広原盛明のバカさに呆れる(2023年11月15日記載)

〝党勢後退〟についての本格的な分析と総活がない決議案では事態を打開できない、第29回党大会決議案を読んで、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その8)、岸田内閣と野党共闘(73) - 広原盛明のつれづれ日記

 志位委員長も、さすがにこのまま委員長ポストに居座ることはできないと考えたのか、それが決議案説明と結語を田村氏に譲ることになったのであろう。

 反共分子「広原らしい」根拠レスな物言いです。
 以前も別記事で書きましたが

◆宮本委員長(1958から1982年まで:在位は約24年、退任当時は74歳)
◆不破委員長(1989年から2000年まで:在位は約11年、退任当時は70歳)
◆志位委員長(2000から委員長:2024年で在位は約24年、70歳)

であり「宮本、不破氏の在位年数や退任時の年齢」を考えれば、志位氏が退任したとしても何ら不思議ではない。
 というか「田村氏の衆院選鞍替え出馬の発表」当時からそんなことは噂されていたので「何を今更」です。
 勿論退任するかどうかは分かりませんが。

 志位氏の行く先が「議長席」への横滑りとなるか、それとも潔く身を引くかは予測できないが、大方の予測は議長就任によって「志位院政」を敷くというものである。

 「何だかなあ」ですね。ならば広原的には「宮本議長、不破委員長時代=宮本院政」「不破議長、志位委員長時代=不破院政」だったのか?
 勿論、議長が「政治的影響力皆無」なわけもありませんが、「委員長(党首)退任」は広原が「院政云々」いうほど軽いモンではないでしょう。
 それにしても「志位議長=院政」よばわりしながらトヨタ社長、豊田章男氏(66歳)から佐藤恒治氏(53歳)へサプライズ交代人事、志位和夫共産党委員長(68歳)はこの事態をどう受け止めるのだろうか、「岸田降ろし」が起こらない理由(4)、岸田内閣と野党共闘(その35) - 広原盛明のつれづれ日記では「豊田章男の社長退任」を「子飼いを社長につけただけ、完全引退したわけではなく章男は会長に就任したのだから章男院政にすぎない」とは言わず、章男を「潔い出処進退」と絶賛した「反共分子(そしてトヨタシンパ?)」広原のデタラメさには心底呆れます。
 実際「豊田章男院政」でググると「子飼いを社長につけただけ、完全引退したわけではなく章男は会長に就任したのだから章男院政にすぎない」という主旨の批判記事が以下の通りヒットするのですが。
章男「院政」トヨタの血の粛清 | 【公式】三万人のための総合情報誌『選択』- 選択出版
これは「院政」の始まりか…トヨタ社長交代、95分の「トヨタイムズ」映像で見えた「決定的な異変」(井上 久男) | マネー現代 | 講談社
トヨタ「実績なし」新社長人選の怪…豊田社長、長男の世襲への布石とEV普及阻止 | ビジネスジャーナル

 連合会長に神津氏の後釜として初めての女性会長が登場したが、その後の行動は前任者を上回る強硬路線*1となって世の中を驚かせている。共産党初の女性委員長となるかもしれない田村氏が、志位委員長を上回る強硬路線にならないことを祈るばかりである。

 「志位氏の何が強硬路線なんだ?」ですね。
 勿論「芳野と田村氏」には「組織の女性幹部」と言う以外に何の共通点もないので全く馬鹿げた物言いです。
 なお、「初の女性都知事・小池の右翼ぶり」等を考えれば「芳野の右翼性」は何ら驚きではない。今時「女性なら当然にハト派」と思うのは馬鹿げています。広原のアホさが露呈されてる駄文と言っていい。
 なお、上記は広原記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」云々で共産を非難しながら自らは批判意見を拒否する広原ら反共分子達のデタラメさには心底呆れます。


