今日の産経ニュース(2023年6/14日分)

わいせつ疑いで逮捕の弁護士を不起訴 東京地検 - 産経ニュース

 理由は明らかにしていない。

 「被害者と示談が成立したのか」「そもそも無実なのか」で話は違ってくるのである程度、理由は明らかにすべきでしょう。


【産経抄】6月14日 - 産経ニュース

 (ボーガス注:埼玉県は)6団体のうち4つについては中止要請を撤回するよう(ボーガス注:プールを管理する県公園緑地)協会を指導したと明らかにした。条件違反が確認できない、あるいはそもそも条件を提示していなかったというのだ。

 として撮影会批判派(産経が敵視する日本共産党など)や協会に悪口する産経ですが、その産経ですら「撮影条件違反の2団体(そのうちの一つは竹書房近代麻雀のようですが)」はさすがに擁護しないわけです。


自衛隊相次ぐ不祥事 組織に厳しい視線 防衛力強化への理解に冷や水 - 産経ニュース
 相次ぐ不祥事とは

郡山の陸自女性性被害 隊員5人懲戒免職 中隊長を停職6か月|NHK 福島県のニュース2022.12.15
自衛官の不祥事相次ぐ パワハラや盗撮で2人が懲戒免職処分に|NHK 長崎県のニュース2023.1.31
「遊興費に使った」陸上自衛隊1等陸曹の50代男性が懲戒免職 約114万円を詐取 - サンテレビニュース2023.3.7
部下にパワハラ、精神疾患を発症させる 陸自・朝霞駐屯地、女性の幹部自衛官を停職処分 別の隊員が報告|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題2023.3.9
女性隊員の居住階に侵入、2等陸曹を懲戒免職 茨城の陸自土浦駐屯地(茨城新聞クロスアイ) - Yahoo!ニュース2023.5.30
海自横須賀基地内で大麻所持 男性海士長を懲戒免職処分 | カナロコ by 神奈川新聞2023.6.6
航空自衛隊でセクハラ、申告したら実名さらされ…国を訴えた女性自衛官が明かした「屈辱的な対応」:東京新聞 TOKYO Web2023.6.8

等(刑事犯罪やセクハラ、パワハラ等)ですがそれはさておき。
 「再発防止」「動機の解明」ならまだしも「防衛力強化(軍拡)への理解に冷や水」とは産経には「おいおい(呆)」です。
 正直「旧軍や自衛隊で過去に起こったいじめ」の存在を考えれば「殺していい」とは勿論言いませんが「いじめへの報復」である疑いは否定できないでしょう。「被害者誹謗」になる恐れはありますが、被害者が「非の落ち度のない存在と言えるかどうか」は現時点では何とも言えない気がします(恐らくそうした疑念は自衛隊側も認識して早速調査してるでしょうが)。


逮捕の候補生、52歳教官狙ったか 警務隊と岐阜県警が合同捜査 小銃発射で3人死傷 - 産経ニュース
 「52歳教官のみ」が殺害対象(憎悪対象?)であり「教官以外の1名の死亡は流れ弾*1」のようですが、「無差別殺傷」でなく「殺害が2名に留まったこと」は「不幸中の幸い」でしょう。自動小銃を無差別殺傷目的で乱射したら、犠牲はこれでは済まなかったでしょう。当然、今の日本では(熊谷連続殺人事件 - Wikipediaのような心神耗弱が認められない限り)犯人も「確実に死刑」になったでしょう(今回、死刑が求刑されるかどうかは分かりませんが)。
 そして

◆雫石事故での増原防衛庁長官(佐藤内閣)
◆なだしお事故での瓦防衛庁長官(竹下内閣)

のように防衛相の引責辞任も不可避だったでしょう(今回、大臣が辞任するかどうかは分かりませんが)。


40年前にも山口の駐屯地で自衛官が銃乱射 - 産経ニュース
 「40年前にもあった!」てそれ裏返せば「ほとんどそんなことは起こってない」ということであって「何故防止できなかった」と言うときに「40年前の話なんか持ち出すな」でしょう。


広末涼子さん不倫認め謝罪、無期限謹慎に「女優業を汚してしまった」 - 産経ニュース
 不倫していいとは言いませんが、「犯罪行為」ならまだしも、この程度で「無期限謹慎処分」する必要があるとは思いません。なお俺が「広義の広末ファン(コアなファンではないが、広末をテレビで見れば嬉しい程度にはファン)」であることは否定しません。

*1:勿論「未必の殺意」が認められるでしょうからこれについても「傷害致死」にはならないでしょう。