kojitakenに悪口する(2023年8/5日記載)

立民・塩村文夏参院議員が「職場(=立民党内)の無理解により」不妊治療の再開を断念 - kojitakenの日記
 塩村の言い分だけでは何とも言えませんね。
 いずれにせよ立民側がこの件については「それなりの釈明」をすべきでしょう。
 なお、塩村の言い分が「全くの誤解や曲解」で「党に対する誹謗」にすらあたるのであれば最悪の場合「除名」「次期選挙で公認しない」等の懲戒処分もやむを得ないでしょう。
 勿論、逆に「塩村の言い分が概ね正しく立民側の非が大きい」のであれば「可能な限り塩村の要望に応じる」のは当然です。
 この点、しつこいですが、塩村の言い分が何処まで正しいのかどうかがわからないと評価は困難です。

 あかかもめ氏は立民が「最も女性の地位向上に対して力を入れてる政党」だという。実際、立民は支持層の男女比で女性の比率が高い政党だという話を弊ブログでも確か先月公開した。
 しかし、それは他の政党があまりにもひどすぎるためでしかない。

 「反共分子連中(id:kojitakenやあかかもめ)は冗談も大概にしろ」ですね。「女性議員の多さ(例えば共産党 女性議員比率が第1党/41道府県議選 17政令市議選参照)」と言う面ではむしろ「共産の方が最も女性の地位向上に対して力を入れてる政党として高く評価される」のではないか。

 共産党でさえも、かつて性的マイノリティにかけては反動政党だった悪しき伝統をいまだに引きずってでもいるのか、昨年小池晃*1が田村智子*2に対するパワハラ事件を引き起こした。

 おいおいですね。性的マイノリティにかけては反動政党だった悪しき伝統とやらについては志位氏が以下の通り謝罪しています。

日本共産党第28回大会/綱領一部改定案の討論についての志位委員長の結語2020.1.20
 全党討論のなかで出された一つの意見にこたえておきたいと思います。それは、1970年代、「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛を性的退廃の一形態だと否定的にのべたことについて、きちんと間違いと認めてほしいというものです。これは当時の党の認識が反映したものにほかならないものだと思います。これらは間違いであったことを、この大会の意思として明確に表明しておきたいと思います。

日本共産党創立100周年記念講演会/日本共産党100年の歴史と綱領を語る/幹部会委員長 志位和夫2022.9.19
 全党討論で寄せられた意見の一つに、党綱領の一部改定で「ジェンダー平等」を明記したことにかかわって、1970年代、「赤旗」に掲載された論文などで、同性愛を性的退廃の一形態だと否定的にのべたことについて、きちんと間違いと認めてほしいというものがありました。この意見についても集団的に吟味したうえで、党大会の結語で、「これは当時の党の認識が反映したものだが、間違いであったことを大会の意思として明確に表明したい」と真剣な反省をのべました。

 なお、以前も書きましたが「ゲイだったチューリングの自殺(1954年)」でわかるように、欧米でも「同性愛差別」がなくなったのは比較的最近のことです。
 その後チューリングについては

アラン・チューリング - Wikipedia
 ブラウン*3首相は、2009年9月10日に政府として正式に謝罪を表明した。
 その後、2012年にイギリス貴族院に正式な恩赦法案が提出され、2013年12月24日にエリザベス2世女王の名をもって正式に恩赦が発効した。
 2014年、チューリングが主人公の映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』が公開された。
 2019年、チューリングが新50ポンド紙幣に採用される事となった。新紙幣は2021年末頃に一般に出回ることになる。

