民主党政権でも土産物購入、首相長男批判はブーメランか - 産経ニュース
問題は「岸田の息子の土産購入」が「適切かどうか」なのに「民主党ガー」でかばおうとする産経にはいつもながら呆れます。
大体、立憲民主党以外にも共産、社民、れいわと野党は存在するし、彼らにとって「民主党」云々など全く関係ない（維新と国民民主は俺は野党と思ってないので名前は挙げません）。
また産経が持ち出す鳩山首相のお土産が「たかがチョコレート*1（公用車観光したかは不明）」なのに対し、岸田の息子は「公用車で観光」＆「デパートでアルマーニ・ネクタイ」なので仮に鳩山氏を批判するにしても、「岸田の息子」の方がより悪質です。
【追記】
[B! 産経新聞] 民主党政権でも土産物購入、首相長男批判はブーメランか
id:yas-mal
「鳩山氏が土産物の購入のために、政務秘書官に依頼したり、公用車などを使用をしたりしたのかどうかは明らかになっていない」
いや、焦点はそこだよね。産経、劣化がヒドすぎない？
id:Gl17
土産物くらいはホテルでも買えるし、秘書官という実務役の立場にいる息子が、仕事もしないで遊びに出かけてた(公費で)という話だよな。
うかつにも気づきませんでしたが「わざわざロンドンの高級百貨店に行ったのが岸田息子」であるのに対し、鳩山氏は「滞在するホテルや、帰りの空港で購入した」のかもしれないわけで、やはり産経は「詭弁にもほどがある」でしょう。
【追記終わり】
【コロナ直言（２５）】遅きに失した5類移行、理念なき議論やめよ 大阪公立大教授・城戸康年氏 - 産経ニュース
岸田ですら「不測の事態」を恐れて「5月に5類」なのに随分と無茶苦茶な放言をするもんです。
崖っぷちの共産、大阪府議選で議席ゼロか 「異論許さぬ体質要因」 - 産経ニュース
産経が「反共右翼」であることを割り引く必要はありますが「維新王国」と化した大阪では残念ながらその危険性は否定できないのでしょう。何とか踏ん張って欲しいところです。
なお、「異論許さぬ独裁」など共産にはないでしょうし、それはむしろ「維新や産経の方に該当すること」ではないか。
そして日本の選挙においては残念ながら「民主主義」ではなく「実利」が重視されてるでしょう。「維新が実利を与えてくれる」という認識が正しいかどうかはともかく、大阪における維新支持も「民主主義」ではなく「実利」でしょう。
「愚か者めが！」ヤジ 首相「節度あったか振り返る」 - 産経ニュース
丸川珠代氏「愚か者」やじを反省 子ども手当を巡る民主党批判 - 産経ニュース
「リスキリング発言」や「息子の税金観光旅行」への「野党やマスコミの批判」で弱気になったか、今頃になって岸田がこんなことを言う理由も「？」ですが党首・岸田がこう言い出すや「反省」ポーズを取り出す丸川*2も滑稽です。
勿論丸川の態度には
青野慶久*3／サイボウズ
2010年、所得制限のない「子ども手当」を創設することに反対し、「愚か者め」とヤジった議員がいました。そして少子化は取り返しのつかないレベルへ突入していきました。
【速報】丸川珠代議員「愚か者」ヤジめぐり 「反省すべきは反省したい」 | TBS NEWS DIG
と言う要素もあるでしょう。今や茂木*4幹事長が「所得制限のない児童手当」を主張し、それを立民などに「所得制限のない子ども手当を批判していたではないか！」と批判されるや「当時と考えが変わった」と言い出す*5のだから、「所得制限のない子ども手当*6」を非難した丸川もはしごを外されたわけで「居直り続ける」訳にもいかないでしょう。
それにしても岸田が「否定的見解」を表明し、丸川が反省ポーズを取りだしても「批判」と表現し続ける産経には心底呆れます。
「やじったことは問題だが発言内容に問題は無い」とでも言うのか？。
【主張】被害者の心情伝達 真の反省引き出す制度に - 産経ニュース
犯罪被害者や遺族の心情を、刑務所や少年院など矯正施設の職員が聴取し、加害者の処遇や生活指導などに生かす新制度が年内に施行される。被害者が希望すれば、聴取内容を加害者本人に伝えることもできる。
そんなことが何の役に立つのかと疑問に思います。単に「被害者や遺族の感情論」に迎合しているだけではないか。
*1:なお別に高級チョコではなさそう
*3:著書『ちょいデキ！』（2007年、文春新書）、『チームのことだけ、考えた。』（2015年、ダイヤモンド社）、『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』（2018年、PHP研究所）、『「選択的」夫婦別姓：IT経営者が裁判を起こし、考えたこと』(2021年、ポプラ新書）
*4:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長（谷垣、第二次安倍総裁時代）、選対委員長（第二次安倍総裁時代）、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相などを経て現在、幹事長
*5:とはいえ、岸田自体は「所得制限廃止」には「賛成もしないが反対もしない」という曖昧な態度で「岸田を無視した、茂木のスタンドプレーではないか」と言う指摘が出ている。
