今日の中国ニュース(2022年7月17日分)

「乗っ取ってやるからな!」中国人に占拠される「日本の団地」そのヤバい末路(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
中国人「謎の風習」に日本の団地が大混乱…!住んでみたらこんなにヒドかった(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
 完全な中国ヘイト記事であり、週刊現代には心底呆れます。現実問題として「川口の芝園団地(中国人住民が多数)」などが存在する以上「中国人住民の増加」に悪口しても何がどうなるわけでもない。中国人など外国人住民の存在は「全てがバラ色」とは言いませんが、週刊現代のように「マイナス面しかないかのように描くこと」はデマでしかないでしょう。
 ちなみに昨今の週刊現代の目次ですが

・熱波で死なないカラダの作り方
・夏に飲むと危ないクスリ&食材

 最近の週刊ポスト

・ 夏ゴルフに潜む「突然死」の落とし穴
・ 「勃起寿命」を90歳まで延ばしましょう!

ですからねえ。どう見ても「高齢者向け雑誌」と化してます(若者はこんな記事を読みたがらないでしょう)。以前、高世仁が「多くの週刊誌が高齢者雑誌化してる」と書いてた記憶がありますが週刊現代やポストもいつまで雑誌としてやっていけることやら。


中国外交、次世代の担い手は? 「定年」王毅氏の引退見送り説も浮上:朝日新聞デジタル

 中国共産党大会が秋に迫る中、外交部門の人事に注目が集まっている。これまで外交の司令塔だった楊潔篪*1(ヤン・チエチー)政治局員(72)と王毅*2(ワン・イー)国務委員兼外相(68)は、党の慣例である引退年齢に達している。

 「ベテラン外交官であり、信用度は抜群だが、定年年齢に達してるのでそろそろ引退時期」ということで「後釜」をどうしようという話です。


南モンゴルの人権問題指弾 楊海英教授が静岡「正論」友の会で講演 脱中国「長期的国益」 - 産経ニュース

 「贖罪意識を脱し是々非々の関係を構築すべきだ」と主張した。

 ウヨに媚びる楊らしいですが、もちろん「中国侵略は間違っていた」「二度と間違いを犯さない」という「贖罪意識」は持つべきです。
 そういう「贖罪意識」と「今の中国政府をどう評価し、どう付き合うか」は全く別の問題です。
 そのいい例が例えば

【戦前日本の中国侵略批判】
これが歴史の真実 成り立たない「靖国」派の言い分/南京大虐殺は「なかった」 百田発言は世界の非常識2014.3.6
日本軍中国侵略 盧溝橋事件77年/日中全面戦争の発端に/政府が「北支急派」を閣議決定2014.7.8
政府 南京大虐殺否定派をユネスコ会合に同行2015.11.10
2017とくほう・特報/盧溝橋事件80年と安倍政治/日中全面戦争の泥沼 なぜ陥ったか2017.7.7
【中国の人権問題批判】
中国問題に日本共産党はどう対応してきたか/事実と道理で批判 打開の方策を提起2021.7.1
中国に人権抑圧の是正と五輪憲章の順守を求めよ/――五輪開会・閉会式への政府代表の不参加は当然/志位委員長が声明2021.12.14
主張/天安門事件と中国/ますます深刻化する人権侵害2022.6.4
主張/香港返還25年/一国二制度の公約に立ち戻れ2022.7.1

日本共産党でしょう。

 ジェノサイドは突発的に発生するものでなく「長く時間をかけて雰囲気をつくっていく」ものと指摘。凶弾に倒れた安倍晋三元首相の事件を例に「安倍氏を攻撃し続け、批判が許容される雰囲気が醸成されたことが深刻な事態をもたらしたと危惧する」と述べた。
 講演会冒頭、安倍元首相を追悼し黙禱をささげた。

 「安倍批判派のせいで安倍が暗殺された」と安倍批判派への誹謗中傷です。どこまで恥知らずなのか。そもそも「内モンゴルと安倍」「安倍暗殺(勿論ジェノサイドではない)とジェノサイド」と何の関係があるのか?
 そもそもこの楊の詭弁を「広く適用する」なら「習主席暗殺を招く恐れがあるから、中国政府批判をすべきではない」というとんでもない話になってしまう。それとも「適用されるのは安倍と自民党だけ」とでもいうのか?

*1:外務次官補、外務次官、米国大使、外相、国務委員(外交担当)を経て党中央政治局委員、党中央外事活動委員会弁公室主任

*2:駐日大使、党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)などを経て国務委員(外交担当)兼外相