今日もkojitakenに悪口する(2024年1/23日分)

共産党員除名 大山県議「排除より包摂を」 田村氏から非難も「後悔ない」(カナロコ) - kojitakenの日記
 むしろ田村氏に対する「不当な言いがかり」の方がハラスメントだと思いますし、「排除より包摂」つうなら「埼玉県川口市クルド人問題(産経が【「移民」と日本人】病院でクルド人「100人」騒ぎ、救急受け入れ5時間半停止 埼玉・川口 - 産経ニュース(2023.7.30)、【「移民」と日本人】<独自>不法滞在のクルド人男性に埼玉県の大野知事が感謝状 難民申請中に100万円寄付 - 産経ニュース(2024.1.22)、
【「移民」と日本人】クルドの祭りに「県の公園貸すな」 音楽が「テロ賛美」指摘も、トルコがPKK支援団体指定 - 産経ニュース(2024.1.23)等で露骨にクルド差別を扇動)」等「他の問題でも論じろ」と思いますが、それはさておき。
 「反党行為」まで「多様性」として包摂する必要が何処にあるのかと心底呆れます。
 あえて言えばこうした物言いは「排外主義を認めること(例:未だに杉田水脈をかばう自民)も多様性」等と強弁する一部のウヨと何が違うのか。認めるべきでないものを排除するのは当然の話です。

 田村氏は「あまりにも党員として主体性、誠実さを欠く発言だ」として大山氏の発言を強く批判

 そりゃ「私は松竹氏が正しいと思う」ではなく「マスコミの批判でイメージが悪くなってる」と言えば「マスコミに付和雷同するなんて主体性、誠実さが欠けてる」「マスコミが判断基準なのか」と大山氏が非難されるのは当然です。勿論「私は松竹氏が正しいと思う」でも「別の意味」で批判されますが。
 これについては以下も紹介しておきます。

赤旗松竹氏除名は当然/党大会討論で意見相次ぐ2024.1.18
 松竹氏の処分を決定した京都南地区の河合秀和委員長は「いまの発言は容認できない。処分は適切に行われた」と反論。東京の中野顕・新宿地区委員長も「(発言に)驚いた」「松竹氏の著作も読まずに(党の対応を)批判するのはどうか」として、著作の内容が綱領と規約の根幹を破壊する攻撃だと批判しました。
 中祖寅一*1赤旗政治部長は、神奈川の同志の同調的発言は、「除名は問題だ」としながら何が問題かを全く明確にしていないと批判。
 「除名は対話の拒否だ」などとする主張に対し、対話を拒否し、党外から出版によって党攻撃をしたのは被除名者自身だと述べました。

 党大会直前の1月11日、7人の党員が匿名で会見し、そのなかの一人の女性は党内でハラスメントが横行していると訴え、「被害者を泣き寝入りさせることが常態化している」「公党として人権意識のアップデートを求める」と発言しました。

 「除名の恐れ」を理由に、匿名で、顔写真掲載も拒否したが故に「(善意に理解すればマスコミ記者には党員であることが確認できたのかもしれないが)本物党員か読者には確認できず」従って世間からはほとんど相手にされてない連中をkojitakenもよくもここまで高評価できるモンです。主張も「5W1Hに具体性皆無」ですし。「実名を出すと除名される恐れがある」と言えば「ろくな根拠も出さずに党に悪口していい」と思ってるなら勘違いも甚だしい。あえて言えば「エセ党員の疑い」が否定できません。

 田村氏は委員長就任早々、志位和夫らに忖度したか強要されたかは知らないけれども「やらかして」しまった。

 id:kojitakenの「出世する女など所詮、偉い男性にへいこらする生き物だ」という女性差別者ぶりが露呈してるように思いますね。
 何を根拠に「田村氏の自発的言動ではない」と決めつけるのか。
 なお、kojitakenは「田村に甘い」と悪口するのでしょうが以下の通り、何もマスコミも「田村に悪口」ばかりではない。

赤旗希望ある党の政策伝えたい/田村委員長就任後メディア初出演/TBSラジオ2024.1.20
 田村智子氏は同日夕、TBSラジオ「荻上チキ*2・Session」に出演し、就任後初めてメディアで今後の抱負などを語りました。
 荻上氏が「政治資金のあり方についてどう向き合うか」と質問すると、田村氏は「腐敗の温床となっているのが、企業・団体献金だ。全面的禁止を国民の世論を背景に実現したい」と答えました。

