今日の産経ニュースほか(2024年1/12、1/13日分)

中村メイコさん死去、またひとり「昭和九年の会」の灯が…日本芸能界支えた顔ぶれ - 産経ニュース
 昭和九年会 - Wikipediaに「昭和九年会(1976年(昭和51年)に結成)」メンバーの名前が挙がっていますが「天田俊明(俳優*1)」「筒井康隆(作家)」の他は故人です。既に会は機能してないのでしょう(なお、1934年(昭和9年)生まれでも参加してない芸能人もおり、女性芸能人は中村メイコしか参加してない)。


安倍派幹部の立件断念へ 会計責任者との共謀、立証困難 地検特捜部 | 毎日新聞

 会計責任者との共謀の立証が困難との見方を強めている模様だ。

 「リクルート事件でも中曽根前首相(中曽根派領袖)、竹下首相(竹下派領袖)、安倍自民党幹事長(安倍派領袖)、宮沢蔵相(宮沢派領袖)といった大幹部は軒並み不起訴」「加計疑惑で訴追ゼロ」「一番最近の自民党大物政治家(大臣や党三役経験者)訴追が日歯連疑惑(今から約18年前の2004年)の村岡兼造*2(但し、派閥会長である橋本*3元首相を訴追しなかったことで検察は「橋本をかばって村岡を人身御供にした」とむしろ批判された)」の検察では「予想の範囲内」とはいえ「おいおい」とげんなりしますが、仮に報道が事実だとしても「刑事責任の追及が困難=政治責任、道議責任がない」わけではないし、「会計責任者が勝手にやった」の言い訳を許さないための「連座制の制定」、「実態のない架空パーティーを不可能にする法規制(具体案が思いつきませんが)」「企業・団体によるパーティー券購入禁止(勿論個人名義を借りた脱法行為も厳しく処罰、企業・団体はパーティー券以外の方法のみで献金)」などやるべきことは勿論多数あります。


【風を読む】天皇系図はなぜすごいか 論説副委員長・川瀬弘至 - 産経ニュース
 「126代にわたる御位が綿々と、正統に継承されてきたこと(いわゆる万世一系)」がスゴイという産経ですが「神武」等、最初の方は「実在が明らかに怪しい」し「大友皇子弘文天皇)(即位説と即位否定説がある)」「南北朝期の天皇」の扱いによって「代数が変わってくる」のに良くも言ったモンです。


大津市長選14日に告示 維新は候補擁立断念、現新一騎打ちか - 産経ニュース
 「警戒は必要」ですが、維新の力が「大阪以外」ではまだ取るに足りないことが分かるニュースではあります。


京都市長選の維新候補者、村山祥栄氏の推薦取り消しへ 政治資金パーティーが実態に伴わず - 産経ニュース

 維新は村山氏*4がこれまでに開催した政治資金パーティーに関し、参加者がいないなど実態が伴っていない可能性があると問題視。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件も踏まえて取り消しを判断したとみられる。
 村山氏は国民民主党京都府連と、新党「教育無償化を実現する会」からも推薦を受けている。

 あの「不祥事常習」維新が「不祥事を理由に公認取り消しの見込み」とは意外です(追記:マスコミ報道に寄れば国民民主と前原新党も取り消す見込みとのこと)。記事が事実ならば、「他陣営に比べ村山の当選可能性が低い」「村山が敗北して維新の面子を傷つけるリスクを犯してまで、疑惑が浮上した村山を公認する必要はない(むしろ自民のパーティー疑惑を追及しづらくなる不利益が大きい)」とみたか?
 選挙(2/4)まで1ヶ月を切っている中、新候補を立てることは困難(また仮に立てても勝利が当然、困難)でしょうから「自主投票」あるいは「今から自民、公明、立民との相乗りor二之湯元府議支援」か、はたまた「自主候補擁立をそれでも行う」のか(共産支援があり得ないことだけは確かですが)。
 アンチ維新として個人的には「維新全面撤退」が有り難いですが(追記:マスコミ報道に寄れば維新と前原新党は「自主投票(全面撤退)」、国民民主は自公、立民との相乗りの見込み)。
 いずれにせよこれは「他陣営(自民・公明・立民相乗り、二之湯元府議、共産系)」には当然有利に働くのではないか。

*1:代表作であるTBS『七人の刑事』(1961~1969年)メンバー(他は芦田伸介城所英夫佐藤英夫菅原謙二、堀雄二、美川洋一郎(後に美川陽一郎に改名))のうち、唯一の存命者

*2:1931~2019年。宇野内閣郵政相、海部内閣運輸相、自民党国対委員長(河野、橋本総裁時代)、橋本内閣官房長官自民党総務会長(森総裁時代)を歴任(但し訴追時点では政界引退、一方、橋本氏は衆院議員)

*3:1937~2006年。大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相等を経て首相

*4:京都市議。「地域政党・京都党」元代表