今日もkojitakenに悪口する(2023年1月13日記載)

岸田文雄首相の思わぬ“挫折”…正月休暇用に購入した『カラマーゾフの兄弟』を1巻で投げ出していた! (Smart FLASH) - KJ's Books and Music
 「文化人」「インテリ」気取りのid:kojitakenらしいですが、「ドストエフスキー研究家」ならともかく、岸田に限らず政治家が「カラマーゾフの兄弟」など別に読まなくて構わない。
 むしろ

◆「新しい資本主義」というなら「そのためにどんな経済の勉強をしてるのか、どんな本を読んでるのか」
◆「異次元の少子化対策」というなら(以下略)

などの方が「岸田の読書」で問うべき事でしょう。

朝日の駒木記者は訳者の亀山氏らとロシアの音楽や文学に関する下記の鼎談を行ったくらいの教養人
音楽から見るロシアの今~プーチン、ショスタコーヴィチ、ドストエフスキー~|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」

 などとid:kojitakenが絶賛する駒木がいかに「非常識なバカ」かについては、以下を紹介しておきます。あえて言えば「教養があるかどうか」なんてことは文化に詳しいかどうかと関係ない。常識があるかどうかと言う話です。そしてアホの駒木には明らかに常識が無い。

常岡浩介に悪口する(2022年7月2日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ

◆駒木明義
骨抜きにされた民主主義 プーチン氏が20年かけ打ってきた布石とは:朝日新聞デジタル
 三権分立を原則とする民主主義国家が堂々と侵略を始めてしまったというのは、今回の戦争の際だった特徴の一つでしょう。

 吹き出しました。「つうことは、何、駒木さん的には、【1】フランスのアルジェリア戦争、【2】ブッシュとブレアが始めたイラク戦争は侵略じゃないんだ?、それともフランスや米英は実は民主主義国じゃないの?」ですね(例は何でもいいのですが)。
 「プーチンが独裁によって、国内の反戦厭戦世論を弾圧してること」は事実ですが「民主主義と平和主義」は対立概念ではなく「好戦的な民主主義」は当然「理屈上あり得る(そして実際にもある)」ので「(プーチン独裁色が強く、不正選挙の疑いもあるとはいえ、一応、選挙もあり)ロシアは民主主義なのに侵略ガー」と言いたいらしい、「侵略イコール独裁国家」と言いたいらしい駒木の物言いは明らかにおかしい。

民主主義国だからといったって、戦争、あるいは帝国主義、民族問題と無縁ではない(当たり前) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
先日読んだ論説を読んで「おいおい」と思ったことを。
駒木明義
朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
2022年7月2日15時0分 投稿
骨抜きにされた民主主義 プーチン氏が20年かけ打ってきた布石とは:朝日新聞デジタル
【視点】三権分立を原則とする民主主義国家が堂々と侵略を始めてしまったというのは、今回の戦争の際だった特徴の一つでしょう。
(以下会員限定)
 いや、民主主義国家だろうがなんだろうが、戦争ってやろうと思えばできちゃいますからね。つまりは、行政が戦争を始めようと考えて、それを議会が議決すれば戦争は始められちゃいます。たとえばアヘン戦争はどうか。
 あるいはベトナム戦争の米国介入はどうか。
 駒木氏に限りませんが、日本では、外国ではどうだか知りませんが、戦争(特に侵略戦争)というのは、戦前の日本やナチスドイツ、あるいは旧ソ連のような民主主義のない国の専売特許だという迷信があるようですが、そんなことは本質的な問題ではない。 
 「正義の戦争」とか「民主主義を守る戦争」とかを言い出せば、戦争はできちゃいます。民族問題同様、戦争と民主主義なんて、特に関係はない。