赤旗論拠ある追及期待/田村新委員長に田中優子氏/TBS番組2024.1.22
 21日のTBS「サンデーモーニング」で、日本共産党の大会で田村智子さんが初の女性委員長に就任したことが取り上げられました。
 番組では、田村さんが安倍晋三首相(当時)をただした参院予算委員会の映像が流され、「『桜を見る会』疑惑を厳しく追及したことでも注目される」と紹介。
 田中優子*3法政大学名誉教授・前総長は「最近、大企業(日本航空)の社長さんも、こういう党首も、どんどん女性になっている。*4」と指摘。「共産党といえば、『赤旗』が調査報道をきちんとやっていて、今度のパーティー券問題も、『赤旗』がスクープをして、それからスタートしている。『桜を見る会』の追及もしているので、そういう意味で、調査報道や論拠ある追及というものを、これからも期待したいと思います」と話しました。

 また以下の通り、田村氏にエールを送る方もいらっしゃる。

岡野八代*5
 大変な重責を担われることとなるのだと推察しております。役職を果たすために、多くの支えが必要になろうかと思います。心よりエールをお送りいたします。今後のご発展を期待しています。新しい委員長の誕生にわたしも元気をいただきました、ありがとうございます!

平野啓一郎*6
 田村さんに期待しています。

 大山県議を除名などしたら、共産党は取り返しのつかない大ダメージを受けるに違いない。

 大山氏が「党大会での問題発言(小生はkojitakenと違い、松竹を擁護する彼女の発言には心底呆れています)」にとどめるのならば「党大会で直接苦言を呈したこと」で田村氏もそれ以上何もしないでしょう。しかし松竹の反党行為に今後、同調するようならば除名もあり得るでしょう。問題は田村氏よりも今後の大山氏の振る舞いにあります。

 強権発動をちらつかせる(ましては発動する)ような真似は絶対に止めるべきだ。

 「大山氏の主張は間違いだ」と言っただけで「強権などそもそもちらつかせてない」ので言いがかりも甚だしい。

*1:党中央委員

*2:「ストップいじめ!ナビ」代表理事。著書『ネットいじめ』(2008年、PHP新書)、『検証東日本大震災の流言・デマ』(2011年、光文社新書)、『いじめを生む教室』(2018年、PHP新書)等

*3:著書『江戸の想像力』(1992年、ちくま学芸文庫)、『江戸の恋』(2002年、集英社新書)、『樋口一葉「いやだ!」と云ふ』(2004年、集英社新書)、『江戸はネットワーク』(2008年、平凡社ライブラリー)、『未来のための江戸学』(2009年、小学館101新書)、『春画のからくり』(2009年、ちくま文庫)、『江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか?』(2010年、小学館101新書)、『江戸百夢:近世図像学の楽しみ』(2010年、ちくま文庫)、『グローバリゼーションの中の江戸』(2012年、岩波ジュニア新書)、『張形と江戸女』(2013年、ちくま文庫)、『カムイ伝講義』(2014年、ちくま文庫)、『芸者と遊び』(2016年、角川ソフィア文庫)、『江戸とアバター』(2020年、朝日新書)、『布のちから』(2020年、朝日文庫)、『苦海・浄土・日本:石牟礼道子・もだえ神の精神』(2020年、集英社新書)、『遊廓と日本人』(2021年、講談社現代新書)等

*4:これについては2つの大きな組織のトップが女性に交代したのも、時代の変化なのだろう(日本航空と日本共産党) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)を紹介しておきます。

*5:同志社大学教授。著書『法の政治学』(2002年、青土社)、『シティズンシップの政治学(増補版)』(2009年、白澤社)、『フェミニズム政治学』(2012年、みすず書房)、『戦争に抗する』(2015年、岩波書店)、『ケアの倫理:フェミニズムの政治思想』(2024年、岩波新書)等

*6:1999年に『日蝕』で芥川賞受賞。著書『私とは何か』(2012年、講談社現代新書)、『「カッコいい」とは何か』(2019年、講談社現代新書)、『本の読み方』(2019年、PHP文芸文庫)等