◆高世ツイート
高世仁がツイート
◆仁藤夢乃*1
トー横*2の実態を直視しないまま「やっている感」の演出に利用する大人たちばかりが目立ちどんどん増えて(ボーガス注:問題解決につながらず)酷さが増していく
「若者に夢を」 東京・歌舞伎町「トー横」でイベント 安倍昭恵さんらが呼びかけ - 産経ニュース
ステージ上では、周辺で活動する地下アイドルらのライブや有名格闘家によるトークイベントなどが行われ、それぞれ夢を持つことの大切さを訴えた。
実態を直視しないまま「やっている感」の演出で(ボーガス注:問題解決につながらず)酷さが増していくと言えば「小泉訪朝から拉致敗戦が20年以上続いても何ら問題と思わない」救う会や家族会の右翼政治集会の方がよほどそれに該当すると思いますが。「救う会や家族会の太鼓持ち、幇間」高世もよくもこんなリツイートができたもんです。
高世には「少しは恥を知れ、腐れカス野郎」「生きてて恥ずかしくない?、ヘソでもかんで死んだら?」と言う言葉を贈呈したい。
勿論、これは仁藤氏批判でも安倍昭恵擁護でもなく「高世批判」「救う会、家族会批判」です。
不信のなか処理水の海洋放出はじまる - 高世仁のジャーナルな日々
ALPSで処理すれば「大丈夫」と東電は言うが、これまでウソをついたり不祥事を隠したりを繰り返してきた東電がいくらきれいごとを言っても信頼できないという人は多い。
一応、正論ではあるでしょう。
しかし、それを言うなら拉致問題はどうなのか(勿論、東電擁護ではなく高世批判です)。
例えば
特定失踪者*3が国内で40人以上発見されて全て北朝鮮と無関係、なかには足立区女性教師殺人事件*4なんて「特定失踪者が国内で他殺体で発見された上、犯人は北朝鮮と無関係」という事件もあった
なんて不祥事を居直り続けてきた救う会(荒木一味含む)やそれを黙認してきた家族会や高世仁等が拉致問題でいくらきれいごとを言っても信頼できないという人は多い。
というか俺自身がいくらきれいごとを言っても信頼できないという人の一人ですが。「特定失踪者」と言う非常識なデマに比べたら東電の方がまだましでしょう。
拉致問題を進展させたいなら「特定失踪者というガセ」をやめ、そんなガセを流し続けてきた過去を真摯に謝罪すべきでしょうが、家族会にも高世にもそれはできないのでしょう。
【参考:足立区女性教師殺人事件】
TBSテレビ『上田晋也*5のニッポンの過去問*6』【第79回】「立ちはだかる時効の壁、足立区女性教師殺人事件」(2017年1月25日放送)
「上田晋也のニッポンの過去問」前回のテーマは、足立区で起きた女性教師殺人事件でした。
区に雇われた小学校警備員が同じ学校に勤める教師を殺害した事件。
この事件は、犯人も、犯行動機も分かっていて、遺体もあり、秘密の暴露もあり、自供もある、それなのに、犯人を刑事事件として罰することができませんでした。
それはなぜか。
その理由は公訴時効、いわゆる「時効」です。
1978年に起きた事件のため、犯人が出頭した2004年には、当時の時効15年*7が過ぎ、犯人が自供しても、刑事事件としては認定されず、その後も、犯人は普通の生活を続けました。
しかし、当然ながら、それでは遺族はおさまりません。
刑事から、民事、損害賠償へと手を尽くし、裁判所も(ボーガス注:民法の消滅時効(20年)について)法的に多少アクロバティックな解釈*8をほどこし、なんとか4000万円を超える賠償金を、犯人の男に請求することができました。
もちろんそれで被害者が帰ってくるわけでも、遺族の心がおさまるわけでもありません。
しかし、なぜ「時効」というものは存在するのか。
現在は殺人罪などで時効が撤廃になりましたが、時効が撤廃になった経緯などゲストの弁護士・堀井準さんに解説していただき、足立区の事件をきっかけに「時効」というものの存在意味を考えました。
【参考終わり】
【参考:殺人の時効廃止】
「時効廃止で救われた」——大切な人を奪われた遺族たちの10年 - Yahoo!ニュース