 岸田は一体何歳なのか、もしかしたら私より年下なのかと思って調べてみたら、1957年生まれで私より何歳か年上の65歳だった。

 ということでkojitakenが60歳前半(1958~1962年生まれ?)らしいことが分かりました。団塊ジュニア(1970年代生まれ)の俺より年上のわけですが勿論俺はkojitakenのようなクズに「年上」というだけで敬意など払う気はありません。
 なるほどこの年代なら江田三郎(1977年死去)に傾倒してもおかしくないのかもしれません。
 今だに

岡山県は小選挙区自民全滅との声もあるが... - kojitakenの日記2009.7.28
 岡山県というと、故江田三郎氏(明日で生誕102年)の地元

そういえば昨日でブログ開設3周年だった - kojitakenの日記2009.7.30
 7月29日*1は故江田三郎氏の誕生日(1907年)に当たる。

現実を変えられない政党や政治家は無価値だ - kojitakenの日記*22009.12.27
 私は中学3年から高校生にかけての時分から、科学的社会主義を唱える社会党左派や共産党*3には共感せず、社会主義協会と抗争を展開した江田三郎を応援していた人間だった。80年代前半には私は社民連の支持者だった。

さとうしゅういちさんを広島県議会議員にしよう! - kojitakenの日記2011.2.26
 私は、1977年に社会党における故・江田三郎氏と社会主義協会の抗争を伝える新聞記事を毎日読んで、江田三郎氏のシンパになった人間なので、連合のデモに先だって地元・岡山出身の江田五月氏が挨拶された時には、ミーハーよろしく聞き入っていました。

等と江田礼賛しかしないのにはさすがに「アホか?」「何、この老害」と心底呆れますが。
 俺(1970年代生まれの団塊ジュニア、1990年代に選挙権獲得)は物心ついたときは「社会党土井ブーム(1986~1991年まで土井が社会党委員長)」「保守新党ブーム(1992年の日本新党(細川代表)、1993年の新生党(羽田*4党首)、新党さきがけ(武村*5代表))」「日本共産党・戦後第三の躍進(第一の躍進は終戦直後、第二の躍進が1960~1970年代、第三の躍進が1996年の矢野狛江市長、吉田足立区長当選など)」で社民連(1994年解散、江田五月日本新党へ、菅直人新党さきがけに参加→後に二人とも民主党に参加)は見る影もなく落ちぶれており、はっきり言って社民連*6など完全に眼中にありませんでした(というとkojitakenは激怒かもしれませんが)。やはり「生育歴」というのは大なり小なり価値観に影響しますね。
 ちなみに話が脱線しますが岡山県というと、故江田三郎氏(明日で生誕102年)の地元ですが、江田(現在の岡山市出身)以外にも岡山出身者の著名人(とはいえ今となってはご年配の方はともかく、若者は知らないであろう御仁もいます)としては

