◆黒坂ツイート
黒坂真
朝鮮学校への補助金増、無償化適用を主張する日本共産党、左翼人士の皆さんは、チュチェ思想を進歩的思想、朝鮮労働党を平和勢力*1と見ていると考えられます。
勿論そういう話ではなく
1)「問題点があるにしても」民族教育の場として評価している
2)問題点を云々することは「教育内容への行政の不当介入になりかねないのですべきでない(朝鮮学校以外の学校に波及する危険性もある)」
と言う話にすぎません。
実際、日本国内において「是非はともかく」多くの「アンチ北朝鮮情報(ミサイル開発や拉致への非難など)」が流れる中、朝鮮学校内で仮に「北朝鮮礼賛」をしたとしても*2そんなことは「形骸化」してるでしょう(やっていいとまでは言わないが、やっても大して意味も無い)。
例えば「創価高校(創価学会)」「幸福の科学高校(幸福の科学)」といった宗教系高校への「高校無償化」は勿論「創価学会、幸福の科学」を「進歩的宗教」扱いしてるという話ではない(まあ霊言という明らかなデマをやってる幸福の科学高校を無償化対象にしていいのか、個人的には疑問を感じますが)。朝鮮学校無償化論も話は全く変わらない。
それにしても、黒坂らウヨが酷いのは朝鮮学校に悪口するだけで「韓国学校支援」「日本の公立学校に民族教育(朝鮮・韓国語教育)が受けられる場を作る」等という話を全くしないことです。ウヨ連中が敵視してるのは「朝鮮総連」だけでなく「民団」も同じだと言うことがよく分かります。
まあ、黒坂らウヨが民族教育に冷たいのは在日だけでなく「アイヌ語教育」なども同じですが。
黒坂真
宮本徹議員。フィンランドはNATOに加盟しました。日本共産党の平和理論では、フィンランドは戦争勢力です。フィンランドの国会議員の皆さんに、貴国は戦争勢力になりましたね、と言うべきではないですか。言えないなら、米国との軍事同盟によりロシアによる攻撃を抑止する事を支持するべきです。
◆宮本徹*3
フィンランドの国会議員のみなさんが国会を訪れ、社会保障・子育て支援について懇談しました。先方は女性議員が多数ですが、日本側は全員男性。他国の国会議員のみなさんと懇談するたびに、ジェンダー平等の遅れを痛感します。
「フィンランドに女性議員が多いから何だ、問題は議員の質だ。男性議員が多くても何ら問題ない」なら「主張の是非」はともかく、宮本ツイートと「かみあっています」がまるきり言いがかりですね。
この黒坂の屁理屈なら「フィンランドに女性議員が多いこと」に限らず「ドイツの脱原発」であれ、何であれ「共産党に限らず」、NATO批判の立場に立つ人間は「NATO諸国を一切評価してはならない」と言う意味不明なことになります。
黒坂真
安倍総理が国会で、日本共産党は暴力革命論の政党だという答弁をしたそうです。志位和夫委員長はこれを強く批判していますが、第八回大会で日本共産党は「敵の出方論」を採択しています。日本共産党はこれを撤回する決定をその後していませんから、安倍総理の国会答弁は適切です。
「敵の出方論」の是非はともかく、あれは「ピノチェトクーデター」のような非合法な手段を用いて権力が共産弾圧に動いた場合は「武力闘争の可能性を排除しない」というものであり、勿論、安倍の答弁はデマ中傷でしかない。
大体「大阪(維新)、岩手(小沢一郎)など自民が弱い地域限定」とはいえ、大阪市長選では共産の支援を受けたし、過去の陸前高田市長選においては「アンチ小沢一郎」を理由に「中里長門共産市議(後に市長)」を候補に担いだくせによくもいったもんです(自共共闘 - Wikipedia参照)。
日本では「弾圧された反体制派による武力闘争の可能性」などほぼ皆無とは言え、例えば、ミャンマーでは「軍の武力弾圧」に対して現実に民主派は武力闘争しています。そしてさすがに黒坂も「ミャンマーの武力闘争」を否定しないのではないか。
なお、以前も書きましたが、やはり敵の出方論には「ピノチェトクーデター(1973年)」のような「現実に起こった弾圧行為」が影響してることは間違いないでしょう。
普通に考えて「自民党と財界の癒着」なのに良くもふざけたことが言えたモンです。
自民党が「万年与党」であるから無担保で貸してるにすぎない。暴れん坊将軍など「時代劇」で「商人と幕閣(老中、若年寄など)が癒着してる」のと何ら変わりない。「世界の多くの国(例:米国)」のように「政権交代が頻繁にあれば」自民党だけに無担保貸し付けなどしないでしょう。
しかも「返済資金のメイン」は「税金(政党助成金)」と「大手銀行を含む企業の献金」なのだから、まともな意味で「返済してる」といえるのかどうか。