「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2023年11/18日分)

伊藤真×中野晃一×柳澤協二 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 12月に(ボーガス注:鈴木が役員、松竹が社員のかもがわ出版*1から)刊行するのが、鈴木元さん*2の『さようなら*3志位和夫殿*4』。これは話題になっているし、本人がフェイスブックでいろいろ書いている*5ので、解説不要*6ですよね。 

 鈴木本のタイトル「さようなら」云々が完全に「党への挑発行為」ですが、党も果たしてまともに相手にするかどうか。除名以降はどう見ても松竹も鈴木も世間にまともに相手にされてませんからね。刊行した本も恐らく大して話題にもならないでしょう。
 松竹は上記のように「刊行前から話題になってる」と強弁しますが。

 中野晃一さん*7は、いわずと知れた市民連合の運営委員

 松竹としては中野氏経由で市民連合に食い込んで、何か政治的に仕掛けたいのでしょうが、そう上手くいくかどうか?
 市民連合が松竹に迎合するようなふざけた真似をすれば、共産も当然、市民連合を批判するでしょうし、中野氏個人が市民連合を支配してるわけでもないでしょう。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。


共産党除名の松竹伸幸氏、再審査却下で法廷闘争も 「党を応援したいという学生から...」撤回メリットも主張: J-CAST ニュース【全文表示】2023.11.13

 再審査が却下された場合は、法廷闘争も辞さない考えだ。

 過去に袴田(元副委員長)が「除名無効」訴訟(袴田が敗訴)を起こしてますし共産もその可能性は当然予想してるでしょう。「どうぞ、ご勝手に」ですね。

 11月9日に現役学生に招かれてトークイベントに出演したことを紹介
 松竹氏はイベントの様子を近くユーチューブで公開予定だが、学生側の顔も名前も出せないことが「一番残念なこと」だ。除名の撤回で、この状況を変えることができるとしている。

 「何で出せないの?」ですね。学生が党員や後援会員、サポーターで「出したら党員などを辞めさせられるかもしれない(あるいは、辞めさせないにしても、人間関係の悪化でいづらくなるかもしれない)」というのか?
 というか自ブログにはこんなことは何一つ書いてなかったと思うんですけどね。勿論「学生に実態がない」からこそ「顔も名前も出さない」可能性は当然あります。何せ松竹は「顔や名前」どころか、学生については所属大学や学部(法学部、経済学部など)も何も明らかにしてないようですし。


中祖「赤旗」政治部長へのメール19(11.17) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 10中総後の記者会見で、志位氏が再審査について「現段階で決まっていることはない。大会が適切に判断するだろう」と述べましたので、大会前に却下されることはなさそうです。がんばって党員、代議員への訴えを強めていきたいと思います。

 いずれにせよ党大会で除名が撤回されることはないでしょうが。
 それにしても「10中総」についてのコメントが「これだけ」とはあまりにお粗末すぎないか。

日本共産党第10回中央委員会総会/志位委員長のあいさつ
日本共産党は、11月6日、声明「ガザでのジェノサイドを許すな――ガザ攻撃中止と即時停戦に向けての各国政府への要請」を発表し、各国政府と国際機関などに送付し、申し入れと懇談の活動を始めています。ガザでのジェノサイドを止めるために、国内外であらゆる力を尽くす決意を、総会の意思として確認しようではありませんか。
◆支配勢力の妨害や抵抗によって、共闘には困難も持ち込まれていますが、日本の政治を変える道は共闘しかないというわが党の立場にいささかも変わりはありません。

等についてコメントはないのか。
 そして

共産党10中総と平行して記者会見をライブ中継 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 13日、すでに党中央に届けている「再審査請求書」を説明する記者会見を行います。

という記者会見の成果については何一つ報告しない松竹です。マスコミの取材が全くなかったので報告したくないのでしょう。松竹も呆れたバカです。

 一部の原理主義的な左翼が「自衛隊を人殺しだ」と批判するのと同じようなもので、批判の対象を抽象的にしか見ていないと、ときとして起こる現象です。その批判の対象には妻も子どももいて、その子どもが自分の子どもと学校では同じクラスで机を並べて勉強していることなどを少しでも想像できれば、批判するにしてももっとマシな批判ができると思うのです。

 「一部の原理主義的な左翼」って「今時そんな左翼がどこにいるの?」ですね。
 いたとしても少数派でしょう。志位執行部はそういう立場ではないでしょうし。
 一方で松竹は「自衛隊のセクハラ、パワハラ問題」など防衛省自衛隊の問題点を何一つ批判しないから呆れます。
 「自衛隊、セクハラ」等でググれば分かりますが、最近も
海上自衛隊 セクハラ被害者の意向に反し同僚隊員と面会させる | NHK | セクハラ問題2023.10.31
憧れの自衛隊、セクハラが日常だった 子どもには笑顔作って精神科へ:朝日新聞デジタル2023.11.2
海自女性隊員のセクハラ被害で防衛相が全隊員に緊急メッセージ | NHK | 防衛省・自衛隊2023.11.6
陸自隊員3人をセクハラで停職処分 部下の体や足の大きさ揶揄 宮城 [宮城県]:朝日新聞デジタル2023.11.14
等の報道があるのに。
 「松竹が自衛隊防衛省を全く批判しない(できない)のは、松竹の身内(子ども等)が就職してるなど、防衛省自衛隊にしがらみでもあるのか?」と聞きたくなります。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「自由な言論」という松竹の嘘には心底呆れます。

*1:鈴木と松竹による会社(かもがわ出版)の私物化が酷すぎるのではないか。「ウチの会社は鈴木と松竹が共産党批判するための道具じゃない」という不満がかもがわ社員にあるのを無理矢理抑え込んでるのではないかと疑います。

*2:著書『ポスト資本主義のためにマルクスを乗り越える』(2022年、かもがわ出版)、『志位和夫委員長への手紙』(2023年、かもがわ出版)等

*3:本当に「さようなら」して党相手に何もしないのなら有り難いのですが「さようなら」と言いながら「不当除名」とか因縁つけるのは本当に辞めて欲しい。

*4:タイトルが前回の『志位和夫委員長への手紙』と比べ「さようなら」と敵対的になり「委員長」も「殿」になって慇懃無礼感が強くなってるのが興味深い。「除名されて、みっともない逆ギレ」感がでるので、ここは『(続)志位和夫委員長への手紙』とか平凡、穏健なタイトルにした方が良かったと思いますが。

*5:フェイスブックはブログと違い「登録しないと読めなかった」と思いますが。それでどう話題になるのか?

*6:吹き出しました。普通の人間はこんな言い訳しないで「解説する」と思うんですけどね。大体「フェイスブックでいろいろ書いているので、解説不要」て鈴木のフェイスブックにわざわざ登録しろとでも言うのか?(呆)。「12月刊行」なので実はまだ最終原稿ができてない(だから解説したくてもできない)んじゃないかと疑います。

*7:上智大学教授。著書『戦後日本の国家保守主義』(2013年、岩波書店)、『右傾化する日本政治』 (2015年、岩波新書)、『私物化される国家』(2018年、角川新書)等