今日の産経ニュース(2023年12/31日分)

【ニッポンの新常識】安倍元首相を失った「日本の変化」に不安 確かな後継者育てていれば ケント・ギルバート - 産経ニュース
 「育てる能力がなかった」のか「意思がなかった(何時までも自分が派閥の権力者でいたかった)」のか、後継者を育てなかったのは安倍自身だし、安倍存命時にはそんなことは言わなかったくせに良くも言ったモンです。

 安倍氏が健在ならば、これほど財務省が幅を利かせていないはずだ。

 安倍政権時に「5→8%」「8→10%」の消費税増税がされたのによくも嘘がつけたもんです。

 ジャーナリストの岩田明子氏は夕刊フジ(12日発行)で、安倍氏が2021年11月に初めて派閥会長となった後、翌年2月にその状況を知り、「このような方法は問題だ。ただちに直せ」と会計責任者を叱責していたとリポートした。

 勿論、岩田の主張には何の根拠もない(岩田以外にそんな主張はない)し、仮に事実だとしても「外部に公表しなかったこと」は事実隠蔽以外の何物でもない。


【主張】研修に教育勅語 問題視するのは的外れだ - 産経ニュース
 天皇家崇拝の教育勅語が、民主主義の観点から批判されるのは当たり前であり、産経の時代錯誤には心底呆れます。
 勿論そうした批判は何ら「左翼偏向」ではない。教育勅語を擁護するのは極右だけでしょう。
 「フランス、ドイツのような共和制国家」は勿論、今時、王制でも「サウジアラビア等のような王族が未だに政治的実権を握る国」はともかく「英国、デンマークなど」はこの種の非常識(国王崇拝)ではないでしょう。

参考

[B! 教育勅語] 【主張】研修に教育勅語 問題視するのは的外れだ
◆morimarii
 「皇運とは日本の国運そのもので」なんでだよ(呆れ)
◆quick_past
 「ナチはいいこともやった」レベルのあほさ
◆Kouboku
 毛沢東語録の方がためになるよ。冗談とかではなくてマジで。
◆lady_joker
全体主義の背骨として使われた歴史がある」「この程度の内容は別の教材で教えられる」「教育勅語をあえて使用することに、教育効果ではなく思想的な目配せが感じられる」の三点で使うべきではないと考える
◆sonhakuhu23
 教育勅語の大部分は古代中国の儒教からの引用で、中国を敵視している産経新聞なら、「いつまで日本は中国の呪縛に囚われているのだ!とうの昔に唾棄されたものを、ゾンビのように復活させるな!」と主張すべきでは。
◆dd369
 産経はあえて逸らしてるんだろうけど「国民は天皇のために死ね」というのが教育勅語。問題視しないほうが問題。
◆coper
 「普遍的な徳目」といいつつ日本古来の徳目とか「皇運とは日本の国運そのもの」とか、ヘンテコな理屈を展開するいつもの産経新聞
◆hobbling
 右の人が教育勅語を広めたがるのは、天皇の命令である「勅」であるため。憲法で定められた国民の主権を奪い天皇の命令=勅に従う臣民に戻すのが目的。内容自体はどうでもいい

【参考:毛沢東語録(毛主席語録)】

10.党委員会の指導
◆大きな誤りをおかしたことがなく、その上、仕事の面で非常に大きな成果をあげた人でも、おごりたかぶってはならない。

11.大衆路線
◆大衆の利益、大衆の経験、大衆の気分、これらすべては、指導的幹部がいつも注意を払わなければならないことである。

17.人民に奉仕する
◆われわれは、謙虚で、慎重で、おごりをいましめ、焦りをいましめ、誠心誠意、中国人民に奉仕すべきである
◆われわれの責務は、人民に対して責任を負うことである。1言1句、1つ1つの行動、1つ1つの政策がすべて人民の利益にかなっていなければならないし、もし誤りがあれば、必ず改めなければならない。これが人民に対して責任を負うということである。

22.思想方法と工作方法
◆世の中のことは複雑で、いろいろな要因によってきまる。問題は、一面的からだけ見るのでなく、いろいろな面から見なければならない。

24.誤った思想をただす
◆仕事が非常に大きな成績をあげたとしても、うぬぼれたり、思いあがったりして良い理由はどこにもない。謙虚は人を進歩させ、うぬぼれは人を落後させる。

27.批判と自己批判
◆成果があがると、すぐ自己満足するようなことが決してあってはならない。ちょうど、清潔を保つために、ほこりを落とすために、毎日顔を洗い、毎日掃除しなければならないのと同じように、自己満足を抑え、常に自分の欠点を批判すべきである。
◆誤りをおかしたならば、改めることが必要で、改めるのは、早ければ早いほどよく、徹底的であればあるほどよい。

28.共産党員
◆何でも、自分の頭で綿密に考え、それが実際と合致するかどうか、本当に道理があるかどうかを考える必要があり、絶対に盲従すべきではなく、絶対に奴隷主義を唱えるべきではない。

33.学習
◆状況はたえず変化しており、自分の思想を新しい状況に適応させるには、学習をしなくてはならない。
◆学習の敵は自己満足である。