となります。
「小池氏のパワハラ」云々についても、党内外の批判を受けて小池氏自身が謝罪してる(田村政策委員長への言動/小池書記局長 パワハラと認め謝罪/「深刻な反省と自己改革が必要」参照)。
 一方で立民がパワハラと縁がないかと言えばそんなことは全くない。「立民、パワハラ」とググれば以下の記事がヒットします。「自称社民党支持」kojitakenが「事実を歪めてまで立民を美化する嘘つき」であることは明白でしょう。結局「泉だけが悪い」「泉さえ辞めれば立民はまともになる」がkojitakenの価値観なんでしょう。どこまで立民に甘いのか。
立民 神奈川県議の発言「重大ハラスメント」と認定|NHK 神奈川県のニュース2022.11.2
立民3県議、党員資格停止 神奈川県連、ハラスメントで処分:東京新聞 TOKYO Web2022.12.13
横浜市議へのハラスメント認めず 立民、中谷一馬氏を注意 - 産経ニュース2023.1.17

 立民が相対的に「最も女性の地位向上に対して力を入れてる政党」であるに過ぎず、「そりゃジェンダー平等指数も断トツに低いわけだ」。立民は厳しく批判されて然るべきだろう。

1)政治分野での「女性進出の低さ」は勿論それ自体がジェンダーギャップ指数(kojitaken等の言うジェンダー平等指数)に影響してるし
2)他の分野にも影響を与えてるわけですが
kojitaken等のように政治分野を強調しすぎることは「他の分野は男女平等であるかのような誤解」を生みかねません。
 例えば何で「リケジョ(理系女子)」と言う言葉があるのか。それは「女性の理系進学が低い上に、それが女性差別の産物だから」です。海外は日本よりリケジョが多いのだから「自然に理系進学が低い」訳では明らかにない。男女不平等は何も「政治分野」だけの話ではない。
 なお、「女性の政治進出」と言う観点で言えば「小選挙区制」「高すぎる供託金」「自書式投票(先進国では日本だけ。誤字や書き間違えも起こるのに、なぜ「自分で名前を書いて」投票するのか | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム参照)」は廃止されるべきでしょう(小選挙区制は比例制、中選挙区制などに、自書式投票は記号式投票に改正)。
 これらは「三バン(地盤、看板(知名度)、鞄(資金力))のある現職」に有利であり、現職の多数派は「男性」だからです。
 とはいえ、共産はともかく立民が「小選挙区制」「高すぎる供託金」「自書式投票」の廃止を主張することは全く期待していませんが。

あかかもめ・オジサンではあるがオザシン*4に非ず
 塩村さんの不妊治療をバックアップしモデルケースにすれば女性の立憲に対する信頼は間違いなく向上するだろうに本当に度し難い。

なんぞに比べれば「高すぎる供託金」「自書式投票」の廃止は簡単なことだと思いますし、それを「女性の立憲に対する信頼は間違いなく向上する」として要望したらどうか。


【リマインド】自衛隊員の給料を上げる法律案に賛成したのが共産党、反対したのが維新の会と元号新選組 - kojitakenの日記
1)自衛官だけではなく人事院勧告に基づいて公務員一般の給与が引き上げられている(自衛官の上げ幅が極端に多いわけではない)
→但し、自衛官給与と一般公務員給与では根拠法が違うので議案が別になる
2)維新やれいわは自衛官だけでなく公務員給与の引き上げ一般に反対したこと
3)自公提出議案で「共産を含むほとんどの野党が賛成した」ので自衛官を含む公務員給与の引き上げが成立したこと
を指摘しておきます。
 なお、「自衛官の人権」と共産については

しまぶく(島袋)恵祐・日本共産党沖縄県議会議員
 私も今は日本共産党員で、元自衛隊員です。自衛隊内で格闘訓練中に暴行死した双子の兄の裁判日本共産党の皆さんは支えてくれました。自衛隊員を差別していたら支援する事もしなかっただろうし、私が日本共産党に入る事も許さなかったかも。自衛隊員の命と人権を守るため日本共産党は頑張っています。

も紹介しておきます。「自衛隊違憲論」の是非はともかくそれは「自衛官を差別」と言う話とは違う。
 なお、自衛隊内で格闘訓練中に暴行死した双子の兄の裁判とは

陸自隊員死に賠償命令/格闘訓練 安全配慮怠る/札幌地裁判決2013.3.30
 陸上自衛隊真駒内駐屯地(札幌市)で、徒手格闘訓練中に島袋英吉1等陸士=当時(20)=が死亡したのは上官らの安全配慮・注意義務違反が原因だとして遺族が起こした国家賠償請求訴訟で札幌地裁(石橋俊一裁判長)は29日、国(自衛隊)に対し賠償金約6454万円の支払いを命じました。

