりが出てくるんですかね。
 なおそうした「悲劇のヒーロー」云々の「非常に歪んだ間違った代物」が「神風特攻美化」、「軍神 - Wikipedia広瀬武夫など)」「A級戦犯の殉難者扱い」だので荒木らウヨがよくやります。
 それにしても荒木が「悲劇のヒーロー」として『三島由紀夫』を出したのには吹き出しました。どんだけ非常識なのか。なお、荒木だと「朴正熙」が出てくるかと思いましたが今回は出てきませんでした。
 なお、ヒーローではないものの有本嘉代子さんに限らず、横田滋氏もけっきょく巣食う会との泥船に乗っちゃったから、お孫さんとの再会も墓参りなどもできなかったのだと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2020.2.7)、けっきょく反北朝鮮の道具として使い倒されただけじゃないか(横田滋氏の死) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2020.6.6)、けっきょくのところ「巣食う会」にものを言えない人だった(拉致被害者家族会前代表飯塚繁雄氏の死によせて) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2021.12.19)というのは「悲劇」ではあるでしょう。


今週やたらと忙しいのですが(R4.5.18): 荒木和博BLOG
 8分28秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます(実際見る価値はないですが)。
 第一に「荒木が多忙」云々が「荒木が建前上の活動目的」とする「拉致被害者帰国」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 第二に「例は誰でもいい」ですが「志位・共産党委員長」「福島社民党党首」であれ誰であれ、まともな政治活動家なら暇な人間はどこにもいないでしょう。「阿呆か」といいたい。