「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2023年11/20日分)

中祖「赤旗」政治部長へのメール20(11.20) | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 まったく面識のない方からメールがあり、除名撤回のために代議員に立候補したが敗北した、残念だったという内容でした。でも結果を聞いてびっくり。その方も27%程度の得票があったのです。現在のように、少数意見の人は代議員として選出しない*1ということが民主集中制の名のもとにやられている限り、少数意見の尊重という民主主義の根幹*2共産党のなかでは実現しないわけですが、それでも私に共感する方が3割近くもいるわけです。ほとんどの支部党会議では、こういう気概のある人はでてこないのでしょうが、そういう人がいればこれくらいの割合で私への支持があるのかと思うと、少し胸が熱くなりました。

 吹き出しました。
1)そのようなメールが本当に来たこと
2)本当にメールが来たとしてその内容が「堀江ガセネタメール」のような虚偽ではなく事実であること
の証明はこの松竹駄文において何ら行われていません。何せ「その人物の名前」等、具体性は皆無です。
 「面識のない方」なのに松竹がそのメール内容を信用した理由(松竹が裏取り調査でもしたのか?)も不明です。
 「そんなメールはなく松竹のデマ」「本当にメールはあったが内容が虚偽」の可能性が否定できない。
 こんな文に何か意味があると本気で松竹が思ってるなら「バカ」としか言いようがない。
 党内は勿論党外(マスコミや立民、社民、れいわなど野党各党など)からもまるで相手にされず「よほど精神的に追い込まれて錯乱してるのか?」と疑いたくなります。
 なお「除名撤回のために立候補」が仮に「事実」としても「除名撤回を公約に掲げて立候補」を意味するかどうかはこの松竹文章では不明です。単に「除名撤回を目的に立候補(但し、得票に響くことを恐れて除名撤回の考えは公約には掲げなかった)」かもしれない(松竹はその辺りを曖昧にごまかしていますが)。
 もし「除名撤回を公約に掲げなかった」のであれば「27%」は当然ながら「松竹への支持」を意味しません。まあ、仮に「除名撤回を公約に掲げた」支持だとしても「27%」が事実なら「松竹の除名が1月の党大会で撤回されないことはほぼ確定」です。まさか「1月の党大会」までにその状況が変わるとも思えない(というか舌先三寸ですらそうした事態を「1月までに打開して除名撤回を目指す」と言えない松竹の体たらくですが)。
 というか「除名が撤回されないこと」を見越して「少数でも俺には党内に支持者がいる」という「言い訳」の意味合いでの駄文でしょうね。
 何せ

ほとんどの支部党会議では、こういう気概のある人はでてこないのでしょうが、そういう人がいればこれくらいの割合で私への支持があるのかと思うと、少し胸が熱くなりました。

と松竹は言いだしていますし。
ほとんどの支部党会議では、こういう気概のある人はでてこないのでしょうとは事実上「1月の党大会での除名撤回を諦めた」と認めてるのも同然の文章です。党大会に出てくるのは「各支部から選ばれた代議員」ですので。
 というか「たとえ少数でも俺には支持者がいる(松竹)」という言い訳をしていいのなら日本共産党だって「国会や地方議会に一定の議席保有できるだけの支持者がいる」のですが。松竹が「たとえ少数でも俺には支持者がいる」と強弁しても「それは日本共産党だって同じですよね。そして日本共産党の方があなたより支持者が明らかに多いですよね(嘲笑)」という反応が来ると気づいてないのなら哀れです。

 なぜ幹部の防衛を特別に重視するかについて、事務所などと異なり「(幹部は)失ってしまったら取りかえしがつかない」からだと書きました。しかし、党首公選が定着して、党首は替わるものだという考え方も定着していくなら、幹部も「失ってしまったら取り替えができない」というものではなくなっていく可能性はあります。

 おいおいですね。ならば「大統領公選制の米国」において「リンカーン」「ケネディ」が暗殺されたことは「副大統領が大統領に昇格するから何の問題もない(なお単なる偶然だがどちらもジョンソン副大統領)」のか。「党首公選制」の自民において「岸田襲撃事件」で仮に岸田が死んだとしても何の問題もないのか。護衛は必要ないのか。 
 当たり前ですがそんなバカなことは誰も言わない。公選制だろうが何だろうが「幹部は替えが効くもの」ではない。
 こういう「誰が考えてもおかしい寝言」が平然と言える松竹の神経を疑います。

 なぜ「赤旗政治部長の中祖氏は、篠原氏*3の「党攻撃」に反論できないのか

 以前も書きましたが「反論できない」のではなく「篠原が『無名のデマ右翼』として世間に相手にされてないから相手にしない」だけの話です。「マスコミが松竹をもはやオワコン扱いして報道しないこと」や「松竹の本を文春がもはや出さないこと」と話は同じです。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメント」しか掲載しないくせに「自由な言論」と抜かす松竹の虚言癖には心底呆れます。


『戦争はどうすれば終わるのか?』を刊行予定 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 以前も書きましたが「松竹記事」に関係なく「戦争はどうすれば終わるのか」が「始まった戦争はどうすれば終わるのか」を意味するならば、私見を書けば
1)一方の軍事的勝利
2)外交交渉による終戦、停戦
のどちらかしかないでしょう。この場合「個別具体的な議論(例:ウクライナ戦争をどう終わらせるか)」はできても「始まった戦争をどう終わらせるのか」について一般的な議論はできないかと思います。
 なお、「戦争はどうすれば終わるのか」が「戦争のない世の中にするにはどうすればいいか」を意味するならば、それについては「軍縮」「国家間の友好関係の構築」など「戦争回避の様々な策を打っていく」位しか俺には回答はありません。
 「戦争のない世の中にするにはどうすればいいか」については「一挙に解決する策」などなく「戦争回避の様々な策を打つこと」による積み重ねでしか問題は進まないと思っています。

*1:言ってることが意味不明です。「少数意見が選ばれない(落選する)」のは国会や地方議会の選挙でも同じです。選挙制度や候補者の数にも寄りますが、「27%」の得票で落選する国会や地方議会の議員候補も当然いる。それとも松竹は共産党の代議員選出システムが「衆院小選挙区」のような死票の多い「反民主的システム」とでも言いたいのか。但し、仮にそうだとしてもそれは「民主集中制」とは関係のない話でしょうが。

*2:偉そうに「少数意見の尊重」とほざく松竹が「衆院小選挙区死票が多いこと」をどう思うのか聞きたいところです。

*3:1960年生まれ。セクハラで議員を辞任した筆坂秀世参院議員(1948年生まれ)の元秘書。2004年に除籍。篠原名義の著書に『日本共産党噂の真相』(2020年、育鵬社:『いますぐ読みたい日本共産党の謎』(2009年、徳間書店)の加筆修正版)、『北朝鮮拉致問題を正しく理解するためのチュチェ思想入門』、『中国が仕掛ける「シン・共産主義革命」工作』(以上、2021年、扶桑社)。古是三春(ふるぜ・みつはる、ソ連の軍人ミハイル・フルンゼから命名)名義の著書に『ノモンハンの真実』(2018年、光人社NF文庫)(篠原常一郎 - Wikipedia参照)