今日も「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年2/19日分)

一個人VS大政党 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 「共産にいじめられる哀れな俺(松竹)」アピールするためとはいえ、国会に議席があるとは言え、政権与党(自民、公明)でも最大野党(立民)でもない共産を大政党と表現することには吹き出しましたがそれはさておき。
 「大政党(共産)が一個人(松竹)をいじめてる(俺の要約)」と言い出し

読売が「恥の上塗り」前川会見での珍質問 まさかの「守秘義務違反では?」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)等で批判される「大企業」読売新聞(事実上、自民党御用新聞)の「出会い系バー」云々の前川個人攻撃
文科省の前川氏授業調査/自民議員が執拗な要請 電話とメールの間にも/吉良氏「政治介入そのもの」で批判される「大政党」自民党の前川攻撃

等のように状況を描き出そうとするアホの松竹です。
 例は何でもいいですが、この松竹の認識なら

「ひるおび!」 八代氏発言は「誤り」/TBS広報部が謝罪・撤回(2021.9.12)という八代英輝への非難
「ミヤネ屋」で事実無根の発言/吉川美代子氏 ウソ重ね SNSで「釈明」も/旧統一協会の反社会的行為 共産党は40年以上追及(2022.7.28)という吉川美代子への非難

も「共産による一個人へのいじめ」なのか?

小川榮太郎氏ならびに飛鳥新社との訴訟の高裁判決確定について | お知らせ | 朝日新聞社の会社案内という朝日新聞による小川栄太郎批判

も「大企業による一個人へのいじめ」なのか?
 当然ながら「間違ったこと」を言えば非難されるのは当然です。
 「一個人を批判する→いじめ」という話ではない。
 そもそも規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健(2023.1.21)が出ても、「党規約に違反してない」と居直った松竹はそうした「党の批判」を覚悟していたのではないのか。

党攻撃とかく乱の宣言/――松竹伸幸氏の言動について/書記局次長 土井洋彦2023.2.8
志位委員長の記者会見/松竹氏をめぐる問題についての一問一答2023.2.10
松竹氏 党かく乱者であることを告白2023.2.19

など「藤田論文と大して変わらないレベル」の批判記事、論文で今になって泣き言とはどういうことなのか。

◆俺は野党共闘進展のために安保堅持、自衛隊容認と言った。俺を除名したら立民の泉代表や市民連合が黙ってない
→実際にはほぼ沈黙
◆だから志位には俺を処分できない
→実際には除名
◆党内からも俺の擁護派が多数いるはずだ
→少なくとも表面上は、

赤旗で著書批判「名誉傷つけられた」共産党員が党本部などへ謝罪求め抗議文|社会|地域のニュース|京都新聞
 党員のジャーナリスト鈴木元氏(78)が14日までに、党中央委員会や党府委員会に対して謝罪や党員への処分撤回を求める抗議文を送った。
 抗議文によると、松竹氏の処分理由を説明した府委員会文書や党機関紙が鈴木氏の著書を引き合いに出して「党攻撃のための分派活動」と断定していると指摘し、「あたかも私が党攻撃をしているかのように記述」されたと主張。党からの謝罪と名誉回復、松竹氏の除名処分の取り消しも求めた。

として『松竹の除名撤回を求めた』という鈴木元 (立命館) - Wikipediaくらい。松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所で松竹を好意的に評価した紙屋研究所紙屋高雪 - Wikipedia)も除名以降は黙り。
 それにしても、松竹伸幸『シン・日本共産党宣言』 - 紙屋研究所で例の著書を褒めたのに、『除名以降は黙り』てのはねえ(呆)。
 さすがに今更、掌返しで松竹批判はできないし,鈴木元*1のように除名処分を覚悟してまで擁護する度胸もないし、また『あの本がそんな重大な問題があるとは思わなかった、自分の見識の無さ、不勉強を恥じている』『当時の自分の愚かさを考えれば松竹氏や鈴木氏を批判する資格はないと思う、だから批判はあえてしない(但し、党員として彼らの反党行為にもはや加担する気は無い、彼らを擁護する気は無い)』という感じ(松竹や鈴木への非難をできる限り回避)での反省の意思表明も紙屋がしたくないということでしょうが。
 紙屋も「世間的評価を下げた」といっていい。
 本気であの本が処分対象にならないと紙屋は思っていたのかと唖然とします。
 松竹も「将来はともかく」現時点では口には出さないとはいえ『紙屋の野郎!』と怒り心頭でしょう。松竹が『実は文春新書刊行前に紙屋には相談した。そのときはいい本だと思うと言われたのに掌返しが許せない』などと今後暴露でもしたら面白いところです。
◆マスコミも大騒ぎだ
→批判するマスコミもあるが幸か不幸か、共産がミニ政党なので「金脈疑惑での田中」「モリカケ疑惑での安倍」「リスキリング発言での岸田(子育て世代からの「育児を舐めてる」批判)」「岸田秘書官のLGBT差別発言(岸田が更迭)」等ほどではない