時効廃止をめぐっては反対する専門家も多かった。姫路独協大学の道谷卓教授(刑事訴訟法)もその一人だ。
「冤罪が起こる可能性があります。事件から何十年も経過し、事件の目撃者や証言者が既に死亡していれば、被告人は反論の余地がありません。生前の目撃者の供述調書が証拠採用されることもあるでしょう。公平性に疑問があります」
10年前、日本弁護士連合会の刑事法制委員会事務局長代行を務め、反対の意見を述べた山下幸夫弁護士は、今も批判的だ。
「時効を廃止したからといって、犯人逮捕の件数が増えるわけではないと思います。容疑者が自首したり、新たな事件を起こしたりしたことで偶然逮捕に至ることはある。しかし、長期間捜査して、解決するかというとなかなか難しい。2005年に殺人罪の時効が25年に延長された後、その検証をしないまま、拙速に時効廃止を進めた国の姿勢は、今でも問題だと思っています」
俺も道谷教授や山下弁護士同様に「廃止の意義」については否定的です。そもそもよほどの僥倖がない限り「犯行から15年(当初の時効)、25年(延長後の時効)経っても解決しない事件」が解決する可能性はほぼない。
ほとんどないレアケース(25年経過後の逮捕、起訴)を元に「廃止に意義がある」というのは過大評価ではないか。
今後は「事件から100年経過(犯人が10代でも生存可能性がほぼない)」等で「捜査終了」の扱いでしょうか?。当然ながら犯人にも寿命があるので、時効を廃止したところで限界があります。
なお、この記事は「イエス、バット」で結局「バット以降(バット以降の紹介は省略します)で遺族万歳、時効廃止万歳」なのですが道谷教授、山下弁護士の反対論を紹介したことはそれなりに評価したい。多くのマスコミではこの程度の報道すらしないからです。
【参考終わり】
27日のTBS『報道特集』が判断材料を提供するよい特集を組んだ。
参考になると思ったのが、米国のスリーマイル島原発事故の後処理。
スリーマイル島事故で廃炉作業を指揮したレイク・バレット氏の説明によれば―当初はトリチウムを基準値以下にした処理水を川へ流す方針だったが、住民の反対もあり、「助言委員会」を作った。反原発の科学者、大学関係者、普通の主婦を含む12人から成り、お互いに何かを主張し合うだけではなく、嚙み合った話し合いで、双方にとってウィンウィンの解決策を見い出そうとするものだった。議論は10年以上におよび、処理水は大気放出*9することに決まった。
(中略)
重要なことは「対話」である。
(バレット氏コメント)
赤字部分(高世が紹介するバレット発言)は一応、正論ではあるでしょう。
しかし、それを言うなら拉致問題はどうなのか(勿論、東電擁護ではなく高世批判です)。
蓮池透氏を裏切り者扱いして不当にも会から除名した家族会と「そんな家族会に媚びることしかしない高世」のどこに「対話」があるのか?
高世も偉そうなことを抜かすなら家族会に「蓮池氏との和解」を呼びかけたらどうなのか。
(ボーガス注:バレット氏コメントについて)反原発の人も入れるというのに感心した。しかし、考えると、そうすることで住民の信頼を得ることができる。対話と信頼が大事というのは政治のイロハでもあると思う
赤字部分は正論ではあるでしょう。
しかし、それを言うなら拉致問題はどうなのか(勿論、東電擁護ではなく高世批判です)。
その理屈なら、例えば
国民大集会報告1(2023/05/29)
5月27日午後、都内で「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」を開催しました。
政府から、岸田文雄*10総理大臣、松野博一*11拉致担当大臣兼官房長官らが参加し、各党代表として山谷えり子*12(自民)、松原仁*13(立民*14)、三浦信祐(公明)、藤田文武*15(維新)、川合孝典*16(国民)の各氏が(中略)参加しました。
ということで拉致集会に「救う会、家族会が敵視してるらしい」共産、社民、れいわの議員*17を呼ばず右翼議員(自民、公明、立民、国民民主、維新)だけ呼ぶ救う会や家族会は、高世によって非難されるべきではないのか?