自衛官訓練死 原告勝訴/国が控訴を断念/遺族・弁護団「格闘」廃止求める2013.4.13
 陸上自衛隊真駒内駐屯地(札幌市)で徒手格闘訓練中に島袋英吉1等陸士=当時(20)=が死亡した事件の国家賠償請求訴訟「命の雫(しずく)裁判」で自衛隊安全配慮義務違反を認めた札幌地裁判決(3月29日)について防衛省は12日、控訴しないことを決めました。

のことでしょう。

 共産や立民には「変わってもらいたい」と思うが、新選組に対しては「滅びてもらいたい」としか思わないのである。

 なお、俺は「非常識右翼」の「維新」「参政」については「滅びてもらいたい」としか思わないですね。れいわについては今のところ、そこまでの敵意(否定的感情)はないですが「続いて欲しい」とも思ってない。
 それはともかく、「反共分子」kojitakenの「共産への不当な悪口」を考えるととても「変わってもらいたい」と思うとは思えません(そもそもkojitakenが共産に何を変わって欲しいのか、良く分かりませんが)。
 一方で、立民については「立民リベラル派支持者」、特に

「泉健太を批判する蓮舫」を持ち上げる人たちがまたぞろ出てきたが‥‥ - kojitakenの日記2023.5.4
 私が考えているのは(中略)西村智奈美*5あたりを代表に持ってくるという流れだ。
岸田内閣支持率が急落。今後も自民党政権の支持率は「下降圧力」がかかる状態がベースになる。そんな時代に政権側がかけてくるであろう「大連立」の誘いに乗りかねない「希望の党」出身の政治家を党首に据え(続け)るのは立民にとって極めて大きなリスクだ - kojitakenの日記2023.6.19
 気が早いと言われるかもしれないが、次の立民代表には西村智奈美が適任だろう。
立民代表を西村智奈美、共産委員長を田村智子にそれぞれ代えてから「野党共闘」を再開すれば良い。そうすればスーパーマッチョな新選組の反動的体質との対比が鮮やかになって、新選組に無駄に流れる票も減るのではないか - kojitakenの日記2023.6.20
 思い切って西村氏を代表に据えても良いと思う。

として「西村代表代行支持者」らしいkojitakenは確かに「泉が代表を辞めれば、そして西村代表代行(前幹事長)、枝野「つながる本部」特別参与(前代表)、菅最高顧問(元首相)などいわゆるリベラル派が代表になれば、全てがいい方向に変わる(kojitakenにとってベストは西村代表)」と「とんでもない勘違い」をしている疑いが濃厚です。
 そもそも「泉が辞めてリベラル派が代表になるかどうか」自体に疑問符がつきます(リベラル派にそれだけの政治力があるか疑問)が、リベラル派が代表についたところでどれほど期待できるかどうか。思惑が何であれ、現在進行形で泉路線を容認してるのがいわゆる「立民党リベラル派」ですからね。
 「共産支持」の俺個人は「共産党が今後支持者の期待を裏切るような重大な愚行をしない」限り、共産党には「今後も長く続いて欲しい」とは思いますが、枝野代表時代はともかく「泉代表就任以降の立民党」には「どうせまともな政党に変わる希望はほとんどない」ので次の衆院選「滅びてもらいたい」としか思わないですね。
 というか今のままだと議席数が「維新>立民」で「俺やkojitakenの願望」に関係なく「立民が滅ぶ」可能性が濃厚でしょうが。

*1:共産党政策委員長、副委員長等を経て書記局長

*2:共産党政策委員長

*3:ブレア政権財務相、首相を歴任

*4:「アンチ小沢一郎」が使うスラング。「小沢信者」の略

*5:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣、立民党幹事長(泉代表時代)を経て、現在、立民党代表代行