今日のしんぶん赤旗ニュース(2023年10/12~20日分)

「非正規ワーカー待遇改善法」の提案/――パート、派遣、契約社員、非正規公務員、ギグワーカーの皆さんへ/明日に希望が持てる、人間らしい労働条件とジェンダー平等の働き方の実現へ/2023年10月18日 日本共産党
 勿論「この法案」をいわゆる叩き台にして「非正規雇用の改善」について議論を進めていくべきでしょう。
 共産党も「満点答案」とまでは思ってないでしょうから、適切な批判ならいくらでも耳を傾けるのではないか。


語ろう共産党 Q&A(下)

 除名された元党員も、党の安保・自衛隊政策に対して「野党共闘の障害になっている」「あまりにご都合主義」などと軌を一にしています。

 こうした元党員(松竹)の言動は反党行為以外の何物でもなく「除名は当然だった」と改めて言いたい。


きょうの潮流 2023年10月20日(金)

 なぜ生前に裁けなかったのか。本紙を含め日本のメディアが追及できなかったのか。悔やまれてなりません。
▼性被害そのものへの認識が甘かったから。メディアの視聴率や販売部数など巨額なもうけが絡んでいたから。教訓は生かさなければなりません。

 全く同感です。「生前ジャニーを裁けなかったこと」「ジャニー死後もメリー生前は批判が弱かったこと」は屈辱的ですが、メリー死後、追及が始まったことはせめてもの救いです。メリー死後も追及がなかったらもっと屈辱的でした。


きょうの潮流 2023年10月15日(日)

 「故ジャニー喜多川による性加害に関する一部報道と弊社からのお願いについて」と題するジャニーズ事務所の声明(9日付)が波紋を呼んでいます。故ジャニー氏の性加害を報じる際、告発内容を十分検証してから報道してほしいとする内容です。
▼その日、NHKで衝撃的なニュースが流れました。20年ほど前に、「ザ少年倶楽部」(BSプレミアム)への出演を希望してダンスの練習に参加した現在30代の男性が、NHK放送センター内のトイレでジャニー喜多川氏から複数回、性被害に遭った、とする証言です。
▼一方、事務所は「弊社が認識している限り、そうした事実はございません」と即座に否定しましたが、その根拠は示しません。長く事実を認めてこなかった会社です。ついに地金が出てきたか。

 「ザ少年倶楽部」打ち切りを恐れたのかもしれませんが「本当に反省してるなら出すべき声明ではない」でしょう。赤旗の批判ついに地金が出てきたかには同感です。


候補・役員 女性比増を/共産党ジェンダー平等委/男女共同参画局長と懇談

 岡田氏は、第5次男女共同参画基本計画に基づき、各政党に申し入れを行っていると説明。

 ということで
1)日本共産党ではなく岡田氏(内閣府男女共同参画局長)側が申し入れたこと
2)申し入れ先は共産党だけでなく、他党も含まれるらしいことが興味深い。

 梅村氏*1は、(中略)党内の役員の女性比率はまだ少ないとして「私たち自身も自己改革の努力が必要だ」と述べました。

 ということで「外国の政党」との比較はともかく「日本国内の国政主要政党」では「共産が最もジェンダー平等ではある」でしょうが、それでも「まだ道半ば」のわけです。


統一協会の解散命令請求決定/小池氏「迅速な対応を」/自民党との癒着 全面解明要求

 「過去にさかのぼり統一協会自民党との癒着の全体像を解明する責任が自民党にはある」と強調。「(ボーガス注:自民に在籍する現役の議員、首長は勿論)当然、(ボーガス注:故人だが自民党幹部の)安倍晋三元首相や(ボーガス注:今は党籍離脱しているが自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)等を歴任した)細田博之衆院議長もその対象に含まれる」と述べました。

 全く同感です。


きょうの潮流 2023年10月12日(木)

 1007件のうちの1005件。県庁に寄せられた意見は、圧倒的に反対だったといいます。県民やPTAが呼びかけた反対署名は短期間で十数万人に達し、街のあちこちで人びとの不安や怒りが渦巻くように
自民党の埼玉県議団が、みずから提出した県虐待禁止条例の改正案を取り下げました。委員会では公明党も賛成し13日の本会議で採決されようとしましたが、殺到する批判をうけて撤回に追い込まれました。一方的な押しつけに対し急速に広がった世論が追いつめた結果です。もちろん、ことは一直線には進まず反動や巻き返しもあるでしょう。しかし理不尽なことには、あきらめずに声を上げ続ける。一人ひとりが民主主義の主権者として。

 勿論「選挙での勝利」がどうでもいいわけではない。
 埼玉県議会で「自公が少数派」なら委員会で可決されることはそもそもなかった。
 但し一方で「選挙が全てではない」。大事なことは「諦めずに声を上げること」でしょう。

*1:衆院議員。党子どもの権利委員会責任者(中央委員兼務)