そもそも救う会、家族会が「対話と信頼」を軽視し、あげくは「仲間のはずの蓮池透氏」を家族会から除名したことが「拉致の風化」の最大の理由でしょうに、高世は何故未だに「蓮池除名」を明確な形で批判しないのか(勿論、横田早紀江などへの忖度でしょうが、高世も呆れたバカです)。
高世の主張はこのように「それ(例:対話の重要性)は正論だけど、救う会や家族会のやってること(例:蓮池氏の家族会除名や田中均氏への個人攻撃)とは明らかに反してるよね?。ホニャララ問題(今回は原発問題)ではそういう批判(例:対話の重要性)ができても何で拉致問題では高世氏は救う会や家族会の幇間、太鼓持ちしかしないんですか?。高世さんって本当にデタラメでクズですね。そんなことだからジンネットが倒産したんじゃないですか?」と言うのが多すぎです。
*1:1989年生まれ。Colabo代表。著書『女子高生の裏社会』(2014年、光文社新書)、『難民高校生』(2016年、ちくま文庫)。元AKB48メンバーでYouTuberの仁藤萌乃(1992年生まれ)は妹
*2:東京都新宿区歌舞伎町の旧新宿コマ劇場跡地に建設された映画館を中心とした高層ビル「新宿東宝ビル(TOHOシネマズ新宿)」周辺の路地裏(新宿東宝ビルの横=トー横)のこと(トー横キッズ - Wikipedia参照)
*3:荒木一味『特定失踪者問題調査会』が根拠レスで北朝鮮拉致認定
*4:事件発覚時には公訴時効が成立(なお、殺人発生は1978年、特定失踪者認定が約25年後の2003年、犯人の自首による遺体発見(遺体を埋めていた自宅が道路拡張のための土地区画整理の対象となり、立ち退きを余儀なくされ死体が発見されることは避けられないと思っての自首)が約26年後の2004年、当時の殺人の時効は犯行後15年)しており、犯人は刑事処罰されず、憤慨した遺族が「殺人の時効の延長や廃止」の運動を展開し、その結果、法改正で2005年に「15年→25年」に時効が延長され、2010年に時効が廃止されたことでも有名な事件(足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia参照)
*5:1970年生まれ。お笑いコンビ「くりぃむしちゅー(旧称:海砂利水魚)」のツッコミ担当。熊本県立済々黌高校ラグビー部で有田哲平(1971年生まれ、「くりぃむしちゅー」のボケ担当)と出会い、意気投合。1991年に有田とお笑いコンビ「海砂利水魚」を結成(上田晋也 - Wikipedia参照)
*6:TBSテレビで2015年4月16日~2017年3月15日まで木曜深夜に放送されていたニュース型トーク番組。2012年9月30日、2013年6月2日、2013年12月1日に一部地域で放送された、TBSテレビの報道特別番組『上田晋也の緊急報道』をレギュラー化したもので、2014年5月8日から2015年3月26日までは『上田晋也が真相直撃!「ニュースの巨人」』として放送されていた。2017年3月の放送終了後は、上田をMCにして『上田晋也のサタデージャーナル』(2017年4月1日から2019年6月29日まで)を放送(上田晋也のニッポンの過去問 - Wikipedia参照)
*7:その後、2005年に法改正で殺人の時効は「25年」に延長され、2010年に法改正で廃止された(例えば「時効廃止で救われた」——大切な人を奪われた遺族たちの10年 - Yahoo!ニュース参照)
*8:一審、二審は「殺人から20年以上の経過」を理由に民事賠償請求権が消滅時効にかかって消滅したとして遺族の請求を認めなかったが最高裁は「死体発見まで殺人の事実が遺族に認識されておらず事実上、権利行使が不可能なこと」「にもかかわらず原則通り殺人から20年の消滅時効と考えることは著しく正義に反すること」を理由にこのケースでは例外的に「20年の消滅時効の起算点」を遺体発見時として権利の時効消滅を否定した(足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia参照)
*9:当然ながら「日本で同じ措置ができないのか」と言う議論はあって当然でしょう。
*10:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相
*12:第一次安倍、福田内閣首相補佐官(教育再生担当)、第三次安倍内閣国家公安委員長(拉致担当相兼務)を歴任。現在、参院「拉致特別委」委員長、自民党拉致問題対策本部長
*13:野田内閣国家公安委員長(拉致担当相)。現在、衆院「拉致特別委」委員
*14:当時。その後、松原は立民を離党し無所属
*15:現在、維新幹事長
*16:現在、国民民主党幹事長代行(党参院幹事長、党拉致問題対策本部長兼務)。参院「拉致特別委」委員
*17:なお、現在、笠井亮(共産:党国際委員会副責任者(党常任幹部会委員兼務))が衆院「拉致特別委」の、井上哲士(共産:党参院幹事長、参院国対委員長(党幹部会委員兼務))、舩後靖彦(れいわ:党副代表、両院議員総会長、参院会長)が参院「拉致特別委」の委員であり、救う会集会に呼ばれれば彼らは出席はするのではないか?