岡山県出身の人物一覧 - Wikipedia
【政治家、社会活動家(誕生年順)】
犬養毅(現在の岡山市出身)
 1855~1932年。第一次大隈内閣文相、第二次山本、加藤高明内閣逓信相等を経て首相
平沼騏一郎 - Wikipedia(現在の津山市出身)
 1867~1952年。検事総長大審院長、第二次山本内閣司法相、枢密院議長、首相、第二次近衛内閣内務相など歴任。戦後、終身刑で服役中に病死。岡山選出代議士の平沼赳夫*7の義父。
黒田寿男 - Wikipedia(現在の岡山市出身)
 1899~1986年。日本社会党代議士。日中友好協会会長を務めた親中派。芦田*8内閣*9の予算案に反対したため、一時社会党を除名され、労働者農民党主席(1948~1957年)を務めた。
橋本龍伍 - Wikipedia(東京生まれだが父親・橋本卯太郎*10の出身である総社市が選挙区)
 1906~1962年。吉田、岸内閣厚生相、岸内閣文相など歴任。橋本龍太郎*11元首相の父。
→大宅存命時(1970年死去)にはまだ橋本龍太郎氏(1963年初当選)は大物政治家とは言いがたいので父親を取り上げました。
太田薫 - Wikipedia(現在の津山市出身)
 1912~1998年。総評議長
【財界人(誕生年順)】
大原孫三郎 - Wikipedia(現在の倉敷市出身)
 1880~1943年。倉敷紡績(現・クラボウ)、倉敷絹織(現在のクラレ)創業者。社会、文化事業にも熱心に取り組み、倉紡中央病院、大原美術館、大原奨農会農業研究所(現・岡山大学資源生物科学研究所)、倉敷労働科学研究所(現・大原記念労働科学研究所)、大原社会問題研究所(現・法政大学大原社会問題研究所)、私立倉敷商業補習学校(現・岡山県立倉敷商業高等学校)を設立した。
土光敏夫 - Wikipedia(現在の岡山市出身)
 1896~1988年。石川島播磨重工業(現・IHI)社長、東芝社長、経済団体連合会会長、第二次臨時行政調査会(いわゆる土光臨調)会長を歴任
相賀武夫 - Wikipedia(現在の岡山市出身)
 1897~1938年。小学館集英社創業者
岡崎嘉平太 - Wikipedia(現在の吉備中央町出身)
 1897~1989年。池貝鉄工社長、丸善石油(現・コスモ石油)社長、全日空社長など歴任。1968年以降は日中覚書貿易事務所代表を務め、日中友好に尽力

など*12がおり、大宅文庫大宅壮一(1900~1970年)が「岡山は日本のユダヤ(物理学者アインシュタインオッペンハイマーなど優秀な人間が多いというユダヤイメージからの褒め言葉)」といったことは「若者*13はともかく、ご年配の方」には有名な話かと思います。

*1:ちなみに単なる偶然でしかないですが、7月29日 - Wikipedia運命か偶然か 立憲・泉代表、岸田首相や志位委員長と「同じ誕生日」 [立憲] [自民] [共産]:朝日新聞デジタル(2021.12.3)、泉氏「会う状況にない」 首相や志位氏と同じ7月29日誕生日 | 毎日新聞(2022.7.29)によれば、志位共産党委員長(1954年生まれ)、岸田首相(1957年生まれ)、泉立民代表(1974年生まれ)の誕生日も7月29日です。

*2:この記事タイトルで「現実を変えられなかった政治家」江田三郎や「現実を変えられなかった政党」社民連を無価値と酷評するのではなく礼賛し、江田や社民連よりは「現実を変えてきた」と思われる共産党に悪口するのだからid:kojitakenも全くふざけた反共分子です。モノの見方が完全に歪んでいます。

*3:とはいえ、革新自治体(東京の美濃部、京都の蜷川など)で分かるように社会党共産党にもそれなりの現実対応能力はありましたが。「科学的社会主義」一本槍というわけではない。

*4:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣副総理・外相などを経て首相

*5:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任

*6:土井ブーム、保守新党ブームに対抗できなかった時点で、社民連の社会的意義は終わったと言うべきでしょう。

*7:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相など歴任

*8:幣原内閣厚生相、片山内閣副総理・外相等を経て首相

*9:社会党は与党であり、西尾末広副総理、加藤勘十労働相、鈴木義男法務総裁、冨吉榮二逓信相、野溝勝地方財政委員会委員長(後の自治相にあたる)、永江一夫農林相、水谷長三郎商工相、森戸辰男文相が入閣していた(芦田内閣 - Wikipedia参照)。

*10:1869~1938年。大日本麦酒(現・サッポロビール)常務

*11:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相。首相退任後も森内閣で行革相

*12:これらのうち、kojitakenは極右の平沼、自民党の橋本、親中派の黒田、中曽根行革の協力者・土光などは「能力はともかく、やったこと」については評価しないのでしょうが。まあ、俺も似たような価値観ではありますが。

*13:若者はこんな言葉以前に大宅を知らないでしょう。