今日の産経ニュース(2023年4/1日分)(副題:今日も松竹伸幸に悪口する)

「えらいね」「親孝行」称賛が生み出すヤングケアラー - 産経ニュース
 こういう「まともな記事」だけ書いてれば俺も産経批判しないのですが(産経も社会部は割とまともな記事がある気がします、一方酷いのが阿比留のいる政治部です)
 「褒めることそれ自体」は悪いことではないでしょうが、「ヤングケアラー支援」がお粗末な現状では、褒め言葉が「褒める人間の主観」に関係なく「不満が言いづらい」という「ヤングケアラー抑圧の方向」に効果を発揮しているという「皮肉な指摘」です。
 それにしてもこうした生活に密着した問題を無視する「安保バカ」松竹と言い、松竹を褒める連中と言い心底呆れますね。
 「ヤングケアラー問題>安保問題」の松竹には「どんだけバカなんだろう」と思わずにはいられない。勿論、松竹サイトを「ヤングケアラー」でサイト内検索しても「一つも記事はヒットしない」。
 一方、今や行政はその施策を「まだまだ支援がぬるい」と否定的に評価するにせよ

ヤングケアラー支援始まる北陸 「人が集まらない」と悩む支援現場も:朝日新聞デジタル2023.3.8
 石川県は、ヤングケアラーへの支援策として、主に二つの事業を来年度の予算案に盛り込んだ。一つ目は、LINEで当事者が元当事者とやりとりをする「ピアサポート事業」だ。悩みを共有しやすい元当事者に相談したり、経験談を聞いたりすることで、ケアラーの精神面を支える。
 二つ目は「保護者カウンセラー」の配置だ。能登・金沢・加賀の児童家庭支援センター臨床心理士などをそれぞれ1人ずつ置く。
 金沢市はヤングケアラーの家事を代行する事業を来年度予算案に盛り込んだ。介護福祉士などのヘルパーが調理・買い出し・掃除・洗濯などを代行する。料金は無料で、サービスは1回につき2時間程度。ニーズに合わせて週2回ほどの派遣を見込む。

ヤングケアラーの小中学生や高校生対象に支援金支給へ 川口|NHK 首都圏のニュース2023.3.28
 埼玉県川口市はヤングケアラーの小中学生や高校生を対象に、支援金を支給することを決めました。
 1か月当りの支給額は小・中学生が5000円、高校生が1万5000円で、本人や保護者に申請してもらい、市の職員が生活状況などについて聞き取り、支給するかを決めるということです。

「ヤングケアラー」支援へ 自治体職員研修の修了式 山梨県|NHK 首都圏のニュース2023.3.28
 家事や家族の介護などを日常的に担っている子ども、「ヤングケアラー」やその家族の適切な支援につなげるため、山梨県自治体の職員に「ヤングケアラー・コーディネーター」として専門的な研修を実施し、28日修了証書を手渡しました。
 山梨県は「ヤングケアラー・コーディネーター」を養成する研修を県が開くのは全国でも珍しいとしていて、令和6年度までに60人の養成を目指すとしています。

といろいろとヤングケアラー支援の動きも出ているわけです。
 石川なんかは「森元首相のお膝元(森氏の祖父は石川県根上村長、父は根上町*1長)」で「現知事の馳(第三次安倍内閣文科相)」も「森氏の声がけ」で政界入りしたことで分かるように「自民党王国」です。今や自民党でもヤングケアラー問題にそれなりに目配りしている。
 共産党主張/ヤングケアラー/孤立させない支援を強めよう(2022.5.8)などでわかるように「少なくとも松竹よりはヤングケアラー問題には熱心」です。


【知りたい地方統一選】投票できる年齢と立候補できる年齢はちがう? - 産経ニュース
 あまり議論されないようですが「投票年齢は18歳」に下がっても「立候補年齢は今まで通り」と言う現状については「それでいいのか」議論があるべきでしょう。


【民主主義の形】前原誠司元外相 「非自民・非共産」でまとまれば与党に勝てる - 産経ニュース
 有料記事なので全く読めませんが、タイトルが「反共ウヨ」前原らしいトンチンカンぶりです。「希望の党の時に、枝野らを排除したくせに『非自民、非共産でまとまろう』とは良く言う」「だったら、旧国民民主の大半(例:現代表の泉)が立民に参加したときにお前も参加すれば良かっただろ」ですね。
 自民も立民も「維新にはすり寄っても」国民民主は無視する現状について前原にも「国民民主を無視するな」という焦りがあるのでしょう。何せ前原の国民民主は「支持率」で最大与党自民、最大野党立民どころか、「敵視する共産を下回る体たらく」です。