リベラル２１ 松竹除名に足を取られた共産党‐―友人へのメール（阿部治平）
「友人へのメール」という構成を取ってるだけで実際にはこんなメールを送る党員の友人など阿部にはいないでしょうがそれはさておき。
リベラル21と阿部治平のバカさに呆れる（2023年2月15日分） - bogus-simotukareのブログでも突っ込みましたがまた「松竹除名をネタにした共産党への悪口雑言」です。阿部治平と言えば「毎度毎度リベラル21ではリベラル２１ 悲しみはそれに倍する憎しみを呼ぶ――新疆の泥沼化、リベラル２１ どうしてこうなるのか――チベットの騒乱などの中国への悪口とリベラル２１ 「わたしは共産党の党首になる！」――共産党の論争、リベラル２１ 自然死への道――共産党の論争（続）などの日本共産党への悪口しか書かない（党外の共産支持者を自称しながら共産党を褒めたことが一度もない、『共産を含む野党共闘の支持者』とはいえ、むしろ共産支持を自称しない三春充希氏の【特集】第26回参院選（2022年）共産党――リベラル左派浮動層の解明｜三春充希(はる) ⭐未来社会プロジェクト｜noteの方が阿部よりもよほど共産に好意的でしょう）」ので予想の範囲内ですが。
リベラル21と阿部治平のバカさに呆れる（2023年2月15日分） - bogus-simotukareのブログで書いたことの繰り返しになりますが、「また日本共産党への悪口かよ、それがお前等の表看板である軍縮、護憲、共生とどうつながるんだ？」「松竹が安保右翼だって事を分かってるのかよ？、軍縮、護憲を自称してる癖にあんなのを手放しで褒めていいのか？（とはいえ、中国の軍事的脅威を云々する反中国・阿部に限ればとても護憲、軍拡の立場とは思えませんが）」「共生を看板に掲げながら未だに荒井元秘書官の差別発言を批判しねえのかよ、どんだけLGBT問題に興味関心ねんだよ（呆）」ですね。
それはともかく
党内では松竹除名を支持する党員が比較的多いと思う。というのは、共産党は１９６０年代、７０年代入党の老党員が大きな割合を占めている。彼らは「党の決定を無条件に実行し、個人は組織に、少数は多数に、下級は上級に、全国の党組織は党大会と中央委員会の指導に従わなければならない*1」という、レーニン由来の「鉄の規律」で教育されているからだ。
という阿部の決めつけにまともな根拠があるとはとても思えません。
党支持者（党員に限らない）に松竹除名を支持する人間が多い*2としたらその理由は（思いつくままに書きますが）
1）いきなり党外に話を持ち出した上に態度が喧嘩腰な松竹に「何故党内にまず話を持ち出さないのか」「党外に持ち出すにしてももっと穏健な態度で話ができないのか」「党に対する故意の挑発か？」と不快に思うから
2）松竹の物言いに「党に対する敵意、憎悪」を感じても奴の言う「党への愛」をかけらも感じないから
3）「党首公選制があれば立候補する」と言う松竹の物言いに「最善の候補を擁立したいと何故言わない」「自分が最善だという気か！」という自己顕示欲、思い上がりを感じて不快だから
4）松竹の安保論が「右翼的」で護憲に反すると思うから
→「護憲」を表看板に掲げるリベラル21が「松竹の安保論」についてまるで論じないこと（まあ、阿部はその口ぶりから現実的安保施策として肯定するようですが他のメンバーがどういう立場かは不明）には心底呆れます
5）党内にまず話を持ち出さなかったくせに「私の安保の考えは志位氏と変わらない」と強弁する松竹に「だったら志位氏に進言しろよ？」「お前進言しても採用されないと思ってただろ？」「それのどこが『変わらない』なんだよ？」と不快に思うから
6）党外に話を持ち出した上に「野党共闘を推進するため、安保論を主張した」を連呼する松竹に対して、結果的には「泉立民や市民連合などは松竹の党批判に呼応しなかった」とはいえ、「泉立民や市民連合と手を組んで、『野党共闘』を錦の御旗に党の安保政策変更を執行部に強要する気だったのか？」と疑うから
7）党首公選制をいたずらに賛美し、党首公選を理由に泉立民どころか、安倍自民まで美化するから
8）「党首選挙立候補」云々とほざきながら話すことは「ほぼ安保限定」で「医療、介護、年金問題」「環境問題（温暖化対策、脱原発、SDGs（持続可能な開発）など）」「教育問題（高等教育無償化など）」「経済問題（物価高への対応など）」「ジェンダー平等（男女間賃金格差是正、LGBTの権利擁護など）」などは論じない松竹がまともに「党の将来」「日本の将来」を考えてるとは思えないから
でしょう（というか、上記が俺の考えでもありますが）
それにひきかえ自民党は、「安倍晋三は国賊だ」と罵倒した元行政改革担当相の村上誠一郎氏を党の役職停止１年間という処分にとどめた。安倍晋三氏をめぐる世評の動きをよく読み取っていると思う。