政党は社会とのキャッチボールの中でこそ育てられる、党内外の多様な交流を妨げる「民主集中制」はその障害物でしかない、第29回党大会では「開かれた党規約」への改定が求められる、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その7)、岸田内閣と野党共闘(72) - 広原盛明のつれづれ日記
 「民主集中制の是非*2」はともかく、また「日本共産党」が行っている「社会とのキャッチボール」「多様な交流」が十分かはともかく、当然ながら野党共闘で共産が、野党各党(立民、社民、れいわ)や市民団体(市民連合など)と交流するには「社会とのキャッチボール」「多様な交流」は「ある程度は嫌でも、せざるを得ません」。
 というか「志位執行部が野党共闘に踏み切ったこと」は当然ながら「そうしたことを一定程度、志位執行部が覚悟したこと」を意味します。
 今時「共産党の政治的権威に市民団体がひれ伏す時代」でもない。
 そして「当然、過大評価はしません」が、共産党が「世論調査で一定の支持率を獲得し、国会や地方議会にも議席を有してること」「現在は唯一の党員首長だが埼玉県蕨市の頼高市長が共産党員であること」あるいは
新春対談/上智大学教授(政治学) 中野晃一さん 文明壊す安倍政治と決別する「覚醒の年」に/日本共産党委員長 志位和夫さん 国民にポジティブな魅力が伝わる野党共闘へ2020.1.1
新春対談/同志社大学教授 岡野八代さん/日本共産党委員長 志位和夫さん2021.1.1
新春対談/東京大学教授 本田由紀さん/日本共産党委員長 志位和夫さん2022.1.1
「共産党躍進に期待します」/各界著名53氏メッセージ2022.6.7
などで分かるように少なくない著名人(勿論党員、後援会員、サポーターもいる一方で、そうではない人間(野党共闘支持にすぎない)もいるでしょう)から支持表明を受けてることは「社会とのキャッチボール」「多様な交流」の「一定の成果」でしょう。
 「民主集中制だから多様な交流ができてない→党勢衰退」と言うほど話は単純ではない。
 ならば「党方針として民主集中制を採用してないれいわ、国民民主、社民党」が「議員数」「世論調査の支持率」等で共産を下回る党勢であることは広原的にどう理解されるのか?。
 あるいは「自民、立民、国民民主など既成政党の一部(旧民社党グループなど)として残ってるケースが多い」とはいえ「民社党」「社民連」「日本新党(細川首相が党首)」「新党さきがけ(細川内閣官房長官、村山内閣蔵相を務めた武村正義が党首)」「新進党小沢一郎が党首)」「みんなの党渡辺喜美が党首)」「国民新党」「日本未来の党(嘉田・元滋賀県が党首)」「希望の党小池都知事が党首)」など(いずれも党方針として民主集中制を採用してない)が「現在も存続する共産」と違い「選挙での不振」等を理由に消滅したことは広原的にどう理解されるのか?。
 「当然、過大評価はしません」が、共産党が「消滅した民社党などと違い存続していること」それ自体が「社会とのキャッチボール」「多様な交流」の「一定の成果」でしょう。
 正直、こんなことを抜かしてる「反共分子」広原の方(「阿部治平」「id:kojitaken」など、広原以外の反共分子の多くもそうですが)こそどれほど「社会とのキャッチボール」「多様な交流」ができているのか。
 共産と比べ、「閉じた集団」内で「エコーチェンバー化」してるだけで「社会的影響力皆無」ではないのか。
 なお、上記は広原記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」云々で共産を非難しながら自らは批判意見を拒否する広原ら反共分子達のデタラメさには心底呆れます。

*1:強硬路線というより反共路線ですね

*2:俺個人は「歴史修正主義批判」「日米安保批判」等を理由に共産支持であって、民主集中制を理由に支持してるわけではないし、「党外の支持者」で「民主集中制の適用対象外」なので廃止しても全く構いません。一方で廃止しないからと言ってそれだけで「不支持ではない」。なお、俺が党員にならない(入党しない)理由は「両親等親族や地域住民、職場の人間など周囲の自民支持層(やはり日本においては自民支持層は多数派です)との軋轢の恐れ(これは共産だけでなく野党入党なら常に起こる話ですが)」「内気な性格なので集団活動が正直苦手」であり「共産党側の問題」ではありません。