と勘違いしていたのではないか、しかし「そうはならなかったこと」で焦って、何とか同情を得ようとしてるのではないか。

 それにしても、こうやって巨大政党が一個人に総がかりで襲いかかる、みたいな構図を自分でつくりだしていることが、かえって共産党を窮地に追い込んでいるって、分からないのでしょうか。何か言う度に左右を問わずマスコミを敵に回し、付いてきてくれる文化人・知識人も1人だけ。

 窮地云々というのは松竹の勝手な言い草でしかありません。
 世論調査での共産支持率は除名後も特に目立った変化はない(松竹が期待したような下降はない)し、反共マスコミが筆坂秀世など「松竹のような反党分子」に悪乗りし、共産党に悪口するのも昨日今日始まったことでもない。
 「付いてきてくれる文化人・知識人も1人だけ」というのは恐らく敵基地攻撃能力 国を滅ぼす/「結社の自由」侵害 看過できぬ/憲法学者・慶応大学名誉教授 小林節さんに聞くで松竹を批判する小林節氏のことでしょうが、松竹を公然と応援する文化人・知識人などほとんどいないのによくもいったもんです。
 例えば

代表世話人 | 全国革新懇
◆五十嵐仁(法政大学名誉教授)
石川康宏(神戸女学院大学名誉教授)
◆纐纈厚(山口大学名誉教授)
◆小林武(沖縄大学客員教授
◆小松泰信(岡山大学名誉教授)
桜田照雄(阪南大学教授)
◆浜矩子(同志社大学教授)
◆牧野富夫(日本大学名誉教授)
など

の中で松竹支持を表明した文化人・知識人が何人いるのか?

「共産党躍進に期待します」/各界著名53氏メッセージ(2022.6.7)
◆安斎育郎(立命館大学名誉教授)
内田樹神戸女学院大学名誉教授)
◆岡野八代(同志社大学教授)
◆甲斐道太郎(大阪市立大学名誉教授)
◆沢田昭二(名古屋大学名誉教授)
◆清末愛砂(室蘭工業大学教授)
◆鈴木宣弘(東京大学教授)
◆堀尾輝久(東京大学名誉教授)
本田由紀東京大学教授)
◆本間愼(元フェリス女学院大学長、東京農工大学名誉教授)
など

の中で松竹支持(以下略)。
 松竹除名以降に、松竹擁護文章葛藤する共産党 - 内田樹の研究室(初出は週刊金曜日2月8日号)を公表した内田樹くらいではないのか。
 そもそも問題は「支持者の数」ではなく「どっちに道理があるか」でしょうに。「支持者が多い→正しい」なら日本で最も正しい政党は「自民」なので、松竹は今すぐ共産を離党して自民に入党すればいい(まあ松竹支持者の数も明らかに多くはないのですが)。
 そしてこんなことを言って党執行部を誹謗すればするほど松竹の言う「党大会での除名撤回」は困難になるでしょう(松竹が本気でそんなことを目指してるとは俺は思っていませんが)。
 むしろ窮地に追い込まれてるのは松竹の方でしょう。
 自らの反党行為を「野党共闘を進展させるための行為」という松竹ですが、皮肉にも「泉・立民党代表」「福島・社民党党首」「山本・れいわ代表」「市民連合」など野党共闘の当事者からは「松竹さんを除名するな」などという声は全く上がりません。
 それは「皮肉にも」松竹の行為を野党共闘関係者が全く評価してないこと、松竹の言うような政治路線(安保施策の右傾化)を党執行部が採用したところで「野党共闘の進展」にはつながらないであろうことを証明しています。
 上記は松竹記事に投稿しますがどうせ掲載拒否でしょう。賛同コメントしか掲載しない松竹のクズさには心底呆れます。そんなクズが何が「自由な言論」なのか。

*1:除名党員の「分派」 認定や処分は「検討中」と共産・小池晃書記局長 - 産経ニュースということで鈴木の処分については現時点では「検討中で未定」のようです。