おいおいですね。「村上の処分」が「松竹除名よりマシ」とは呆れて二の句が継げません。
そもそもそれは「安倍晋三氏をめぐる世評の動きをよく読み取っている」等という話ではなく「村上を除名しても後釜がいない（村上以外の人間を自民が擁立しても当選の可能性が低い）」と言う話でしょう。要するに「郵政選挙・刺客候補」によって自民を追放された「郵政民営化反対派」野田聖子などが「結局復党していること」と同じ話です。
党中央と異なる意見を発表した人をいきなり除名
いきなりではなくまず規約と綱領からの逸脱は明らか/――松竹伸幸氏の一連の言動について/赤旗編集局次長 藤田健（2023.1.21）で警告していますが。その警告を無視して松竹が居直ったから「除名に話が進んだ」にすぎません。
なお、「共産党の高齢化、議席減」を云々する阿部ですがリベラル21と阿部治平のバカさに呆れる（2023年2月15日分） - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが
1）社民党やれいわ、国民民主に比べれば支持率、議員数とも共産の方が大きい。共産より議席や支持の多い「自民」「維新」は右翼政党であり、最大野党「泉立民」も維新にすり寄る今「日本最大のリベラル、左派政党は共産党」であり、阿部は共産に悪口する前に日本に「共産を超える規模のリベラル、左派政党が今や存在しないこと（昔は社会党があった）」を恥じるべき（俺は勿論恥じています）
勿論こうした事実は「（直近の参院選で議席減した以上）過大評価は禁物」ですが、阿部やリベラル21の否定的評価に比べたら「リベラル、左派の共産評価が高いこと」を示しています。阿部らの酷評が正しければ共産はとっくの昔に「その政策上、立ち位置が共産に近い」社民やれいわに支持を奪われて社民やれいわを下回る支持率や議席になっていたでしょう。社民は「社会党時代の蓄積（党員、党所属議員、労組の支援等）」を立民に奪われた上、その穴埋めができなかったこと、その後は、衰退する社民党を見限った支持層が共産やれいわの支持に移行し、共産やれいわにまで支持層を奪われたらしいこともあって既に世論調査での支持率が、調査によっては「共産、れいわ」どころか「参政党やNHK党以下の存在」に成り下がっています（例えば三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト on Twitter: "政党支持率の平均（10％未満拡大） 2月24～26日に実施された日経新聞の世論調査を反映しました。各社世論調査の平均は、無党派層36.3％、自民33.7％、立憲7.5％、維新5.8％、公明3.8％、共産3.1％、国民1.9％、れいわ1.7％、参政0.9％、NHK党0.6％、社民0.2％です。 https://t.co/ktJAtwxVSs" / Twitter参照）。
2）共産が「吉良佳子氏（1982年生まれ、参院議員、党青年・学生委員会責任者（党常任幹部会委員兼務））」「山添拓氏（1984年生まれ、参院議員、党政策副委員長（党常任幹部会委員兼務））」など若手を登用し、また寄稿者にも
新刊紹介：「前衛」2023年3月号（副題：買い物難民問題に絡めて松竹を批判する） - bogus-simotukareのブログ
◆論文『自由、平等、友愛を犠牲にする生活保護』の桜井啓太氏（1984年生まれ、立命館大准教授）
など「できる限り若手登用に努めてる」のに対し、「70歳以上の高齢者（岩垂弘、田畑光永*3：1935年生まれ、坂井定雄*4：1936年生まれ、広原盛明*5：1938年生まれ、阿部治平：1939年生まれ、盛田常夫：1947年生まれ）が寄稿者」で若手登用に努力する気がまるでないらしい阿部やリベラル21には「高齢化云々」等という資格はかけらもない
でしょう。
なお、阿部記事には
https://bogus-simotukare.hatenadiary.jp/entry/2023/03/02/062632であなたへの批判を書いたのでお知らせしておきます。どうせ掲載拒否でしょうが。それにしても共産党への悪口が岸田政権批判よりそんなに重要ですか？。
あなた方「リベラル21」のような反共分子には心底呆れます。
＞ぼくらは何十年ぶりかで共産党支持をやめるか、それとも引き続き支持するか、ここは思案のしどころだ。
「共産に悪口しかしない」、およそ支持者とは思えない（そもそも本当に選挙で共産に投票してるかどうかも怪しい）反共分子の「あなたと類友」に支持者面されても迷惑です。「いつまでも支持者面するな」「そもそも本当に支持者なのか？（虚言では？）」と言いたい。
と投稿しました。どうせ掲載拒否でしょうが。
